2009年7月28日火曜日

インテルの新型SSD X25-M G2に不具合、出荷停止

インテルの新型SSD X25-M G2に不具合、出荷停止

http://japanese.engadget.com/2009/07/27/ssd-x25-m-g2/
by Ittousai Jul 27th 2009 @ 3:40AM

ランダムアクセスがさらに速くなったインテルのメインストリーム SSD X25-M G2は22日の発売以来各所で人気商品となっていますが、初期ロットにありがちな不具合が見つかったようです。カスタムPCショップ Puget Systemsによると、インテルは現在各店舗に対して在庫の出荷を差し止めるよう要請しているとのこと。理由は一部の条件でデータが破損する不具合が含まれていることが分かったため。

不具合が起きる条件は、「BIOSでHDDパスワードを設定したのち、変更または無効に設定を変更した場合」のみ。インテルは現在この問題を解決するファームウェアアップデートを用意しており、インテルからの出荷はこのアップデートが適用されるまでしばらくのあいだ中断される見込みです。不具合の詳細やファームウェアアップデートについては現在インテルに問い合わせ中。「お店で見つけたら、即買いですよ。」という非公式な独り言に従ってすでに快速を満喫しているかたはとりあえずBIOS HDDパスワードを使わない・変更しないようにして続報をお待ちください。

2009年7月23日木曜日

有望視される新しいアルツハイマー病の治療法

筋萎縮性側索硬化症・ALSや若年性痴呆が既存薬と市販薬の組み合わせで治療可能なことが発見される 2009年7月13日


米国発ニュース Today's News

(7/23)有望視される新しいアルツハイマー病の治療法

http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20090723hj000hj

 アルツハイマー病の発症および進行にかかわる2つの異なる脳異常について新しい治療法が有望であることが示され、ウィーンで開催されたアルツハイマー協会2009国際アルツハイマー病学会(ICAD)で発表された。

 第一の研究では、dimebolin (Dimebon)と呼ばれる薬剤(※ロシアで臨床応用されている抗ヒスタミン薬)がヒトおよびマウスの認知機能を改善する可能性が示されると同時に、この薬剤がアルツハイマー病の顕著な特徴であるプラーク(老人斑)の主要な構成要素である脳内のアミロイドβ(ベータ)のレベルを増大させることが判明した。世界中の製薬会社が脳内のアミロイドβを減少させる物質を突き止めようとしのぎを削る中、今回の知見は「極めて驚くべきものであり、予想外であった」と、研究著者の米マウントサイナイMount Sinai医科大学(ニューヨーク)アルツハイマー病研究センターのSamuel Gandy博士は述べている。

 この知見から、これまでのアルツハイマー病治療薬やアミロイドに関する考え方が変わってくる可能性があるとGandy氏はいう。dimebolinが脳の過剰なアミロイドを中和して排出させる可能性もあれば、アミロイドがニューロンの中ではなく外側にあることが何らかの利益をもたらしている可能性もある。さらに、「アミロイドβがアルツハイマー病の "主犯格"ではないことも大いに考えられる」と専門家は述べている。

 アルツハイマー病協会のRalph Nixon博士によると、複数の製薬会社がこの薬剤の米国食品医薬品局(FDA)承認に向けて取り組んでいるという。「第3相試験でこの薬剤の効果が裏付けられれば、アルツハイマー病の根本的な原因や発症をもたらす因子について手掛かりを突き止めるための強力なツールとなると思われる」とNixon氏は述べている。

 2番目の研究では、アルツハイマー病にみられる脳の神経原線維のもつれ(tangle)を引き起こす「タウ(tau)蛋白(たんぱく)」を標的とするワクチンが、少なくともマウスで有効であることが明らかにされた。イスラエルの研究グループが、遺伝的に神経原線維のもつれを発症するよう操作したマウスを用いて、3種類のリン酸化タウペプチドまたは短縮型タウ蛋白の併用による免疫処置を実施した結果、神経原線維のもつれに40%の減少が認められ、脳炎症は認められなかった。

 このほか、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)による関連研究では、ビタミンD3をクルクミンと呼ばれるスパイスに含まれる物質と併用することにより、脳のアミロイドβを除去する免疫システムが促進される可能性があることが示され、米医学誌「Journal of Alzheimer's Disease(アルツハイマー病)」7月号に掲載された。

原文
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=629027

[2009年7月15日/HealthDay News]
Copyright (c)2009 ScoutNews, LLC. All rights reserved.

