京都アニメーションが制作し、当時のDVD/BD売上記録を作ったアニメ「けいおん!」。
その作品内の主要キャラクターがAKG社の当時の最高級フラッグシップヘッドホンK701を使っていて社会現象になるほど大人気化した。ニュースで品薄であることが報道されるほどで、当時は2~3ヶ月から数ヶ月待ち、価格も高騰し8万~10万円越えしていた。
オーディオブーム(1970年代から80年代初め)が去ってから、どれほど優れたオーディオ機器でもオーディオマニアの範疇を超え、一般に人気となることはなくなっていた。
それが大人気アニメで使われると、社会的なブームとなりニュースで報道されるほどになる、アニメの影響力がすごいとまざまざと見せつけられた。
オーディオマニア(現在は違う。生活に追われていてそれどころではない)の私にとって、もう一般人は絶対にオーディオに興味を持たないし欲しがらないと思っていた。強固な常識として認識していて、それが打ち砕かれ大変驚いた記憶がある。
今回はテレビアニメで大人気になり、劇場映画化されたA-1 Pictures制作の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」スタッフによる新作アニメ映画、
『心が叫びたがってるんだ。』
でかつて日本のもっとも主要なスピーカーメーカーだったDIATONEの、かなりの上位機、4ウェイのDS-3000が映画内で使われている。しかもハッキリ、描かれている。
魔法で言葉がしゃべれなくなった女生徒の主人公がミュージカルをやることになった。音楽好きで楽器演奏や作曲ができる男子学生が(自宅の?)音楽演奏場(?)でピアノを弾いて聴かせている。
そのシーンでダイヤトーンのDS-3000が大きく描かれている。
DS-3000は1984年発売でステレオペアなら定価52万円。ダイアトーンのスピーカー、特に多数のマルチウェイ(3ウェイ、さらに4ウェイと増えていく)になるに従って広い空間が必要で、必要な部屋より小さいと音がまとまらなかった。
アニメで描かれた部屋は一般人では絶対に持てないほどの広さだったがDS-3000だとあれでも小さい。ダイヤトーンのマルチウェイは部屋が小さいと音がまとまらない(まとまってもB&WとかBBCモニターとかアメリカを中心とする欧米の“ハイエンド”スピーカーと比べると…ちょっと……ね)。
あまりにも空間をとりすぎるのがダイヤトーンの困ったところだった(その理想的な状態でも先に挙げた欧米の優れたスピーカーと比べるのはちょっと酷だ。日本のスピーカー=ダイヤトーンといえるほど圧倒的存在だったが、そもそも日本のスピーカーの評判が内外ともにあまり高くない。
ダイヤトーンのNHKモニター、2S-3003と2S-1601だけは全く別。完全な別格で破格の出来。そもそもあれだけできるのになぜ他がああならないのか。NHKモニターの出来栄えなら日本のスピーカーはすごいという国内外の評価になったはず。NHKモニターは海外で販売してないと思う)。
「あの花」は大人気になり、とっくの昔のアニメなのにいまだに聖地巡礼で秩父に作品のファンが訪ねている。
同じスタッフで制作された『心が叫びたがってるんだ。』も大人気になるだろう。
そうなればまた作品内で使われている特定の機種が人気になるのではないかと思う。
手放そうと思いつつ、所有している人は今からきれいに掃除して、ブームになったら売却すれば高値で手放せるのではないか。オーディオショップも力の入れ時だろう。
事実、映画の宣伝の30分特番が深夜に放送されるとすぐにオタク系画像掲示板の家電板や二次元系(アニメ、マンガ系)板に投稿され、機種を特定したり質問されたりした。
かつて完全に撤退し、別の会社の三菱電機エンジニアリングで1機種だけ復活したダイヤトーン。
その後、カーオーディオや三菱のテレビのスピーカーとしても復活している。
イギリスのスピーカーメーカーで倒産したロジャースも復活してから時間が経っている(確か中国で。会社全体が中国にあるのか、工場が中国なのか忘れた)。長らくよくわからない状態だったオーラトーンもつい最近復活した。
ブームになったらダイヤトーンがどうなるか気になるし楽しみだ。
2015年9月20日日曜日
2015年9月5日土曜日
カレンダートラブル、移行
ケア用に完全専用カレンダー、完全に他から独立、それ専用のカレンダー・アカウントを最近使っていた。
