2008年12月14日日曜日

TELOS1000について

テロス 1000について

以前傑作と書いたが、プロトタイプではなく製品版を聞く機会を何度か持った

サウンドがTelos 600に近いものになり個性(クセ)の強さが薄まったが、プロトタイプの魅力がなくなった
正直がっかりした
テロス2500と1000の間に大きな差がある

Telos 1000が600、2500、5000と比べ特異な部分は音場が手前にくること
ゴールドムンドはかぶりつきで聴くような、手前に、自分のほうに演奏家がこないと不満がある人には唯一気に入られる可能性がある機種と思う
2500、5000は600、1000に比べ奥に展開するが、圧倒的な広大な空間表現なので比較すると実力に差があり比べ物にならない

なお、デジタルモジュールはテロス600、2500はオリジナルのALIZE 5ではなく有償アップデート版のALIZE 6、
テロス1000はオリジナルのALIZE 6、テロス5000は現在のところゴールドムンドで唯一搭載されているALIZE 7で比較した

テロス 5000に付属してくる独自規格の専用スピーカーケーブルが抜群によくて欲しくてたまらない
静かで反応が速くて、どんなときでも濁りが一切出なくて…
静かさはヨルマのナンバー1やプライムが他を引き離していたが、比べ物にならないほど凌駕した
しかも2万円で売っている電源ケーブルより細くて見た目の存在感がない
5000付属のSPケーブルより圧倒的に太くて硬くて重くて機器や端子を壊すことがあるケーブルメーカーは蒼白になるべき実力の差

『究極のオーディオシステムを選んで欲しい』とオーディオ機器を選んで推薦して欲しいということで、この「個人的なメモ」もオーディオブログみたいになったがやっと終了した
突然、ゴールドムンドが計画段階から大幅に逸脱した5000などというアンプを出してきてあわただしかったが、購入したようだ
正直、5000は金額と重さがありえないと思っていたので2500でいいでしょと言っておいたがまさか買うとは思わなかった
ヨーロッパの貴族やアラブの王族でなければ買わないだろうと思い、日本で買う人がいるとは思ってなかった
納品は先みたいだが

聴き比べて2500と5000は大差があるものの、両方抜群にいいので2500でも安心して推薦できたのだが

マークレビンソンのかつてのリファレンスパワーアンプ、ナンバー33(600万か700万円くらいだったと思う)は音楽に合わせ白熱電球や蛍光灯が暗くなり、パソコンは電圧降下してフリーズしたがテロス5000はそうならないのもいい
MARK LEVINSONの33は完全A級アンプだったと思うので真冬でもクーラーかけないと部屋が暑くてたまらなかったがそういうこともないと思う

心残りはプレーヤーが心底究極と思えるものが推薦できなかったこと
もう終わったのでよかった

ここも自分が思っていた元の状態に戻れる
どちらにしろ普通に使えるパソコンが1台もない状態になったのでメモどころではない
メーカーから戻るのは年明け後だろう
あきれたので自作機も作ろうと思うが年末でうまく購入できるかどうか
ツクモがまだ本格稼動してないし、いずれにしろブログ更新どころでない

しかし今年はついてないわ。やることが裏目に出ることが多すぎる