(8/27)治療の困難な依存症患者に医療用ヘロインが有用
(8/27)テレビゲームユーザーの年齢層は意外に高い
(8/20)ウェイトリフティングが乳癌(がん)治療後の腕の腫れを軽減
(8/20)管理職の女性の方がセクハラ被害を受けやすい
(8/13)性ホルモン蛋白(たんぱく)が2型糖尿病の予測因子に
(8/13)新しい点眼薬で緑内障の視力が回復する可能性
(8/6)ティーンエイジャーに対するPapテストに有益性なし
(8/6)小児期に乳製品やカルシウムを多く摂取した人は寿命が長い
(7/30)電子たばこの有害性をFDAが警告
(7/30)緑茶の癌(がん)予防効果の確証得られず
(7/23)有望視される新しいアルツハイマー病の治療法
(7/23)ホルモン補充療法により卵巣癌(がん)リスクが増大
(7/16)低カロリー食で寿命が延びる可能性
(7/16)20代で言語スキルが高い人はアルツハイマー病になりにくい
(7/9)新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違い
(7/9)オンライン遺伝子検査に有益性
(7/2)動物性脂肪の摂取が膵癌(がん)の原因に
(7/2)音楽によって心拍数が変化
(6/25)不妊治療を短縮する新しい選択肢
(6/25)幼児のトイレトレーニングもハイテクで
(6/18)コーンフレークや精白パンが血管内皮機能に障害をもたらし、心疾患リスクを増大
(6/18)厳格な血糖コントロールと心血管障害リスクとの関連性は未だ不明
(6/11)糖尿病診断に HbA1c検査を推奨-国際専門員会
(6/11)生活習慣の改善により癌(がん)リスクを大幅に軽減可能
(6/4)終末期治療の選択にビデオが有用
(6/4)サルがアルツハイマー病にならない理由
(5/28)ダウン症では癌(がん)になりにくい理由が明らかに
(5/28)インフルエンザの予防接種を受けている小児は入院率が高い
(5/21)先進国で未婚で出産する女性が急増
(5/21)癌(がん)のスクリーニング検査が増えるほど偽陽性の確率も増す
(5/14)新型インフルエンザの起源は未だ謎
(5/14)米国初の顔面移植患者が会見
(5/7)少量のワイン摂取で寿命が延びる
(5/7)米国民のFDAへの信頼度は低い
(4/30)患者自身の細胞から透析用の血管移植片シャントを作製
(4/30)眼や髪、肌が黒くても遺伝子変異によりメラノーマリスクが増大
(4/23)癌(がん)治療薬の開発を加速する「第0相」試験
(4/23)幹細胞を用いて成体マウスの卵巣で卵子を形成
(4/16)人は何歳まで働くことができるか
(4/16)ブロッコリーの新芽に胃潰瘍や胃癌(がん)の予防効果
(4/9)ヒトの心筋細胞は再生されている
(4/9)緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失
(4/2)尿検査で不健康な食生活がわかる-尿中カリウム量で判定
(4/2)赤身肉の摂りすぎは寿命を縮める
(3/26)"適度"な運動とは1分間に100歩前後の歩行
(3/26)妊婦でのCTスキャンが増加
(3/19)首回りの脂肪が心血管疾患のリスク指標に
(3/19)オゾン/酸素注入療法が椎間板ヘルニアの痛みを緩和
(3/12)鍼(はり)治療はペットにも有効
(3/12)不況により米国人の睡眠不足が増加
(3/5)減量にはダイエット計画の選択ではなく摂取カロリーを減らすのが一番
(3/5)メディアが癌(がん)患者の治療法選択に影響を及ぼす
(2/26)コーヒーや茶の摂取で脳卒中リスクが軽減
(2/26)更年期症状治療薬に乳癌(がん)再発との関連が認められる
(2/19)風邪ウイルスの遺伝暗号を解読
(2/19)白血病の徴候は診断の数年前に現れる
(2/12)進行癌(がん)に対する抗癌薬の追加併用で状態が悪化
(2/12)高地に住む透析患者は死亡率が低い
(2/5) 減量が太りすぎ女性の尿失禁の症状緩和に有効
(2/5)クロピドグレルとプロトンポンプ阻害薬の併用は心筋梗塞の再発リスクを高める
(1/29)ES細胞を用いた初めての臨床試験をFDAが承認
(1/29)認知症介護者の3分の1が虐待的行為を認める
(1/22)チェックリストで外科手術後の合併症が減少、生存率が向上
(1/22)フラミンガムスコアでは生涯にわたる心血管疾患リスクを予測できない
(1/15)早期の選択的帝王切開は合併症リスクを増大
(1/15)幼児期の心的外傷が慢性疲労症候群に関連
(1/8)骨粗鬆(しょう)症薬が破骨細胞を増大
(1/8)血糖値の上昇が加齢による脳損傷の原因に
(12/25)血糖目標値は勧告改訂後も引き続き有効-米国糖尿病協会などが共同声明
(12/25)低用量の一酸化炭素が脳卒中患者の脳細胞を救う
(12/18)FDAが経口腸管洗浄薬に腎障害リスクの警告表示を要請
(12/18)認知症は死因から見逃されている
(12/11)C型肝炎の維持療法は一部の患者には効果なし
(12/11)偽の幹細胞治療の販売がネットで横行-国際的な利用ガイドラインを作成
(12/4)治療抵抗性高血圧患者の心血管疾患リスク予測には24時間血圧測定が優れる
(12/4)"新鮮な"輸血で癌(がん)患者の生存率が向上
(11/27)ドナーの気管と自分の幹細胞を用いた気管支移植に成功
(11/27)ロボットが高齢者介助を行うようになる日は近い
(11/20)リンパ節注射による花粉症の免疫療法に期待
(11/20)薬剤溶出ステントで生じる問題を回避できる新タイプのステント
(11/13)夜間の人工透析で死亡率が大幅に低下
(11/13)女性の性欲回復にテストステロンのパッチ剤が有効