昔は存在していた「日記型」サービスを探したが見つからなかった。日付表示付き日記サービスはとっくに過去のものという感じになっていたころに検索してみたら残っていて、意外にしぶといというか需要があるのだなあと昔思ったが、残念ながら無いようだった。
Googleのアカウントは持っていて当然カレンダーも使っていたが表示とか使い心地があまり好きではなかったので、ケア用には別のサービスを探してみようと思った。
色々探したが意外にあまり有力なサービスがなく、選べるのはほとんどなかった。マイクロソフトはネットサービスが昔から何だかわからず、何があるのか、何をやっているのかよくわからなかった。マイクロソフトは色々なネットサービスがあるが、きっかけがよくわからないが撤退することがきわめて多く、OSやオフィスの新バージョンが出るたびにネットサービスの撤退、デザインや使用感、コンセプトがからりと変わりすぎて、使い物にならないとそれ以上調べなかった。信用や信頼感、継続性がまったくない。
諦めてグーグルでカレンダーを追加するか、専用の新しいアカウントを作ろうかと思いかけたが、やはり使い心地やデザインが好みではないことはわかっているので思い直してYahooのカレンダーを使うことにした。
ヤフージャパンもワールドワイドなほうのヤフーも、もう輝きや信頼感がない状態になってからだいぶ経っているので気乗りしないで使い始めた。
ヤフーだけではないが、色々買収、それを活かせず買収と同時に魅力が霧散、人気低迷、撤退を繰り返しているので印象が悪い。企業としても古臭く、停滞低迷、迷走、いいかげん、無節操無計画な買収・撤退、コロコロ迎え入れすぐに変える経営陣、
大昔に輝いていたが今は存在感のない死にゆく企業というイメージで、全然いい印象がない。
ま、それでもヤフージャパンのカレンダー使い始めてみると自分にはかなり使いやすかった。
見た目とか使い心地も自分に合ってる、あるいは日本人には合っている、しっくりくる感じで使いやすかった。当然全部良いわけではなかったが、何もかも自分の考えや好みというわけはあり得ないので、かなり気に入って使っていた。ヤフージャパンのカレンダーを使ってみると、やはりグーグルのカレンダーは日本人が日本人に対して作ったカレンダーという感じではなくて、外国向けのものを翻訳して導入しているというかぶせ物のような感じがあることに気付いた。米ヤフーのサービスは十数年使っていないので、米ヤフーのカレンダーがどうなのかわからない。アカウントも消去されているだろう。もうまったくIDも思い出せない。どんな感じのアカウント名だったかさえ一切思い出せない。
ヤフーカレンダーはデフォルトのを何ヶ月か使って、その後先行版カレンダーにしてみた。どちらも一長一短という感じだったが先行版のほうが月表示で一覧性がよかったのでそちらを使うことにした。
現行版のほうがカレンダーに入力した項目の色がはっきりしていて色とか色のはっきりさ、タイトルの枠がはっきり分かって好きだった。
しかし表示文字数や表示項目数が決まっていて、タイトルの長さによってはどれが目的の項目なのか、どういう予定が入っているのかわかりにくかった。
表示項目数も決まっているので違う予定や内容をきちんと分けて作成していくと見ただけではわからなくなってしまう。なので関連性を考えて予定を作るときに複数の内容をまとめて書き込むとか、余計な手間がかかった。
先行版のほうはタイトルがどれだけ長くても全文字表示され、項目数を増やしても全部表示されるのでわかりやすかった。タイトルはとことん長い時は省略したり、そういう時に省略するオプションが選べればいいような気もした。
現行版の項目数が決まっているほうは一画面で1日から月末まで表示されていて、月全体の予定を俯瞰するにはそちらのほうが少しいい部分もあった。
しかし、先行版の制限なしのほうだと上下スクロールが発生して1日から月末まで一画面で一度に見られない小さなデメリットもあるものの、スケジュールを見落とすことがないことや、何文字分かのタイトルで内容を想像したり思い出したりする必要がないことなど比較すれば大きなメリットがあった。
ところがデータがおかしくなった。
過去の日付のカレンダーを見るとたくさんの項目が二重に表示されている。ログアウトしたり、リロードしたりしても同じものが2つずつ並んでいるので、両方の予定を表示させて内容が同じことを確認、その後片方を削除した。一つだけちゃんと消えた、ように見えた。他の項目の重複も削除し始めた。すると一つだけ削除をしたのに別タブで表示していた重複データが消えていた。そちらは表示しているだけで削除ボタンもキャンセルボタンも保存ボタンも押してなかったのでタブ内の画面が消えていることはおかしかった。
