2008年3月21日金曜日

イラッとくる他人の行動No.1

http://career-cdn.oricon.co.jp/news/51721/full/
「割り込み乗車」、

イラッとくる他人の行動No.1
( 2008年02月05日 12時00分)

 毎朝の通勤ラッシュは乗っているだけでヘトヘトになるほど過酷なもの。混雑した車内で他人の行動につい「イラッ」としてしまった経験がある人も少なくないのでは? そこでオリコンでは「電車やバスでの通勤中、イラッっとくる他人の行動」について、1都6県に住む20代~40代の働く男女にアンケート。【乗車時にちゃんと並ばず、割り込んで乗車】(65.2%、複数回答可)というマナー違反に“イラッとくる”人が最も多いという結果となった。

 1位だった【乗車時にちゃんと並ばず、割り込んで乗車】には、「あり得ない。真面目に列に並んでいる人をバカにしている」(東京都/30代/女性)と憤慨する人が多数。「きちんと整列しているにもかかわらず割り込まれると整列している意味がない」(神奈川県/20代/男性)と、せっかく並んでいるところをヒョイッと抜いていくルール違反には、「自分勝手すぎる」(神奈川県/30代/女性)といった声も。

 そして2位【携帯電話で話している】(57.1%)「大抵、そういう人の声は大きいので」(埼玉県/40代/女性)、4位【知り合い同士、大声で話している】(41.3%)「混雑している中で、耳の側で聞く他人の盛り上がり話はつらい」(千葉県/30代/女性)、5位【ヘッドホン・イヤホンからの音漏れ】(40.6%)「中途半端にベース音だけが漏れてきてうるさい」(神奈川県/40代/女性)など、“音”に関することも多くランクイン。耳栓でもしないかぎり防げない“音”だけに、ウンザリしてしまうのも納得だ。

 また、3位【足を広げて座席に座っている】(52.9%)、6位【電車のドア付近に立って、降りる人の邪魔になっている】(40.5%)8位【鞄・リュックなどを手に持たず、背中に背負ったまま】、【新聞・雑誌などを広げて読む】(31.3%)など、狭い車内でジャマになる行動も“イラッっとくる”人は多いようで、「これが正にKY(空気が読めない)だから」(千葉県/40代/男性)という声も寄せられた。

 その他、7位【化粧をしている】(32.4%)など、直接他の人に迷惑がかからなくても「人が化ける過程を見たくない」(千葉県/20代/女性)、「同じ女性として恥ずかしい」(埼玉県/20代/女性)という声が寄せられた今回のランキング。気持ちのいい通勤時間を過ごすためにも、乗車マナーは大切に!

(2008年1月28日~1月31日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員で、1都6県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)に住む、会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員・派遣社員の20代、30代、40代の男女、各200人、計1,200人にインターネット調査したもの)

2008年3月18日火曜日

【舌下減感作療法】花粉症の根治療法

スギ花粉症の根治療法 “舌下減感作療法”とは?

http://news.livedoor.com/article/detail/3554066/

2008年03月18日09時50分 / 提供:livedoor

この1~2年、スギ花粉症の治療に改善を期待できるという新しい治療法が普及しつつあるそうだ。それは「SLIT(サブリンガル・イムノセラピー)」と呼ばれるいわゆる「舌下減感作療法」だ。

「(SLIT)舌下減感作療法」とは、抗原となるエキスを注射する「減感作療法」を、注射を行わず舌下から吸収させる方法で行う免疫療法。「減感作療法」自体については抗原となっているスギ花粉エキスを何度も体内に注射し、花粉に対する免疫を作っていく方法で、これまでも行われてきたが、

1.長期にわたって頻繁に注射を受けに病院に通わなくてはならない
2.アナフィラキシーなどのショック症状を引き起こす可能性がある
3.スギ花粉以外のエキスが標準化されていないために複数のアレルギーを持つ人には効果が得られにくい

などの要因から、あまり普及はしてはいなかったようだ。
ところが、これが3~4週間に一回の通院だけで、あとは自宅で簡単に続けられて、ショック症状を引き起こすこともない、となったらスギ花粉症の人なら誰でも一度は試してみたくなるのではないだろうか?