(11/6)ニコチン依存度の高い喫煙者が増加
(11/6)関節リウマチにより心臓リスクが増大
(10/30)風邪ウイルスの作用が明らかに
(10/30)子宮頸癌(がん)ワクチンの安全性を確認
(10/23)アスピリンや抗酸化物質には心臓発作などの一次予防効果なし
(10/23)脳ニューロンから麻痺した四肢を直接動かすことに成功
(10/16)メタボリックシンドロームで大腸癌(がん)リスクが増大
(10/16)前立腺癌(がん)のマーカーにモルヒネよりも高い鎮痛効果
(10/9)心疾患患者に対するうつ病スクリーニングの必要性をアピール-米国心臓協会
(10/9)癌(がん)患者につけ込む悪徳商法に注意
(10/2)若年女性の早期乳癌(がん)の再発リスクは高くない
(10/2)COPD治療に用いられる吸入用抗コリン薬に心血管疾患リスク
(9/25)簡便な血液検査でアルツハイマー病リスクが判明
(9/25)米国女性の4人に1人が尿失禁などの骨盤底障害
(9/18)口腔内の衛生改善で心疾患を撃退
(9/18)化学療法後の癌(がん)の再増殖の原因が明らかに
(9/11)埋め込み型除細動器はQOLを損なわない
(9/11)高齢の父親から生まれた子どもは双極性障害のリスクが高い
(9/4)耳掃除は頻繁にしない方がよい
(9/4)認知症がなくても死期が近づくと知的技能が低下する
(8/28)虫歯ができる前にレーザーで検知
(8/21)プロトンポンプ阻害薬の長期使用が骨折リスクを高める
(8/28)オレンジ、リンゴ果汁も薬剤の効果に影響
(8/21)乳癌(がん)の再発リスクは長く居座る
(8/14)医療ブログが患者のプライバシーを脅かす
(8/14)よく似た薬剤名が医療ミスにつながる
(8/7)毛髪の成長を促す分子をマウスで発見
(8/7)魚好きが日本人の心臓を健康に保つ
(7/31)臨床検査の詳細がわかる一般向けウェブサイト
(7/31)ペットの持ち込みを推奨する高齢者介護施設が増加
(7/24)ピロリ菌が小児の喘息を防ぐ
(7/24)若年成人の境界域高血圧は危険、冠動脈損傷につながる
(7/17)乳房温存術後の左右乳房の不均整に多く女性が失望感
(7/17)足首上腕血圧比により心疾患リスクの予測精度が向上
(7/10)無煙たばこ製品も癌(がん)リスクを増大させる
(7/10)アルツハイマー病を早期に検知する新しい検査法
(7/3)薬剤を用いない新しい片頭痛の緩和療法
(7/3)現行のドーピング検査は見落としの可能性も
(6/26)ビッグな朝食が減量に有効
(6/26)生活習慣の改善が癌(がん)遺伝子を変える
(6/19)喫煙による肺癌(がん)リスクに男女差なし
(6/19)旅行者の下痢予防に有効な皮膚パッチ型ワクチン
(6/12)飲酒が関節リウマチのリスクを軽減する
(6/12)禁煙に成功するかどうかは遺伝子が左右
(6/5)抗酸化物質は癌(がん)の治療効果を低下させる
(6/5)医療に対する満足度は医療費に比例せず
(5/29)重篤な肺疾患の治療薬に有望性
(5/29)診断のつかない症例に取り組む米国立衛生研究所の新プログラム
(5/1)癌(がん)克服後の生存者の多くが肥満かつ運動不足
(5/22)化学療法が有害な大腸癌(がん)のタイプも
(5/22)血圧降下にはアスピリンの服用は就寝前のほうが効果的
(5/15)1つの薬剤でさまざまな疾患を治療できる新薬に期待
(5/15)電子式ピルケースが高齢者の服薬遵守に有効
(5/8)バイオ人工腎により急性腎不全の死亡率が減少
(5/8)多くの米国人が処方薬を共用
(5/1)男性の心疾患リスク増大は10代で始まる
(4/24)皮膚のコレステロール検査で心疾患リスクを評価
(4/24)口腔スワブで肺癌(がん)診断の可能性
(4/17)男性糖尿病患者は卵の摂りすぎで死亡リスク増大
(4/17)米国では1,500万人が社会不安障害
(4/10)高齢者の角膜も移植に利用できる
(4/10)癌(がん)化学療法前の絶食が正常細胞を副作用から守る
(4/3)高齢女性は男性に比べ筋肉を維持しにくい
(4/3)試験結果を誇張しすぎの癌(がん)研究が多い
(3/27)インスリンの調整によりアンチエイジング
(3/27)1日でも歩くことを怠ると疾患マーカーが上昇
(3/20)有効性の高い新しいタイプの生体吸収型ステント
(3/20)新しいタイプの抗癌(がん)薬による腎障害のメカニズムが明らかに
(3/13)非ポリープ型大腸病変も癌(がん)になりやすい
(3/13)経口のアレルギー免疫療法が小児の喘息管理に有効
(3/6)ヒト心臓ホルモンがマウスの癌(がん)を撃退
(3/6)貧血治療薬が癌(がん)患者の死亡リスクを増大
(2/28)ネコの飼い主は心臓発作リスクが低い
(2/28)"カフェイノール"が脳卒中からの回復を改善
(2/21)非浸潤性乳管癌(がん)の予後を不必要に心配しすぎ
(2/21)人工甘味料が体重増加の原因に
(2/14)鍼(はり)治療で体外受精の成功率がアップ
(2/14)アルツハイマー病のプラークは1日で形成される
(2/7)性ホルモンは前立腺癌(がん)リスクに影響せず
(2/7)舌下投与のインフルエンザワクチンが有望
(1/31)終末期医療改善をめざした新しいガイドラインを発表
(1/31)世界1,000人のゲノム解析プロジェクトがスタート
(1/24)携帯電話の健康への影響については幅広い研究が必要
(1/24)脳の判断を惑わせるニューロマーケティング
(1/17)小児の精神疾患を予測する5つの要因
(1/17)子どものいる男性は前立腺癌(がん)リスクが高い
(1/10)今年こそより質の高い十分な睡眠を得る
(1/10)不穏下肢症候群が心血管疾患の原因に