どういうことだろうと思いカレンダー表示に戻ってみると項目が消えていた。ブラウザーのキャッシュから復活させられるかと思ったが項目の内容が消えた画面しか表示できないので復活させられなかった。
色々詳細な内容、スケジュールを入れていたので非常に困った。複雑な内容、数字、時刻、電話内容、番号など入力していたので消えてしまうと思い出して再度入力することはできない。まして何ヶ月も前の項目だ。思い出せない。
思い出せないのは重要な内容ではないからだ、などという変なエコノミストとかが記事と称して実はポエムを載せることがままあるが、思い出せなくても重要なことはいっぱいある。むしろ、こんなこと覚えていてもしょうがないのに、とか、もうこれ忘れたいのに、ということがあるという人のほうが多い。重要だと思わないと思いこんだところで健康や病気など重大な事態を起こすことがある。重要なことだけ自分や人間は覚えているものだ、などという科学的でないエセ理論に酔って悦に入っていると、危ない。科学ではなく、思い込みとか信条とかそう信じたいとかいう心情だからだ。
話を戻すと、ヤフーに報告したが、確認も対策も返信も何もない。不具合情報にも載ってない。
あきれた。
ヤフーの駄目っぷり、無責任ぶりを報じた数多くの記事がよみがえってきた。
信用できない。
記事とかで知ってたので、それらを心の奥底に追いやって使ってたのが私の失敗だった。
グーグルでケア専用のアカウントを作成、カレンダーを移行した。
見た目や使い心地が気にいらないとか言ってられない。入力内容が大切だ。何より一番大切なのは入力内容だ。
どうでもいいことなら人はわざわざ入力しない。わざわざ意味のないことを書き込んでいるならその人は変わり者だ。ただそういう人は「変わり者」「感性が鋭い(人と違う)」と言われたい、『話題になるに違いない』『人に構ってほしい』とかその程度だ。
グーグルカレンダーはなぜヤフーカレンダーでその機能がないのだろうというすごく便利な機能があるので、それは使っていて便利だ。スケジュールなど項目を入力していくと早い。何もかもグーグルのカレンダーが悪いわけじゃない。
カレンダーを利用するようになってここなどブログやSNSの利用がガクンと減った。
カレンダー使いやすい!
だからそれについて書こうと思っていた。ヤフーカレンダーが見た目や機能的に非常に使いやすいと書こうと思っていた矢先、不具合が出て、その対応のひどさにすっかり厭忌(えんき:嫌がりきらうこと)した。
自分の最近はすべてが介護、ケアのことばかりなので書き込む内容はほぼそればかりだ。そういう状況でケア介護用カレンダーに書き込むと、言いたい事や書き残しておくことのほぼすべてが済んでしまう。もうほかに書き込むことがほとんどない。
だからもう自分がやっているウェブサービスのどこにも書きこむ事柄がない。
もう趣味や好きなものはない。
やめたんじゃなく、いつの間にかなくなっていた。
気が付いたら何年も経っていた。
東日本大震災の後、散乱していたオーディオ機器の動作確認して以降、ほとんどいじってない。不定期に動作確認とか、動かす必要があるときを除くと、とんでもなく使用頻度が低い。半年から1年に1回あるかなという感じで、半年でというなら1度もないことがほとんどだ。
トイレ行くたびに液体や固形物がすべて外に出ている状態でそれを取るのにも、時間と体力と健康を削いだりしている。とにかく別のことをやったり興味を持ったりしている暇がない。
オーディオもパソコンもニュースもテレビもまったく興味がない。もう趣味でない。というかそもそも知らない。情報を知る時間がない。時間があったら私、休みたい、寝たい。心身がもたない。私が病院行く体力・気力がない。もう何年単位でほったらかしになっている。2階に上がるのも両腕を使って身体を引っ張り上げるようにして、それでも休憩入れながらでないと上がれないのがデフォルト(既定、いつも)になっている。家の中にエレベーター無いと上に上がれん。介護が必要な老夫婦が最近息子(息子といっても高齢)を見ないと役所の職員に言って、2階で白骨化死体を見つけたニュースが話題になったが、歳とったり、身体が悪くなると自宅に未踏の地ができる。あのニュースはわかる、実感がある。