現在「世界保健機関(WHO)」も花粉症治療のひとつとしてこの「(SLIT)舌下減感作療法」を推奨している。具体的には舌下に含んだパンの小片にエキスを垂らして2分程度待って飲み込むだけという非常に楽な治療法だ。舌下から吸収するのはリンパ節に近く、そのリンパ節にはアレルギー反応に関係のある免疫機能があるために鼻やのどなどの免疫細胞に集中的に働きかけて効果が高いとされているとのこと。

ただし、今のところスギ花粉(ヒノキにも効果があるとも言われている)に限定されていることと、2年程度は続けなくてはならないこと、また一部の病院でしか取り扱いが無く、保険適用外なので自費診療とのことで費用がけっこうかかる。

この治療法はこれからの花粉症の治療法のひとつとして普及し、いずれは保険で治療がうけられるようになる日が来るかもしれないが、花粉は今日にでも飛んでくる。目下、私たちが今すぐに花粉に対抗できる方法としては、花粉対策グッズなどをフル活用して対処するしかなさそうだ。

チバビジョン株式会社から発売されている「デイリーズアクア」はたんぱく質などの汚れを寄せ付けない「非イオン性」の1日使い捨てタイプのコンタクトレンズで、しかもレンズの素材自体がたっぷりの潤いをもたらすという高含水レンズだ。このレンズは通常の「イオン性」のコンタクトレンズと違い、涙の中に帯電しているたんぱく質などの汚れを引き付けにくく、その付着量は「イオン性」に比べて1/300*とのこと。たんぱく質などのアレルゲンがつきにくいので、花粉症のコンタクトレンズユーザーにとってはぜひ使ってみたいレンズだ。現在「イオン性」のコンタクトレンズを使用している方は眼科医に相談しながらこの「非イオン性」の1日使い捨てタイプを使ってみるのもひとつの手。快適なコンタクトレンズライフで春を楽しく迎えたい。【PR記事】提供:チバビジョン(株)

*たんぱく質の付着量を比較 佐野研二「あたらしい眼科17(7)2000 日コレ誌学会誌42:68-73、2000

販売名:フォーカス デイリーズ 承認番号:21000BZY00068000

・コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の検査・処方を受けてからお求めください。
・コンタクトレンズをご使用の前には、必ず添付文書をよく読んで、使用方法を守ってください。
・目からはずしたレンズは再使用しないでください。

■製品に関するお問合せ先
チバビジョンダイヤル(24時間365日対応)
0120-389103(ミワクノヒトミ)

・デイリーズ アクア-チバビジョン
・花粉症対策特集2008

2008年3月14日金曜日

悪魔のアマゾンと役立たずな法律

ウィッシュリストを変更して個人情報がすべて見られる状態にしたAmazonが話題になっているが、その応対や責任感も救いようがないということがわかった


この高木浩光さんという人の書く記事はずっと昔、十数年前から参考にしていて、
技術者のオナニー、妄想が入った独り言をぶつぶつ毒吐きしているというのと違って、本当に役に立つ記事・研究を発表しているのでいい。


ちなみに自分はプロバイダやアカウントを定期的によく削除、変更をしているがAmazonのアカウントはログインできなくなっているだけで2003年のものから削除したしたはずのすべてのアカウント、ウィッシュリスト、リストマニア、レビューが閲覧できる
自分が削除を申し出たとき、『アカウントを削除すればそれらはすべて削除されますのでデータは見れなくなります』と説明を受けていたのに嘘を言っていたことになる。事実、今でも見られている
それどころか、アカウント名を『削除中』としていたのに去年、突然更新されアカウント名が『楽しい』さんになっている
そんな状態なのでレビューとかおすすめの点数とかアマゾンがいじっているので一切参考にしないようにしていただきたい
少なくとも、自分が削除したアカウントのレビュー、お勧めの点数はアマゾンによって2007年に変えられている
アカウントを削除してログインできなくなったのが2003年なので2006年に内容を書き換えることなどアマゾン社以外にはできない

とんでもない会社だ


http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20080312.html
2008年03月12日
■ Amazonはやっぱり怖い そろそろ使うのをやめようと思う


今は朝6時。数時間前、寝ようとしたころに大騒ぎになっていた。

密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?, CNET Japan Staff BLOG, 2008年3月12日

これはひどいことになった。HATENA Co., LTD. では暗号解読の本をお求めのようだった。

幸い私は、ウィッシュリストを空にしていたので、何も見られることはなかったが、自分のAmazon登録メールアドレスを入れると、氏名と「茨城県」などの情報が表示された。(メールアドレスも非公開のものを使っているが、ワイルドカード指定もできたようなので、どうなっていたかわからない。もっとも、私は実名を隠していないが。)

そもそも何年か前、この「ウィッシュリスト」なるサービスが始まったとき、やたらウイッシュリストへの登録が促されたので、てっきり「あとで買う」みたいな機能かと思って、何だったかを登録してしまった記憶がある。何分かかかって、これが他人に公開するための機能だと気づいて、リストからあわてて削除した。そのとき説明が悪すぎると感じたのを思い出した。先週から「ほしい物リスト」という名前に変更したそうだが、さらに誤解する人が続出するのではないか。1クリックで登録してしまうようだし。