最新版でも全部のOS、ブラウザでFlashとAcrobatに脆弱性

最新版のフラッシュプレイヤーでもこの脆弱性は存在しているため、インストールされているOS、ブラウザ、アプリケーションに関係なくFlash Playerがインストールされていればこの脆弱性の影響を受ける

言い方を変えれば、どのOS(オペレーティングシステム)、どのインターネットブラウザ、フラッシュが表示できるようにフラッシュを内包しているAdobe Readerアドビリーダー/Acrobatアクロバットのどのバージョンもすべてこの脆弱性を持っている

最新版でも対策出来ていないため、対処法としてはフラッシュプレーヤーを削除するか、アプリケーションの設定を変えフラッシュプレイヤーを実行しないようにするくらいしかない
そのときはブラウザもひとつだけ設定すればすべてのブラウザに変更が及ぶわけではないのでインターネットエクスプローラーにもオペラにもファイアーフォックスにも、ブラウザ以外のどのソフトにもフラッシュを使う全部に設定変更を行わなければならない
変更する箇所は【プラグインを有効】を外して無効にすればいい
ただし、当然フラッシュを使ったサイトがきちんと表示されなくなるし、フラッシュを使わないと事実上利用できない企業のサイトは多い
ユーチューブはフラッシュで表示させているので当然動画が再生できなくなる
また、フラッシュだけ単独で無効に設定できるブラウザは極めて少ないためフラッシュだけでなく他のプラグインも無効になることにも注意が必要だ
ただし【プラグインを無効】にしても再度有効にすれば元の状態に戻るので、それまで入っていたプラグインがアンストールされて消えることはない

Flash Playerに新たな脆弱性、修正版は7月30日までに公開

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090723_304201.html

Adobeによるセキュリティアドバイザリ

 Adobe Systemsは22日、Flash Playerに新たな脆弱性が発見され、脆弱性を悪用した限定的な攻撃も確認されたとして、セキュリティアドバイザリを公開した。脆弱性は最新版のFlash PlayerおよびAdobe Reader/Acrobatに影響があり、AdobeではFlash Playerの修正版を7月30日までに、Adobe Reader/Acrobatの修正版を7月31日までにそれぞれ提供する予定としている。

 脆弱性は、Flash Playerの最新版であるバージョン10.0.22.87/9.0.159.0(およびそれ以前のバージョン)に存在し、Adobe Reader/AcrobatにもFlashに対応するライブラリ(authplay.dll)があることから同様に脆弱性が存在する。現在確認されている攻撃も、特別に細工されたPDFファイルが用いられているが、実際はFlash Playerに起因する脆弱性であることが確認されたという。

 SANS Internet Storm Centerでは、Internet Explorerと最新版のFlash Player 10の環境でテストしたところ、トロイの木馬が警告無しにインストールされてしまうことが確認できたという。また、Symantecでは、Flashは多数のWebブラウザに組み込まれており、PDF文書でも利用できることから、攻撃者は多くのユーザーをターゲットにできると警告している。US-CERTでは、修正パッチが提供されるまでの回避策として、Flash Playerを無効にすることなどを推奨している。

 Adobeでは、現在修正パッチの開発を進めており、7月30日までにはFlash Playerの修正版を、7月31日までにはAdobe Reader/Acrobatの修正版をそれぞれ提供する予定としている。また、Windows Vistaの場合にはユーザーアカウント制御(UAC)を有効にすることが対策になると説明。Adobeではセキュリティ対策ベンダーとも連絡を取っており、ユーザーに対してはウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新版に保つことを推奨している。
関連情報
■URL
 Adobeによるセキュリティアドバイザリ(英文)
 http://www.adobe.com/support/security/advisories/apsa09-03.html
 Adobeセキュリティチーム公式ブログの該当記事(英文)
 http://blogs.adobe.com/psirt/2009/07/update_on_adobe_reader_acrobat.html
 米SANS Internet Storm Centerの該当記事(英文)
 http://isc.sans.org/diary.html?storyid=6847
 Symantecセキュリティレスポンスブログの該当記事(英文)
 http://www.symantec.com/connect/blogs/next-generation-flash-vulnerability
 US-CERTによるセキュリティ情報(英文)
 http://www.kb.cert.org/vuls/id/259425

