無念 Name としあき 08/11/13(木)20:27:48 No.148875 03:35頃消えます
コジマがエイサーノートを2万9800円
VAIO VGN-FZ32Bを6万9800円で売るとチラシやテレビCMで
散々宣伝するも在庫がほとんど無く、
一番目に店頭に並んだ人も購入できず2chで不満が続出。
販売台数表記は無く「関東で2台」など販売台数が不明、
ネットにも買えた人はいなかったようです。
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:28:57 No.148877
で?
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:29:45 No.148879
別にいいじゃん
コジマを利用しなければいいし
でもきっとまた同じ事があったら並ぶんだよね
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:30:41 No.148882
自作ネタと関係ないニューススレなのでdelしていい?
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:31:43 No.148885
ドクト
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:37:51 No.148888
エイサーホイサー
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:49:19 No.148902
Eモバイル抱き合わせの書き忘れだろ
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:49:27 No.148903
景品表示法違反容疑ってか?
こんなのが何度も続くと公取委が動くけど
動いたところで注意勧告でお仕舞い
元々品揃えは悪いし店員は商品知識も無い素人ばかり
そんなコジマに期待する方がおかしいかと
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:53:00 No.148908
売るほうも買うほうも目が血走ってるな
高級車が新車で100万とかなら判るが、こんなモノに…
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)20:58:00 No.148913
1万や2万に命をリアルに賭ける
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:00:13 No.148915
>一番目に店頭に並んだ人も購入できず2chで不満が続出。
コジマっていまだにそんなインチキ商売やってんのか
ここは昔っからそういう商売の仕方してるんで有名だよ
俺も昔、一番乗りで入ったのに広告の品物がなく困惑した
店員はスミマセンの一点張り、弁解らしい弁解もない
なんだこの店は!!と憤慨したら、側にいた客のオッサンが
「この店はいつもこうなんだよ、フフフフフ・・・・」
と不敵な笑みを浮かべて『コジマ商法』の事を教えてくれた
すなわち品物など用意してないのに釣り広告で人を集める
こんなあからさまな詐欺行為は商法にも違反しないのかね
以来、二度とコジマには足を運ばず名物だった行列も消えた
ちゃんと品物のあるヤマダやK'sに抜かれるのも当然だよ
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:01:42 No.148920
大手家電はだいたいこんなことばっかやってるイメージ
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:05:05 No.148926
つーか広告見て安いから買うというのはどうかと思う。
無駄遣いじゃないだろうか。
自分が欲しいと思ったときに必要なものを確実に手に入れればいいと思うのです。
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:06:37 No.148929
その欲しくて必要なものが広告に載ってたんだろ
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:08:02 No.148930
コジマのチラシ掲載品は在庫なくても
その値段で取り寄せしてくれるぞ
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:10:01 No.148934
>景品表示法違反容疑ってか?
>こんなのが何度も続くと公取委が動くけど
>動いたところで注意勧告でお仕舞い
俺の記憶では20年くらい前からこんな調子だよ
苦情なんてそれこそ幾度となく行ってるはずだけど
取り締まる方もやる気ねぇから今も野放しなのか
この手の家電量販店はバッタ屋あがりだし
まー、過去にもリサイクル料を取りながら
回収品を中国とかに横流ししてたとか
そういう事件もあったくらいだからなぁ
かなり汚い商売してるのは確かだよ
>スレあき
せっかくだから2chの人にも俺の話を教えてあげてねw
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:36:24 No.148957
>ちゃんと品物のあるヤマダ
自分の経験からはヤマダは品物が無いことの方が多いと思う…
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:39:56 No.148959
ヤマダは広告を出した地域の店舗で合計100個限定とかやってて
一々店員に確認しないとまだあるのかどうかわからない
自分が経験したのでは確認に10分もまたされて
「もう合計数に達したようなんですがサービスしておきます」ってチラシ価格で売ってくれた
そういうサービスは悪くないんだけど
やり方はかなりキタナイと思った
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:42:13 No.148963
>自分が欲しいと思ったときに必要なものを確実に手に入れればいいと思うのです。
それやってると結局いつも高い金で買わされるハメになり損をする
とりあえず目星をつけておいて掘り出し物を見つけた時に買うのが吉
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:44:57 No.148965
…というような悪評が後を絶たないので
この手の店で高額商品を買いたくはないな
どんなにサービスや保証をつけてもらっても
本当に保証してくれるのか? と不安になる
スレあきの話してるコジマスレ見てみたい
urlきぼん
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:48:18 No.148968
>コジマのチラシ掲載品は在庫なくても
>その値段で取り寄せしてくれるぞ
どっかのブログに取り寄せできなかったと書いてあったが
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)21:55:02 No.148973
>コジマのチラシ掲載品は在庫なくても
>その値段で取り寄せしてくれるぞ
どっかのブログに取り寄せできなかったと書いてあったが
昔一番に並んでも買えなかった俺だけど
取り寄せなんて当然ながら無理だったよ
体験者の俺が言うんだから間違いない
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)22:01:35 No.148978
でも一応スレ画のはちょっと話題になったから
後でコジマも謝罪文出したんじゃなかったっけ?