Amazonはオープン当初から使っているが、他にも嫌な経験をした。「マーケットプレイス」は使わないようにしていたが、在庫がなくAmazon外の業者から買わざるを得ず、初めて利用したとき、Amazonから「評価してください」というメールが来たので、コメント付きで評価を記入したところ、実名でそのコメントが公開されてしまった。これが私としたことが予想外だった。何をすると何が起きるかの説明が足りていないのではないか。

注文履歴を全部消去したいのだが、可能なのだろうか? 9時になったら電話してみよう。2000年からの注文履歴が今も全部閲覧可能になっているのが嫌だ。
■ Amazonは注文履歴の消去を拒否、アカウント閉鎖後もデータは残る


今は夜。今日、amazon.co.jpのカスタマーサービスに電話して、注文履歴を消してくれないかと相談してみた。そのときのやり取りは次のようになった。


私: 注文履歴を削除したいのですが、どうやったらいいでしょうか?

アマ: はい、大変申し訳ないのですが、注文履歴自体の削除というのは当サイトの方でも、システム上できかねますのでー。

私: え? できないんですか?

アマ: はい。

私: どうやっても消えないんですか?

アマ: そうですね、あのー、別アカウントを作成していただくか、もしくは、アカウント自体を閉鎖していただく必要というのはございます。

私: アカウントを閉鎖すると、データは消えるんですか?

アマ: あのー、そのご注文のあるアカウントにサインインできなくなりますのでー、

私: データが消えるかと聞いてるんですよ。

アマ: データはですね、取引上の記録となりますので、まずあの、完全な削除というのは承っておりません。

(以下略)


そこで、東京都消費生活総合センターに電話して相談した。やり取りはおおむね次のようになった。


私: ネットショップを利用していまして、Amazonという。これは過去に買ったものの記録が全部残っているわけですね。

東京都: はい。

私: で、8年前から使っていたわけですけども、全部記録されていて、

東京都: Amazonの方にということですか?

私: そうですね。自分で見たりできるんですけども。今朝、Amazonで情報流出事故が発生したので、怖いと思いまして、

東京都: はい。

私: 全部消して欲しいというふうに電話したんですが、消すことはできませんと、いうふうに言われました。それは何か法律上、対抗措置というのはないんでしょうか。消して欲しいという。

東京都: あー、でいないと言われましたかー。

私: はい。

東京都: そうですかー。Amazonさんてけっこうお客さまの数、多ございますよね。個人情報保護法という法律がございまして、その法律に拘束される事業者さんというのは、過去6か月において5000人以上の事業者さんに当たるんじゃないかと思うんですね、Amazonさんは。

私: ええ。

東京都: なのでー、その法律によれば、お客様の方からですね、消してねと言われたときには、きちんとした対応をする責務があることになっています。

私: はあ。

東京都: それで、対応について、法律上問題があるかどうかについては、私どもではなくですね、内閣府の国民生活局個人情報保護推進室というところが対応いたしますので、そちらの電話番号が(略)でございますので、そちらに苦情を入れていただけますか?

私: はい。そのようにいたします。


というわけで、内閣府国民生活局個人情報保護推進室に電話することになった。やり取りはおおむね次のようになった。


私: 東京都の消費生活センターに電話したらこちらに相談するようにと言われまして、

内閣府: 東京都の消費生活センターですか?

私: はい。

内閣府: こちらでは法律の解釈についてしか相談を受けれないんですが、それでよろしいでしょうか?

私: ええ。何があったかといいいますと、ネットショッピングの、Amazon.co.jpというサイトがありますが、ここが今朝、個人情報を流出させる事故が発生してネットで騒ぎになっているんですけども、

内閣府: あ、そうですか。

私: 私も心配になりましたので、こんなサイトに自分の情報が預けてあることがですね、なにぶん開店当初から使っていまして、8年分のいろんな買った物のすべての履歴がそのサイトには残ってまして、実際こう、自分で過去の履歴が見れる状態なんですね。

内閣府: 自分で自分の過去の履歴を見れると。

私: はい。しかし今朝起きた事故のようなことを考えれば、いつそれが流出するかもわからない、という心配になりましたので、過去の自分の買った物の履歴ですね、これを消してほしいと、いうことをAmazonに電話しまして、求めたところ、できませんと、言われました。

内閣府: 自分の履歴を削除してくれと言ったら、できないと言われた。

私: はい。アカウントごと停止にすることはできるというので、停止だっていうんですね、削除ではなくて、ログインできなくすることはできるけども、データは消すわけじゃないと、言うんですよ。