(三柳 英樹)
2009/7/23 12:50

【他URL】
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/cnet/20090724-OYT8T00475.htm
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0907/24/news019.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090723/334407/
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/cnet/20090723-OYT8T00602.htm
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0907/23/news025.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090723/334269/

2009年7月20日月曜日

英タンノイが新サブウーファーTSシリーズを告知


英国タンノイ社が新しいサブウーファーの告知を開始している

TS801、TS1001、TS1201
http://www.tannoy.com/ResidentialDetail.aspx?pid=153&sid=20
英タンノイのニュースリリースのページはJavaScriptで動的に移行するようになっているので告知を読むなら「ニュース」ページからクリックして入るしかない

現行機はコンシューマー向けではティアックTEAC社から分社化したエソテリックESOTERIC社が2004年からTS8、TS10を発売している
http://www.esoteric.jp/products/tannoy/subwoofer/

英国TANNOYでは一般向け/プロ向けともに、他にもサブウーファーのラインナップがたくさんある

30センチアルミニウムコーンウーファー2台 1500ワットアンプ搭載 TS212 iDP

30センチアルミニウムコーンウーファー 750ワットアンプ搭載 TS112iDP
TSシリーズのサブウーファーにもさらに大型上位機のTS12があり、日本ではタンノイのプロ向け代理店TCグループ・ジャパン(TCエレクトロニック TC Electronic)で取り扱いがある
・サブウーファーTS8、TS10、TS12(定価12万円)のページ
http://www.tcjapan.jp/TANNOY/products/Subwoofers/

なお、タンノイのプロフェッショナル向けの取り扱いは、PAや設備系は松田通商株式会社 Matsuda Tradingが扱い、スタジオモニター系は2009年1月5日からオールアクセス社からTCグループ・ジャパン社に移行した

●タンノイのプロ向け機器のホームページ
  • http://www.mtc-japan.com/products/proaudio/tannoy/
  • http://www.tcjapan.jp/TANNOY/
http://tcelectronic.co.jp/Default.asp?Id=16041
2009年1月5日(月)より、TANNOY社スタジオ・モニター製品の国内取扱いが株式会社オールアクセス様から弊社に移管されました。この移管により、弊社を窓口として輸入、販売、及び保守業務を開始いたします。今後とも一層のご愛顧ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

なお弊社では「TANNOY Studio Monitors」ウェブサイトを新設いたしました。

TANNOY Studio Monitors ? 新設ウェブサイト

上記ウェブサイトにて、弊社取扱い製品ラインナップの概要や技術仕様、製品価格等がご確認いただけます。

また2009年1月5日(月)以降の下記製品の国内出荷分に関しましては、音響測定用ソフトウェア「Activ-Assist Package」が標準付属されて出荷されます。

●「Activ-Assist Package」が標準付属される製品(3製品)
Precision 8D(ペア)
Precision 6D(ペア)
Reveal 6 Digital Active(ペア)

サブウーファーの導入を考えて以前、いくつか探したものの金融危機による景気後退、特に当時は恐慌・戦争に発展するのではないかという予測も強かったころなので途中で計画を白紙にした

途中で止めたといっても収穫がなかったわけではなく、期待していたメーカーのサブウーファーが全然よくなかったりと勉強になった
特に圧倒的に一番期待していたサーロジックSALogic社の

DSPドライブ・スーパーサブウーファ D.Cube2シリーズ
http://www.salogic.com/home.files/dcub.files/dcub11.htm

にはガッカリした
それどころか非常に落胆した

私が嫌いなサブウーファーは、富士通テン社のECLIPSE TD シリーズのTD725swだ
http://www.eclipse-td.com/td725sw/
ICE powerアンプを搭載していたり他にも色々やっているが、音が硬く一本調子で音の表情がまったく出ない
音楽の抑揚、表現、感情とか全然なくなって仮面の人形が機械を操作しているように聞こえる
鉄面皮が楽器を動かしているようにしか聞こえず、とても生きた人間が演奏しているように聞こえなかった

それで特に嫌っていた

とにかく単調で「なにこれ?」という感想だった
ビクターのSX-DW77/SX-DW75も似たニュアンスがあって音楽が死んだようになるしあまり音質がよくない
同じメーカーでも316SWは表情豊かで素早く良いのだが
この機種は"大型機に付けるサブウーファー"というものではなく、主に小型SPの低音を補強する"ウーファー"というコンセプトの商品だろう
それに音はともかく、前記の小型SP向け商品の割りに結構な値段で84,000円なのでまず人に薦められない
その値段なら他の製品がより取り見取りだからだ