これでも願掛けで買った白財布のおかげ(?)で今年の4月までの体調と比べれば雲泥の差でよくなっている(良くなって階段登れない状態とか言わないように。全然良くなってるんだから)。
話を戻すと、カレンダーを使ってみてすばらしい、と思った。
(公開設定もあるものの)公開してないし、公開するつもりもないので個人名や業者名など、固有の名前がそのまま書ける。別名とかイニシャルとか、わざと違う人などにする必要がない。なので書くときも余計なことを考えずに済むが、それ以上に読むと内容がすぐそのままわかるものすごいメリットがある。
当然、人目を気にする必要が全くないので書きたいこと、書き残す必要があることだけを、素の文のまま書ける。
このあたりのことはもう全然違う。
ブログとかSNSとか、自分のウェブページを持ったことがない人は、これを読んでもそんなに違うと想像できないだろうが、実際公開される文章だと意識してなくても大きく違う。気にしなくていいってことはこんなに楽だとは……もう天国、楽園のよう。
意外とバナーとかアフィリエイトのことも規約を思い出しながら書くので面倒。ということが分かった。
ヤフーカレンダーにバナーが表示されているが、あれはヤフー側が勝手に表示しているだけで私が契約したバナーやアフィリエイトじゃないので関係ない。
ちょっとヤフーはカレンダーでもメールでも(あの使い心地、内容がサービス開始時からひどいホームページ・ジオシティーズやヤフーブログも)バナー広告が多すぎだ。肝心なコンテンツのほうが見えないし、重い。多すぎる。しかも動くタイプのものはうるさいものがほとんどで目障りだ。センスの悪さがすごい。使う人、来る人を逃す徹底的なセンスがすごい。
また話を戻すが、非公開のカレンダーにも欠点があって、検索エンジンにクロールされないから過去のあれはどこにあるのだろう、と探すのが大変だ。
元から言ってる通り、ここも個人的なメモなのに公開しているのは過去のメモ、備忘録が検索エンジンにインデックスされないと探せないからだ。これがねー……
改善されないものか。
昔は存在していた「日記型」サービスを探したが見つからなかった。日付表示付き日記サービスはとっくに過去のものという感じになっていたころに検索してみたら残っていて、意外にしぶといというか需要があるのだなあと昔思ったが、残念ながら無いようだった。
Googleのアカウントは持っていて当然カレンダーも使っていたが表示とか使い心地があまり好きではなかったので、ケア用には別のサービスを探してみようと思った。
色々探したが意外にあまり有力なサービスがなく、選べるのはほとんどなかった。マイクロソフトはネットサービスが昔から何だかわからず、何があるのか、何をやっているのかよくわからなかった。マイクロソフトは色々なネットサービスがあるが、きっかけがよくわからないが撤退することがきわめて多く、OSやオフィスの新バージョンが出るたびにネットサービスの撤退、デザインや使用感、コンセプトがからりと変わりすぎて、使い物にならないとそれ以上調べなかった。信用や信頼感、継続性がまったくない。
諦めてグーグルでカレンダーを追加するか、専用の新しいアカウントを作ろうかと思いかけたが、やはり使い心地やデザインが好みではないことはわかっているので思い直してYahooのカレンダーを使うことにした。
ヤフージャパンもワールドワイドなほうのヤフーも、もう輝きや信頼感がない状態になってからだいぶ経っているので気乗りしないで使い始めた。
ヤフーだけではないが、色々買収、それを活かせず買収と同時に魅力が霧散、人気低迷、撤退を繰り返しているので印象が悪い。企業としても古臭く、停滞低迷、迷走、いいかげん、無節操無計画な買収・撤退、コロコロ迎え入れすぐに変える経営陣、
大昔に輝いていたが今は存在感のない死にゆく企業というイメージで、全然いい印象がない。
ま、それでもヤフージャパンのカレンダー使い始めてみると自分にはかなり使いやすかった。
見た目とか使い心地も自分に合ってる、あるいは日本人には合っている、しっくりくる感じで使いやすかった。当然全部良いわけではなかったが、何もかも自分の考えや好みというわけはあり得ないので、かなり気に入って使っていた。ヤフージャパンのカレンダーを使ってみると、やはりグーグルのカレンダーは日本人が日本人に対して作ったカレンダーという感じではなくて、外国向けのものを翻訳して導入しているというかぶせ物のような感じがあることに気付いた。米ヤフーのサービスは十数年使っていないので、米ヤフーのカレンダーがどうなのかわからない。アカウントも消去されているだろう。もうまったくIDも思い出せない。どんな感じのアカウント名だったかさえ一切思い出せない。