内閣府: はい。

私: それは困ると。流出したら困るから、消してほしいと言っているわけだから、それじゃ困りますと、データを消してほしいと言ったところ、それはできないことになっていますと、言うんですよ。それは、個人情報保護法的におかしいんじゃないかと、

内閣府: えっとまああの……、インターネットのアレですよね、ちょっとお待ちくださいね。

(オルゴール)

内閣府: お話はとてもよくわかったんですけどー、個人情報保護法上ではー、そういう、あのー、Amazonさんの方が、間違ったことを言ってないんですね。

私: ほう。

内閣府: この法律上は、25条、26条、27条といろいろ、開示とか訂正とか利用停止とかあるんですけども、何か例えばですね、全部消去とか削除とかしてしまって、後から問題が起きて裁判になったときに、それの証拠がなくなるってことなんですよね。

私: はあ。

内閣府: それで、ログインできないようにすることならできますよっていう、Amazonさん側の言い分は、間違ってないと思われます。

私: つまり、そういった情報は削除を求めることは、

内閣府: できないですね、法律上は。

私: へー。何の役にも立たない法律ですね。

内閣府: ……。何かそのことで裁判とか起きたときに、

私: でも普通、履歴なんて何年も10年も保管するものですかね?

内閣府: まああの、利用停止っていうことで、利用停止を求められればいいと思いますけども、Amazonさん側に対して。

私: たとえば、10年も保存する必要ってあるんですかね、何か裁判上の都合で。

内閣府: いやーちょっとその年数はわからないんですけども。はい。その事業所事業所のことなので、たとえば電話会社なんて莫大な情報になるのでたぶん長く持ってないと思いますし、

私: はい。

内閣府: まあ、その事業者、事業者の判断でやっていることだと思います。

私: ははあ。なるほど。個人情報保護法では何ら拘束力がないと。

内閣府: そうですね、だから利用停止ってことで、

私: 削除って何かありませんでしたっけ?

内閣府: 間違ったことを訂正して消してもらうってことはできても、

私: はあ、なるほど。

内閣府: こちらでは法律の解釈しか言えなくって、もし個々の苦情処理の窓口が、認定個人情報保護団体というのがあるので、データ通信協会というのがあるので、もし、よかったら電話番号ご紹介しますけども、

私: あー、データ通信協会ねえ。まあ聞いてみましょうか。


というわけで、データ通信協会に電話した。


私: 今、内閣府の個人情報保護推進に電話したところ、個別の案件についてはこちらへということで、紹介いただいたんですけども、個人情報保護に関する相談窓口ということで、こちらでよろしいでしょうか?

デー: はい。

私: 何があったかと言いますと、Amazon.co.jpというネットショップがありますけども、今朝(略)8年間買ったもののすべてがいまも蓄積されていて(略)

デー: ちょっとお待ちくださいね、えーと、こちらはああの、電気通信関係の認定個人情報保護団体ということで、Amazonさんというのは、対象事業者になっていないんで、

私: ああー、そうですか。内閣府国民生活局個人情報保護推進室から言われたんですけどね、

デー: あの、こちら電気通信関係のですね、

私: ようするに、内閣府の紹介は間違いだったということですよね。


というわけで終了。

次に、他に使っているネットショップはどうかなということで、同じく8年間愛用してきた、ソニースタイルに聞いてみた。

ソニースタイルも、購入履歴を見ると8年前まで全部の記録が閲覧できるようになっている。「記録を消してくださいと言えば消してもらえるんでしょうか?」と問い合わせたところ、「専用書類を用意しているので、そちらに記入して提出いただければ一切の情報を削除する」とのことだった。

ちなみに、それをやってしまうと、せっかく貯めたスター(長期利用者の指標値)もリセットになってしまうわけで、本当にさよならするときまで断行できない。

私が思い描く理想的なネットショップ像としては、1年くらいで古い購入履歴が自動的に消えていくようになっていて欲しいものだ。8年も前の履歴が残っていて、意味があるのかわからない。

ここ数年で思い知らされているように、情報はいずれ流出する。どんなに守っても、漏洩しないかどうかは確率的な事象であり、あらゆる情報が流出する可能性はいくらかずつ存在している。そんな世の中なのだから、無用な情報はどんどん消していくのが正解ではないだろうか。

日本で本格的なネットショップが登場して、まだ8年しか経っていない。もうすぐ10年の節目を迎えるわけだけども、今後も20年、30年と永遠に注文履歴を蓄積し続けていくつもりなのだろうか。