サーロジックは、その富士通テンのECLIPSE TD725swに通じる無表情さ・一本調子さがあってダメだ
硬調で動きがない
ある程度きちんと聴いた機会が大阪にある逸品館でのデモンストレーションだったので本当にそれが実力なのかはわからない
次の機会にもう一度聴いてみよう、という気持ちにならなかったのは事実なので、今のところそう受け取っている
まあ、逸品館というのは
言いにくいんだが音良くない、いつも
吉田苑とか最近倒産したイケオンとかネット上での文章の量が多い割りに音が悪いのはどういうことなのか
もうちょっと何とかならないものか
ドルフィンとか横浜ベイサイドネットとかとは比べ物にならないほどいいことはいいんだが

他にもウィルソンオーディオのWATCH Dog(おそらく最初のバージョンでシリーズ2ではなかったと思う)のゴム質の低音も嫌だったが自分にとって現実感がある存在ではないし
ヤマハのサブウーファー、YSTシリーズは私にとってもオーディオ通にとっても論外・問題外なので眼中にない
ヤマハのサブウーファーはその内容から考えにない


サブウーファーを探していたころにスーパーツイーターで本当にいいものを見つけた
過去の単体ツイーターと比べても圧倒的に、何の躊躇もなく良いと言い切れるものなのでそのうち書こうと思う

スーパーツイーターは、過去に大人気になった物がいくつかあり、その時代を代表するツイーターというものもあった

しかし、テクニクスのリーフツイーターやパイオニアのリボンツイーターは実在感が薄く存在感が希薄で夢幻すぎたし、GEMのTS108(後にブランド名をミューオンMewonに変え、同じくリボン型のTS001スーパーツイーターをリリースした。現在どうなっているか不明)は確かに上(高音)が伸びるものの、あまりのツヤに付いていけなかった
あの艶はリボン鳴きによるものでアポジーアコースティック社のフルレンジリボン型スピーカーの"リボン鳴き"に苦労していた当時の自分には絶対に受け入れられない物だった
GEMのTS108のツヤは徹底的なものだった
同じツヤが乗っているなら最近復活した英ロジャース社のツイーターが大好きだった
オーダックス社製だったと思うがツヤが乗っているけれど徹底的にフニャーとやわらかくて
ハーベスは少し硬く攻撃的だった
今の代理店ではないころに輸入されていたワーフェデールのツイーターは本当に魅力的だった
ただ、この3社のツイーターは単売されていたとしてもスーパーツイーターとしては使えなかったと思う

他にもムラタの圧電セラミックツイーターも一世を風靡したが、猛烈なディレイがかかるあの独特な音は何があっても絶対に嫌だ
変だ
イタリアのアカペラ社のイオン型ツイーター(コロナ型とかプラズマ型とかいろんな呼び方や、それらをいろいろ組み合わせもする)も一世を風靡したが相変わらず音を思い出せない

覚えていないアカペラ社を除けば、時代を代表するほど圧倒的人気になったツイーターはいずれもかなり強烈な個性的な音色の物ばかりだ
癖が強いからこそ人を虜にするのだろう
評論家がハマるとそれについて記事を多く書くのでさらに流行が激しくなる
ただ自分は上に挙げた機種は記述したとおりの感想だったのでハマることはなかった

昔のツイーターならダイアトーンの完全プロ向け・NHK・放送局用モニターの2S-3003に採用されていたB4Cツイーターがダントツに良かった
モニタースピーカーだったので猛烈な辛口サウンドで音が出た瞬間に耳が痛くなるほどだったがすばらしかった
ケーブルメーカーの当時はアクロテック(後にアクロリンク社に移行)が2S-3003のケーブルを自社製にしたり色々カスタマイズしていたがそれは猛烈な音ではなく良かった
モニター用ということでダイアトーンではとんでもない激辛サウンドにチューニングしていたのだろう
ツイーターユニットは改造しなくてもケーブルなど交換するだけで素直だった
ただ、そのうちアクロリンクがチューニングしすぎてグニャグニャの変な音になってしまった
ダイアトーンのモニタースピーカーのB4Cツイーターは単体販売してなかった

比較的近年ではダイアモンドツイーターに感心したし、現行NHKモニターとなったフォステクスのRS-2の純粋マグネシウムツイーターにはさらに感心した
なお、普通、放送局ではこちらが使われる「放送局向けパワードタイプRS-N2」は純マグネシウムではなくマグネシウム合金のツイーターが搭載されている
ウーファーもミッドレンジも振動板に使われている紙が少し違っている
一番わかりやすい違いは紙を漉くとき炭が混ぜられているかの違いで、混ぜられている改良型は黒く、はじめに発売されたアンプ内蔵型のRS-N2は黄色っぽい
これも単体では発売されていないツイーターだ

フォステクスで他に販売されている純マグネシウムツイーターや、限定品も含め純マグネシウムフルレンジなど各種ユニットはそんなにすごいと思わない
フォステクスはもう少しがんばってもらいたい
NHKモニターのユニットと性能にちょっと落差があるように感じる
悪いとまでいかないが、ん~…物凄くもない……という感じ
特に限定品でフルレンジのマグネシウムの物は、何じゃコリャ!?という物もあったのでそういうのは止めてもらいたい