ヤフーカレンダーはデフォルトのを何ヶ月か使って、その後先行版カレンダーにしてみた。どちらも一長一短という感じだったが先行版のほうが月表示で一覧性がよかったのでそちらを使うことにした。
現行版のほうがカレンダーに入力した項目の色がはっきりしていて色とか色のはっきりさ、タイトルの枠がはっきり分かって好きだった。
しかし表示文字数や表示項目数が決まっていて、タイトルの長さによってはどれが目的の項目なのか、どういう予定が入っているのかわかりにくかった。
表示項目数も決まっているので違う予定や内容をきちんと分けて作成していくと見ただけではわからなくなってしまう。なので関連性を考えて予定を作るときに複数の内容をまとめて書き込むとか、余計な手間がかかった。
先行版のほうはタイトルがどれだけ長くても全文字表示され、項目数を増やしても全部表示されるのでわかりやすかった。タイトルはとことん長い時は省略したり、そういう時に省略するオプションが選べればいいような気もした。
現行版の項目数が決まっているほうは一画面で1日から月末まで表示されていて、月全体の予定を俯瞰するにはそちらのほうが少しいい部分もあった。
しかし、先行版の制限なしのほうだと上下スクロールが発生して1日から月末まで一画面で一度に見られない小さなデメリットもあるものの、スケジュールを見落とすことがないことや、何文字分かのタイトルで内容を想像したり思い出したりする必要がないことなど比較すれば大きなメリットがあった。
ところがデータがおかしくなった。
過去の日付のカレンダーを見るとたくさんの項目が二重に表示されている。ログアウトしたり、リロードしたりしても同じものが2つずつ並んでいるので、両方の予定を表示させて内容が同じことを確認、その後片方を削除した。一つだけちゃんと消えた、ように見えた。他の項目の重複も削除し始めた。すると一つだけ削除をしたのに別タブで表示していた重複データが消えていた。そちらは表示しているだけで削除ボタンもキャンセルボタンも保存ボタンも押してなかったのでタブ内の画面が消えていることはおかしかった。
どういうことだろうと思いカレンダー表示に戻ってみると項目が消えていた。ブラウザーのキャッシュから復活させられるかと思ったが項目の内容が消えた画面しか表示できないので復活させられなかった。
色々詳細な内容、スケジュールを入れていたので非常に困った。複雑な内容、数字、時刻、電話内容、番号など入力していたので消えてしまうと思い出して再度入力することはできない。まして何ヶ月も前の項目だ。思い出せない。
思い出せないのは重要な内容ではないからだ、などという変なエコノミストとかが記事と称して実はポエムを載せることがままあるが、思い出せなくても重要なことはいっぱいある。むしろ、こんなこと覚えていてもしょうがないのに、とか、もうこれ忘れたいのに、ということがあるという人のほうが多い。重要だと思わないと思いこんだところで健康や病気など重大な事態を起こすことがある。重要なことだけ自分や人間は覚えているものだ、などという科学的でないエセ理論に酔って悦に入っていると、危ない。科学ではなく、思い込みとか信条とかそう信じたいとかいう心情だからだ。
話を戻すと、ヤフーに報告したが、確認も対策も返信も何もない。不具合情報にも載ってない。
あきれた。
ヤフーの駄目っぷり、無責任ぶりを報じた数多くの記事がよみがえってきた。
信用できない。
記事とかで知ってたので、それらを心の奥底に追いやって使ってたのが私の失敗だった。
グーグルでケア専用のアカウントを作成、カレンダーを移行した。
見た目や使い心地が気にいらないとか言ってられない。入力内容が大切だ。何より一番大切なのは入力内容だ。
どうでもいいことなら人はわざわざ入力しない。わざわざ意味のないことを書き込んでいるならその人は変わり者だ。ただそういう人は「変わり者」「感性が鋭い(人と違う)」と言われたい、『話題になるに違いない』『人に構ってほしい』とかその程度だ。
グーグルカレンダーはなぜヤフーカレンダーでその機能がないのだろうというすごく便利な機能があるので、それは使っていて便利だ。スケジュールなど項目を入力していくと早い。何もかもグーグルのカレンダーが悪いわけじゃない。
カレンダーを利用するようになってここなどブログやSNSの利用がガクンと減った。
カレンダー使いやすい!