これまでは、とりあえず消さないで行くという方針だったのかもしれないが、そろそろ考え方を変えて、情報を消していくことによる安心を提供するという、新しい理念に基づいたネットショップが登場してもよいころではないだろうか。

■ Amazonで私の情報は私の意志に反してどう表示されていたか{注:ここに画像}

私は、数年前に、ウィッシュリスト機能がamazon.co.jpに追加されたころ、初めて「ウィッシュリストに追加」ボタンを見たとき、何だかわからずにボタンを押した。ボタンを押した後の画面を見てもそれが何なのかよくわからなかったが、少し調べて、「家族や友人に」限定して公開されるわけではなく、全世界に公開されるものだと気づき、リストに追加してしまった商品を削除した。そして、そのままにした。その後、ウィッシュリストは触らないようにしていた。

そして今朝、騒ぎを見て、「ほしい物リスト」に改名されたウィッシュリストで、自分のメールアドレスを入力して検索してみると、以下の画面が現れた。

図1: 2008年3月12日早朝の時点での私のウィッシュリスト{注:ここに画像}

ここで、氏名が2か所で表示されている。1つは「作成者」とある部分の氏名で、もうひとつは「お届け先住所」とある部分の氏名と都道府県である。

私は上のエントリにも書いたように、昨年、やむを得ず「マーケットプレイス」を初めて使った際に、Amazonから来た「評価してください」というメールに従ったところ、評価コメントが実名で書き込まれてしまった。(このとき、プレビュー画面さえなく、いきなり書き込まれた。)修正することも消すこともできず、その件は諦めるしかなかったが、このとき、「こんにちは、高木浩光 さん。」と表示される部分の氏名については、仮名に変更していた。

それなのに、ウィッシュリストで表示される「作成者」の名前は、以前のままだった。つまり、アカウント設定画面で設定する名前とは別に、ウィッシュリストの作成者名も管理しないといけないわけだ。

INTERNET Watchの記事には次のように書かれているが、それは事実誤認である。

Amazonの「ほしい物リスト」が初期設定で公開される仕組みが話題に, INTERNET Watch, 2008年3月12日

このうち、商品と作成者名は、リストを公開していれば誰でも表示されるが、誕生日、自己紹介、届け先住所については、ほしい物リストの設定を変更しなければ表示されない。メールアドレスについては、自己紹介欄に記載していなければ公開されることはない。

自分で設定しなければ公開されないと書かれているが、私は何も設定していないのに、「お届け先住所: 高木浩光 - 茨城県」と表示される状態になっていた。

たしかに、今、新しいアカウントを作成して確かめてみたところ、アドレス帳を設定したうえで、ウィッシュリストに商品を追加しても、ウィッシュリストの「お届け先住所」は「登録情報がありません」となる。

おそらく、ウィッシュリスト機能が追加されたばかりの数年前の時点では、ウィッシュリストに一度でも何か追加した人は、自動的に「お届け先住所」が公開される実装になっていたのではないか。それがその後、誰かから苦情があったのか、これではまずいと運営者が気づいたのか、「お届け先住所」を初期設定で公開とするのはやめたということではないだろうか。

そうであれば、その変更をした時点で、既に登録済みになっている利用者達について、強制的に設定を変更するなり、利用者に事情を告知するなり、運営者は対応をとるべきだったはずだ。そういう連絡をもらった記憶はない。

朝日新聞の報道によると、アマゾンの広報はこう釈明しているそうだ。

アマゾン「ほしい物リスト」、他人に丸見え 本名も表示, 朝日新聞, 2008年3月12日

サイトを運営するアマゾンジャパンの広報担当者は「公開になるという説明は、必ず目につくような場所につけている。設定の変更もできるようになっている」と説明。「そもそも、ほしい物リストは、アメリカの文化で、友人や家族にプレゼントして欲しいものをあらかじめリスト化する習慣に合わせてできた機能。公開して使うことが前提になっている」としている。

「ウィッシュリスト」を見に行かない限り、その説明を見ることはない。

こんな対応をする連中が運営しているサイトなんか危なっかしくて使っていられない。米国の amazon.com では、Wish list の初期設定は「非公開」になっており、「Make this list public」というボタンを押さない限り公開されることはない。米国の amazon.com は10年以上前から使っているが、確認したところ、私の Wish listは非公開になっていた*1。

アカウントを停止すると、それこそ何もできなくなる恐れがあるのでこのままにするが、これ以上、注文履歴を増やさないようにしようと思う。(amazon.comは使うけど。)