こういった本当に感心したユニットと比べても完全に格が違うのでそのうち紹介しようと思う

2009年7月17日金曜日

白熱電球のエネルギー効率が大幅に向上、白熱電球にも新技術


白熱電球は演色性と呼ばれる色の見え方が優れている
ただし色温度が低い
蛍光灯でも美術館や医療用、色が重要な職業向けの色検査用・高演色性蛍光灯がある
円形のものは今のところなく直管蛍光灯で5000ケルビンのものがほとんどだ
東芝の6500kのはかなり値段が高い

technology

白熱電球のエネルギー効率が大幅に向上、白熱電球にも新技術

http://www.technobahn.com/news/200907171428
2009/7/17 14:28 UTC - 従来型の白熱電球の場合、消費電力の90%以上が熱として排出されるなど、エネルギー変換効率の悪さから、欧米各国では白熱電球の販売を禁止しようとする動きがでてきているが、ここにきて、白熱電球であっても蛍光灯電球と同等の省エネ性を持つ新技術を用いた新製品が市場に投入されるなど、白熱電球は今後も広く利用される可能性がでてきた。

この新技術の白熱電球はディポジッション・サイエンシーズ(Deposition Sciences)というコーティング技術の基礎開発を行っている企業が開発を行い、フィリップスが昨年から販売を開始した「Halogen Energy Savers(ハロゲン・エナジー・セイバー)」という白熱電球。


ハロゲン・エナジー・セイバーの場合、普通の白熱電球の中にハロゲンランプが組み込まれており、ハロゲンサイクルの効果により従来型の白熱電球よりも30%もエネルギー効率の改善に成功している。

製品の販売を行っているフィリップス社ではこの方式の場合、蛍光灯電球と同じ省エネ効果が望める他、明るさは白熱電灯と同じ、点灯の即応性は白熱電球と同じ、また、寿命は蛍光灯電球と同じ程度になると、蛍光灯電球と従来型白熱電球の利点を兼ね備えたものだと、この新方式の白熱電球の利点を強調。

その上で、今のところエネルギー効率ではLED電球には及ばないが、LED電球の場合、白熱電球と比べると暗い、色が青白い、価格が非常に高価といった欠点を持っており、実用性の面では既存の電球の中ではハロゲン・エナジー・セイバーが一番優れていると述べている。

こうした新技術を用いた白熱電球の登場を受けて、これまで白熱電球禁止の方向で動いていた欧米各国はトーンを後退させ、省エネ電球でないものを禁止するという方向に方針を転換。白熱電球は一律で禁止としていたこれまでの方針からの転換を余儀なくされている。

2009年7月16日木曜日

生き残れない経営-派遣・請負切りはドンドンやれ

生き残れない経営:

派遣・請負切りはドンドンやれ! (1/2)

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0907/16/news008.html

派遣社員や請負社員への依存体質を抜本的に見直すべきだと気付いた企業こそが未来を先取りできる。今こそ経営改革のチャンスなのだ。
増岡直二郎(nao IT研究所),ITmedia
2009年07月16日 07時45分 更新

 派遣・請負社員切りは、企業にとって経営改革の絶好のチャンスである。かねてから筆者は、派遣・請負などの非正規社員採用は人件費の節約になり企業の業績にプラスになると思っていたら大間違いだと、機会あるごとに指摘してきた。それは企業現場の実態を見れば見るほど、ひしひしと実感させられることである。

 非正規社員への依存体質を抜本的に見直すべきだと気付いた企業が未来を先取りできる。経済状況が劣悪の中で派遣や請負を切らなければならない今こそがチャンスなのだ。

請負社員と派遣社員
 製造現場の実態が、そのことを雄弁に物語っている。某大手企業A事業所の製造現場で見られる光景は、すでに世の中の常識になっている。製造現場のあちこちで、異なる作業服を着るグループが作業し、その現場には「○○サービス」「××製作所」という外注の社名看板が掛かっている。いわゆる請負制だ。A事業所には、請負作業者を管理する権限がない。請負先の責任者を通して指示することになる。隔靴掻痒(そうよう)である。

 長髪もいれば茶髪もいる。作業服をだらしなく着る者もいる。音楽を聴いているのか、イヤホーンを耳につけて作業をしている者もいる。ブラジル人ばかりのグループもある。工場内にあるすべての掲示には、日本語のほかに複数の外国語が併記されている。異様な感じだ。外国人たちは、ある日突然出勤せずに消えてしまうケースが少なくない。彼らの間で情報交換をして、雇用条件の良い方へ簡単に転職していくのだ。請負社員の多くはまじめに仕事に取り組んでいるはずだろうが、目に飛び込んできた第一印象はこうである。

 一方、派遣の場合は、正規社員の中に入り込んで仕事をしているので判別しにくい。まして、正規社員と同じ作業着の場合はまるで区別がつかない。

 中堅企業B社の例を紹介しよう。B社では同じ職場で仕事をしていながら、派遣と正規には歴然とした処遇差、何より給与の差がある。会社、組合からの通達や特典は、非正規社員には無縁だ。休憩時間も派遣と正規は別々に群れる。潜在的に、派遣社員には最初から敗北感や諦め、自虐観がある。請負社員も同じだ。一方、正規社員には最初から優越感や差別感がある。当然、仕事に対する意識の差が生まれる。

