2011年1月25日火曜日

チーズに中毒性か?モルヒネ成分が影響

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もしやチーズには惑溺性が? 場合によってはモルヒネ成分が子どもに影響も...
2011.01.24 23:00 [0] [0]

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いまさらという感じの情報でもありますけどね...

すでに1980年代には明らかになっていたそうですが、ギズ読者の皆さまはチーズに若干ながらモルヒネの成分が含まれているのをご存知だったでしょうか? そうそう、あの強力な鎮痛薬のモルヒネです。牛乳にも母乳にも入ってるんですってね!

とりわけ牛乳に含まれるタンパク質のカゼインは、チーズになると、ちょっとした惑溺(わくでき)性も認められる鎮痛作用をもたらす成分へと変化し、もし腸内で分解されたカソモルフィンが体内に吸収されたりすれば、これはモルフィネの麻酔効果と同等の働きをしたりもするそうですよ。チーズの食後40分くらいに最も強力な効果が出ると述べている学者だっているんだとか。まぁ、通常は腸から体内奥深くに吸収されて影響を及ぼすほどの量ではないみたいですけどね~

ただし、こういった理由から、まだ腸内での分解能力などが十分でない乳幼児にチーズは禁物だったりもするようです。大人でも、あんまりチーズの食べ過ぎはよくないってことなのかな?


[Care2]

Kat Hannaford(米版/湯木進悟)

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http://www.gizmodo.jp/2011/01/post_8366.html