*1 同姓同名の人がいるようだ。Blade RunnerのDVDをご所望のようだが、それは私ではない。

2008年3月11日火曜日

失明から視力回復が可能に

2008年03月11日 18時09分00秒

失明しても再び視力を取り戻すことが可能に

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080311_implant_eye/

仕組みとしては、バイオ電子工学によって作られた人間の髪の毛ほどの幅しかないコネクターを持つインプラント装置を使い、見えているイメージを脳に送信するというもの。これは過去20年間の技術を結集させたもので、目に直接入れることができるほど小さいのが特徴。これによって、段々視力が失われて盲目になった場合は、視力を取り戻すことが可能になるそうです。

詳細は以下。

Eyes on prize: Visionary device gives hope - BostonHerald.com

High-tech retinal implant: How it works, how it's evolved - BostonHerald.com

これはV.A.医療センターで行われており、失われた視覚を取り戻す世界中にある22種類のプロジェクトのうちの1つであるボストン網膜移植プロジェクトの成果。このインプラント装置は目玉の中に侵入するわけではなく、目玉の後ろにある網膜のさらに後ろへ注入され、発信器として働きます。この発信器は電池式のカメラとそれを動かすバッテリーに接続されており、チタンで包まれたチップから細胞経由で脳の視覚的な部分へデータを送信し、「見える」ようにすることができるらしい。

効果が期待できるのは加齢黄斑変性症と色素性網膜炎の2種類が原因の失明で、視神経細胞を以前に持っていたことがある人だけ。生まれたときから盲目の場合や緑内障では残念ながら適用できません。これは、脳および完全な視神経細胞として機能する視覚的な受容器を持っていることが前提であるため。

開発にこれだけの期間がかかった理由としては、小さいだけでなく、防水でなおかつ腐食などにも耐え、さらに目の中で10年以上もの間、動き続けなくてはならなかったため。永久に動き続けるバージョンはこの夏に完成予定。

このインプラント装置によって完全に視力を回復することはまだ無理ですが、周囲の環境を把握できる程度の視力は戻るようです。これによって、杖を使って歩く必要が無くなり、来たことのない未知の環境でも問題なく歩くことができるようになるそうです。最終的には人間の顔やいろいろなものの詳細を識別できるレベルにまで高める予定。

なお、実際に人間に外科手術を行って適用するのは後数年後になるとのことです。

2008年03月11日 18時09分00秒 in メモ Posted by darkhorse

■失明・治療関係のメモ
15年間の失明から回復、自身の左目の幹細胞を右目に移植 2009年12月28日月曜日
歯を目に移植し視力回復、失明治療に成功 2009年9月17日木曜日
失明から視力回復が可能に 2008年3月11日火曜日
失明治療を可能に 理化学研究所 2008年2月5日火曜日
網膜再生し失明も治療可能に 理化学研究所 詳細記事 2008年2月5日火曜日

■色覚・色弱に関するメモ
色覚障害のサルの遺伝子治療に成功-全ての色を識別可能に 2009年9月17日木曜日
色覚異常(色弱)を遺伝子注入で治療-わずか1週間で 2009年9月17日木曜日

■眼に関するメモ
緑茶が眼病予防にも効果 2010年2月26日金曜日
「円偏光」を感知できる特殊生物、シャコ 2008年4月1日火曜日
プール後の洗眼は悪影響、角膜損傷へ 2008年3月21日金曜日

2008年3月10日月曜日

ウィルソンからスピーカーの新製品

ウィルソンオーディオから新製品登場
アレクサンドリア2と、ウォッチ2がモデルチェンジ



http://www.ohbashoji.co.jp/products/wilson/x-2/
ツイーターモジュールのエンクロージャー素材に同社としては初めて100%X材を使用したモジュールとなっている




http://www.ohbashoji.co.jp/products/wilson/watch/
また、WATCH System Series 2 に合わせて、組み合わせるウォッチドッグもWATCH Dog Series 2 にモデルチェンジし、パッシブタイプに変更された

価格はX-2 Alexandria Series 2のスタンダードが税込み\21,756,000
ウォッチシリーズはおおむね110万円から120万円以上、大場商事の価格表参照のこと

音の悪いチタンはやめてほしい
最善はB4C、
だが三菱ダイアトーンが他社へ供給するとは思えないから次善の策でマグネシウムかダイアモンドツイーターにしてほしい

ビタミンEでガン低下どころか癌発生率3割上昇

A risk of the vitamin E.
It does not decrease a cancer incidence.
Rather a cancer incidence rises 30%

ビタミンEサプリメントで肺癌(がん)リスクが上昇(2008.3.10掲載)
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1147&Itemid=37