 A事業所のある部署の製造現場で働く者は、指導員数人と主要ラインの作業員数十人が正規社員で、8割以上が非正規社員である。これほど多く賃金の安い非正規社員に依存していれば人件費の節約にはなろう。しかし麻薬みたいなもので、小人数で始めた非正規社員の利用が、やがて大多数を占めることになり、ついには後戻りできなくなる。

忠誠心など生まれるはずがない

非正規社員採用のマイナス要因
 実は、人件費の節約を目的とした非正規社員採用は、企業に計り知れない負の影響を与える。まず忠誠心である。請負も派遣も一時的な雇用であることに加えて、敗北感や自虐観を持っていれば、製品やサービスに対する忠誠心が生まれるわけもない。基本的に彼らにとって製品の品質も、納期も、作業能率も、作業改善も、心底から取り組む対象ではない。

 次に技術の伝承である。昔は、作業者に技術を競わせたり、先輩が指導したりした。その中で作業班長などのリーダーが育ったり、あるいは技能オリンピック出場を目指したりして、彼らが現場技術の中核的指導者になっていくことが連綿と続いていた。ところが、今や作業者間の競争もなければ、現代の名匠的な最終目標を目指す作業者もいない。非正規社員80%では、技術の伝承など極めて困難、むしろ忘れ去られている状況だ。

 人材育成についても、まったく同じことが言える。人材育成は座学だけではない。OJTや課題の実践など職場そのものが人材育成の場である。その職場がゆがんでいては、人材が育つはずがない。

総合力が発揮できない組織に…
 総合力も生まれない。企業の総合力は、組織力、コミュニケーション力などによって発揮される。しかし、正規社員が人種差別のような意識を非正規社員に持ち、非正規社員が心の底に常に不満を持っているようでは、互いのコミュニケーションに欠け、組織力はマイナスに働く。事実、ある会社の情報システム部門で自己卑下する非正規社員と、高慢な正規社員との間で確執が生じ、その上、非正規社員の一部に正規社員にすり寄る者が出て、組織が滅茶苦茶になった例がある。

 現場のカイゼン活動も、総合力の欠如の影響を受ける。正社員でカイゼン活動を活発に行っていたときは、身の回りの細かな改善や、うっかりミスを防ぐ方法を従業員がグループ討議で自発的に発案したものだったが、非正規社員が入ると自発性や積極性に欠ける。非正規社員独自でカイゼングループを作っても、忠誠心が弱いので活動が停滞する。

 労働市場や雇用条件も変わりつつある。非正規と正規社員との待遇格差是正の必要性が随所で主張されている。例えば、賃金格差是正のため同一労働同一賃金制を採用すべきだ、正規社員の過度な保護を規制すべきだ、あるいは非正規社員の社会保険非加入を規制すべきだなど、非正規社員雇用による経費節約メリットが薄められる方向にある。

 スペインで契約期限を区切った有期雇用が働く人の3分の1を占め、彼らに対する教育投資の手抜きから労働生産性が落ち、技術革新が遅れ、失業も増加して問題化しているという(朝日新聞 2009年5月15日付)。有期雇用が非正規社員の大半を占める日本でも、労働生産性の伸び悩み、経済競争力の衰退が懸念される。

 こうして検討してくると、非正規社員に頼る体制は正規社員が大勢を占める体制に比べて、質量の両面から企業経営にとって分が悪い。このあたりで当たり前のように行われてきた非正規社員依存の仕組みを、思い切って抜本的に見直すべきではなかろうか。経営環境の悪化で非正規社員を切らざるを得ない今、次に立ち直るときには非正規社員を減少させ、正規社員が大勢を占める体制を確立する決意をしておくべきである。早い時期に決意し実行した者が企業経営の未来を先取りできる。

 そのことについて疑問を感ずるなら、自らの企業について本気で非正規社員体制と正規社員体制とを比較検討することを勧める。条件によって差は出るだろうが、正規社員体制に軍配が上がるはずだ。

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著者プロフィール
増岡直二郎(ますおか なおじろう)

日立製作所、八木アンテナ、八木システムエンジニアリングを経て現在、「nao IT研究所」代表。その間経営、事業企画、製造、情報システム、営業統括、保守などの部門を経験し、IT導入にも直接かかわってきた。執筆・講演・大学非常勤講師・企業指導などで活躍中。著書に「IT導入は企業を危うくする」(洋泉社)、「迫りくる受難時代を勝ち抜くSEの条件」(洋泉社)。

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2009年7月15日水曜日

【SSDの断片化問題】性能低下につながるSSDの諸特徴

【SSDの断片化問題】
性能低下につながるSSDの諸特徴
SSDの速度低下を招く「メモリー断片化問題」を考える 第2回

http://www.computerworld.jp/topics/storage/155609.html

(2009年07月15日)

 SSDは、市場に登場して間もなく、十分に成熟していないようだ。今回は、パフォーマンス低下の問題をはじめ、SSDがかかえるいくつかの懸念事項について解説する。

SSDの長寿命化を図る処理が
パフォーマンス低下の原因に