だからそれについて書こうと思っていた。ヤフーカレンダーが見た目や機能的に非常に使いやすいと書こうと思っていた矢先、不具合が出て、その対応のひどさにすっかり厭忌(えんき:嫌がりきらうこと)した。
自分の最近はすべてが介護、ケアのことばかりなので書き込む内容はほぼそればかりだ。そういう状況でケア介護用カレンダーに書き込むと、言いたい事や書き残しておくことのほぼすべてが済んでしまう。もうほかに書き込むことがほとんどない。
だからもう自分がやっているウェブサービスのどこにも書きこむ事柄がない。
もう趣味や好きなものはない。
やめたんじゃなく、いつの間にかなくなっていた。
気が付いたら何年も経っていた。
東日本大震災の後、散乱していたオーディオ機器の動作確認して以降、ほとんどいじってない。不定期に動作確認とか、動かす必要があるときを除くと、とんでもなく使用頻度が低い。半年から1年に1回あるかなという感じで、半年でというなら1度もないことがほとんどだ。
トイレ行くたびに液体や固形物がすべて外に出ている状態でそれを取るのにも、時間と体力と健康を削いだりしている。とにかく別のことをやったり興味を持ったりしている暇がない。
オーディオもパソコンもニュースもテレビもまったく興味がない。もう趣味でない。というかそもそも知らない。情報を知る時間がない。時間があったら私、休みたい、寝たい。心身がもたない。私が病院行く体力・気力がない。もう何年単位でほったらかしになっている。2階に上がるのも両腕を使って身体を引っ張り上げるようにして、それでも休憩入れながらでないと上がれないのがデフォルト(既定、いつも)になっている。家の中にエレベーター無いと上に上がれん。介護が必要な老夫婦が最近息子(息子といっても高齢)を見ないと役所の職員に言って、2階で白骨化死体を見つけたニュースが話題になったが、歳とったり、身体が悪くなると自宅に未踏の地ができる。あのニュースはわかる、実感がある。
これでも願掛けで買った白財布のおかげ(?)で今年の4月までの体調と比べれば雲泥の差でよくなっている(良くなって階段登れない状態とか言わないように。全然良くなってるんだから)。
話を戻すと、カレンダーを使ってみてすばらしい、と思った。
(公開設定もあるものの)公開してないし、公開するつもりもないので個人名や業者名など、固有の名前がそのまま書ける。別名とかイニシャルとか、わざと違う人などにする必要がない。なので書くときも余計なことを考えずに済むが、それ以上に読むと内容がすぐそのままわかるものすごいメリットがある。
当然、人目を気にする必要が全くないので書きたいこと、書き残す必要があることだけを、素の文のまま書ける。
このあたりのことはもう全然違う。
ブログとかSNSとか、自分のウェブページを持ったことがない人は、これを読んでもそんなに違うと想像できないだろうが、実際公開される文章だと意識してなくても大きく違う。気にしなくていいってことはこんなに楽だとは……もう天国、楽園のよう。
意外とバナーとかアフィリエイトのことも規約を思い出しながら書くので面倒。ということが分かった。
ヤフーカレンダーにバナーが表示されているが、あれはヤフー側が勝手に表示しているだけで私が契約したバナーやアフィリエイトじゃないので関係ない。
ちょっとヤフーはカレンダーでもメールでも(あの使い心地、内容がサービス開始時からひどいホームページ・ジオシティーズやヤフーブログも)バナー広告が多すぎだ。肝心なコンテンツのほうが見えないし、重い。多すぎる。しかも動くタイプのものはうるさいものがほとんどで目障りだ。センスの悪さがすごい。使う人、来る人を逃す徹底的なセンスがすごい。
また話を戻すが、非公開のカレンダーにも欠点があって、検索エンジンにクロールされないから過去のあれはどこにあるのだろう、と探すのが大変だ。
元から言ってる通り、ここも個人的なメモなのに公開しているのは過去のメモ、備忘録が検索エンジンにインデックスされないと探せないからだ。これがねー……
改善されないものか。
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