ビタミンサプリメント(栄養補助食品)に肺癌(がん)の予防効果はなく、むしろビタミンEを摂取することで肺癌リスクが高まる可能性のあることが、米医学誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine」3月号で報告された。 米ワシントン大学(シアトル)肺疾患・集中治療医学のChristopher G. Slatore博士らは、4年間にわたるビタミンとライフスタイルに関する研究(VITAL研究)に参加したワシントン州の男女約7万8,000人(50~76歳)を対象に、マルチビタミン、ビタミンC、ビタミンEおよび葉酸のサプリメント摂取習慣と肺癌の発症を検討。研究期間中に521人が肺癌と診断された。

研究では、これらビタミンサプリメント摂取による肺癌リスク低下に関するどのような証拠も認められなかった。喫煙や家族歴、その他の肺癌の予測された危険因子に加え、ビタミンEの摂取と肺癌発症率との間にわずかではあるが統計学的に有意な関連性が認められた。ビタミンE摂取量が1日100mg増加するごとに、肺癌リスクは7%上昇しており、このことは毎日400mgを摂取すれば、10年でリスクが28%上昇することを意味する。

米国癌協会(ACS)のEric Jacobs氏は「ACSでは悪性腫瘍予防のためのビタミンサプリメント使用は推奨していない。最良の肺癌予防法は禁煙だが、禁煙できない人は、肺癌のリスク増大との関連が示されているβ(ベータ)-カロテンサプリメント摂取を避けるべき。ただし、喫煙歴のある人ではニンジンやエンドウなどカロチノイドの豊富な野菜の摂取でリスクが低減するという証拠がいくつかある」と述べている。

英ロンドンに拠点を置くヘルスサプリメント情報サービス(HSIS)のスポークスマンのPamela Mason氏は、この知見について「驚くに値しない。ビタミン類は、健康を維持し、ビタミン不足を予防する働きを持つ必須栄養素。癌などの慢性疾患予防を目的に使用するものではない」という。

米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)家庭・予防医学部准教授のEdward Gorham氏は「ビタミンDを研究した結果、大腸(結腸)癌、乳癌、卵巣癌に対する予防効果、さらに肺癌に対しても中等度の効果が認められたが、サプリメント摂取によるものではなく日光によるもの。日光を浴びることにより体内でビタミンDが生成される」と説明している。(HealthDay News 2月28日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=613028

2008年3月9日日曜日

オヤイデ新製品 電源ケーブルZXシリーズ

PA-23 ZX オヤイデ新作電源ケーブル 2008年3月21日登場
PA-22 FX(メガネ型)も新製品に変わるか?



しかしまあ、今の風邪はとことん具合が悪いこと。3日間寝てたがぜんぜんよくならない
それどころかさらに体調が悪くなっていってる


http://oyaide.com/catalog/latest_news.php?news_id=265
PA-23 ZX 3月21日よりスタイリッシュになり登場します

電極部の素材はP/Cシリーズ同様、リン青銅にメッキは「PA-23」に最適な「銀+パラジウム」のコンビネーションメッキを採用し、バフ研磨による平滑処理。

さらに、プラグのモールディング部は、PP(ポリプロピレン)樹脂+PbフリーPVCの2層構造を採用。不要バイブレーションの軽減と電気特性の向上にに大きく貢献します。

4種類の異なるコンパウンドの採用により実現されたトラクション・コントロールそしてフレキシビリティ。

銅箔、半導体カーボンコンパウンドによる2レイヤー・ノイズプロテクションシステム。

7本の理想的な配分構造で、密度とフレキシビリティを両立させたPCOCC-Aマルチストランディング・ストラクチャー。

先進性と創造性を併せ持つテクノロジー、更に素材、構造のすべてに妥協を許さない強い意志とスピリットから生まれるオリジナルな世界観と魅力。
PA-23 ZXはE(電気安全法)という厳しい条件の下、パフォーマンスと安全性を驚異的な次元で両立しています。
お買い求め・詳細は、下記商品名よりショッピングページにてご参照下さい。
PA-23ZX 1.3m
PA-23ZX 1.8m
PA-23ZX 3.0m
[ 2008年3月 6日 木曜日 ]


http://oyaide.com/catalog/products/p-3302.html
電源コード - オーディオ用製品 - 電源アクセサリー
PA-23 ZX 1.8m

メーカー名:オヤイデ電気
希望小売価格 12,348円(税込み)
定価:15,435円(税込み)
割引率:20%

一口メモ:
圧倒的なパフォーマンスとクオリティ
「PA-23 ZX」がよりスタイリッシュになり登場!

電極部の素材はP/Cシリーズ同様、リン青銅を採用。
また、メッキは「PA-23」に最適な銀+パラジウムにバフ研磨による平滑処理。
プラグのモールディング部は、PP(ポリプロピレン)樹脂+PbフリーPVCの2層構造を採用。
E(電気安全法)という《注:PSEの脱字か》厳しい条件の下、パフォーマンスと安全性を驚異的な次元で両立。

ケーブル(PA-23)
4種類の異なるコンパウンドの採用により実現されたトラクション・コントロールそしてフレキシビリティ。
銅箔、半導体カーボンコンパウンドによる2レイヤー・ノイズプロテクションシステム。
7本の理想的な配分構造で、密度とフレキシビリティを両立させたPCOCC-Aマルチストランディング・ストラクチャー。
素材、構造のすべてに妥協を許さない強い意志とスピリットから生まれるオリジナルな世界観と魅力が「PA-23」の優れた基本コンセプトを受け継ぎ、さらにP/Cシリーズで培った経験と良質のマテリアルを加味して誕生したのが、「PA-23 ZX」です。

プラグ部分

ハウジング
2種類の特性の異なる樹脂を選定し、内部発生振動はもちろんの事、外部からの振動にも高い次元でその実力を発揮します。
特に1層目の充填層に投入されたPP(ポリプロピレン)樹脂は、優れた機械特性と電気絶縁性を併せ持ちます。
「PA-23ZX」はその優れたトラクションコントロールにより、ダイレクトな感覚と精密性を失わず、軽快さと優れたレスポンスを提供します。

メッキ
「PA-23 ZX」を仕上げるためには、メッキの下地処理から始まり、パーツとして打ち抜かれた素材は、機械的にバレル研磨されその後、
人間の手により1つ1つバフ研磨を施し、鏡面仕上、そしてダイレクトメッキ。
更に、「PA-23 ZX」は、数十種類に及ぶメッキを徹底的にテストし、銀+パラジウムというコンビネーションを選定。
1層目の銀は1.5μ、2層目のパラジウムは0.3μの厚みで施しました。

ブレード
「PA-23 ZX」のブレードには高伝導性を有し、且つ十分な機械的特性を兼ね備えているリン青銅を使用。
さらに差込ピン形状にも、オヤイデ電気らしいオリジナリティが加味されて、タイプ・コンタクトは、強靭なホールド感と、安定した接触を実現。

仕様
線材 PCOCC-A 2.0Sq(7/7/0.23)
構造 3芯キャプタイヤ構造
外径 11.1mm
プラグ部分メッキ 1.5μ銀メッキ下地+0.3μパラジウムメッキ仕上げ
定格 125V / 15A E 準拠
定尺 1.3、1.8、3.0m

もっと詳しい情報は、この商品のウェブページでご覧ください。

この商品は 2008年3月21日 金曜日 に入荷予定です。


http://www.oyaide.com/audio/audio_products_files/pa23_fx.htm
PCOCC-A導体

千葉工業大学の大野教授によって考案されたOCC製法。
これは鋳型を加熱し鋳造することにより、単結晶状の銅線を製造できると言う画期的な方法で、この製法を用いた銅線をいち早く製品化しPCOCC(単一方向性結晶無酸素銅線)として市場に送り出したのが古河電工でした。
PCOCCは高純度無酸素銅は不純物が極めて少なく、伝送ロスが発生しにくい素材ですが、更に単一結晶状の銅線とすると、信号方向を横切るような粒界がない性質を有します。

このPCOCCを更に進化させた形がμ導体。PCOCCを一定の条件で加熱・冷却し、組成をコントロールしながら再結晶させたμ導体。結晶構造が縦方向に形成された後、改めて外側から内側に向けて結晶が形成されます。その結果、結晶構造が「密」となり、より不純物の少ない銅線が出来ます。

そしてμ導体を製造する工程で、より高度な加熱・冷却の温度コントロール管理をし、導体の鏡面仕上げを行い、さらに進化させたのが「PCOCC-A」なのです。世界最高水準の精錬・伸銅・製線技術で作られる「PCOCC-A」。そこには、日本が誇るクラフトマンシップが集結されているのです。

製品仕様
 PA-23 ZX
線材 PCOCC-A 2.0Sq(7/7/0.23)
構造 3芯キャブタイヤ構造
外径 11.1mm
プラグ部分メッキ 1.5μ銀メッキ下地+0.3μパラジウムメッキ仕上げ
定格 125V / 15A E 準拠
定価
 1.3m ¥13,000-(¥13,650-税込)
 1.8m ¥14,700-(¥15,435-税込)
 3.0m ¥18,900-(¥15,435-税込)
発売日 2008年03月21日