… 無念 Name としあき 08/11/13(木)22:09:26 No.148987
>ちゃんと品物のあるヤマダやK's
ヤマダだって広告掲載分の商品が無いなんてザラだよ
一応元社員
2008年11月13日木曜日
ゴールドムンド社テロス5000詳報
常設展示が決まったゴールドムンド社テロス 5000詳報
日本にはイベントなどでも持ち込まないと思っていたTelos 5000だが、IASJ 東京International Audio Showや各地域のオーディオショウで聴くことができ、その大きさや価格、それ以上に飛躍的な音と性能で日本のオーディオマニアに話題となった
もう少し詳しいことがわかったのでメモしておく
さすがに「パワーアンプ」と括るにはその範囲を超えてしまっているTelos5000だけあって、仕様がほかのパワーアンプや過去のものと比べ常識はずれで違っている
まず電源だが、やはり1台で電源が3本必要となっている
これは必須で付属品としてついてくる
内訳は20A規格の電源が2つで、これは通常のパワーアンプ(メインアンプ)部分に利用される
大出力アンプであっても15Aタイプの電源を搭載していることがほとんどだが、前記2つの20A電源以外に15Aタイプの電源も1つある
これは制御部用の電源となる
この3つの電源はすべて接続する必要があり、どれかをはずして運用することはできない
だが、電源ケーブルはGoldmundオリジナル仕様のものが無料で付属してくる
スピーカー端子は2組付いていてバイワイヤー接続ができるようになっている
モノラルアンプなのでバイアンプになるわけではなく、そうしたいならもう1組テロス5000を買う必要がある
通常のスピーカー端子のほかに、そのすぐ上に特殊端子がある
これは独自規格のスピーカー端子で独自規格専用のスピーカーケーブルが必要となる
このアンプを買うと、そのオーナーに合わせて独自規格の専用スピーカーケーブルを製造するので通常は独自規格のSP端子のほうを使うことが多いだろう
どうしても使いたいケーブルメーカーが決まっている場合でなければ一般的な規格のほうのSP端子は利用しないだろう
なお、この独自規格のSP Cableは一般には販売されない
長さも決まっておらず、オーナーに必要な長さのケーブルが作られ付属してくる
付属なので無料とのことだが極端に長ければ追加料金があるかもしれない
ゴールドムンドのアンプらしく標準でデジタル入力ができる
イベントなどで鳴らしていたテロス5000は試聴用のプロトタイプか実際販売される実機か聞いたところ、この機種にはイベント用の試作機などはなくすべて本番用・販売機だということだ
話題がテロス 5000に集中して同時に発表されたTelos 1000が話題になっていないが、これは傑作だと思う
テロス2500で無限の駆動力、制動力、自然さ、さりげなさと言っていたが、テロス5000の開発でよほどすばらしいノウハウが蓄積されたのだろう
とにかくテロス1000はすばらしく心奪われた
2500は自然さと奥ゆかしさ、『すごいでしょ』というハッタリが全くないアンプだが、
それに対して1000は活発、快活。スパッとした反応でシビれた
まあ、エージング前だったのかもしれないが
聞く前はテロス2500と600の間になんで作っちゃったのか?
必要がないのでは?
という判断が自分の中でほとんどを占めていたが、これは素晴らしい
これだと2500は損だ
音が違っているので好みが合えば2500のほうがいいということもあるだろうが、買った人としてはつらい
ゴールドムンドは妙にパワーアンプが良くなっているのはなぜなのか?
テロスシリーズは400までは聴いている
以前の二桁の20番台シリーズは、下位機種と上位機種で落差がありすぎ見るべきものがなかったが、そのころの連想で600より下位機種は聴く気がしなかった
しかし400は小気味よくやや若い雰囲気でよかった(あまり真剣に聴いてないが)
以前のシリーズもこれに近い程度の音を出すべきだった
あまりに気を逆なでする耳障りな音だったので長く嫌っていた時期がある
カーボンにしようがうるさいものはうるさかった
こういう音だったら毛嫌いすることもなかった
早くパワーアンプ以外のシリーズも改良してほしい
プリが置いてけぼりなのはみっともない
ここまで高額機で、しかもほとんど予約でいっぱいで、すでに売れているので世界のどのショップでも置くことがないと思っていたが展示する店があった
ダイナミックオーディオの川又氏のところで導入、常設するとのことだ
驚いたと同時に会社は大丈夫かと心配した

まあ、ティアックTEAC/エソテリックESOTERICが輸入代理店をしているアバンギャルド・アコースティックAvantgarde Acoustic社のTRIO+BASSHORN 18,900,000円 運搬費/据付費は別途[受注生産]も常設していたこともあるので平気なのだろうが…
すごいと思った
日本にはイベントなどでも持ち込まないと思っていたTelos 5000だが、IASJ 東京International Audio Showや各地域のオーディオショウで聴くことができ、その大きさや価格、それ以上に飛躍的な音と性能で日本のオーディオマニアに話題となった
もう少し詳しいことがわかったのでメモしておく
さすがに「パワーアンプ」と括るにはその範囲を超えてしまっているTelos5000だけあって、仕様がほかのパワーアンプや過去のものと比べ常識はずれで違っている
まず電源だが、やはり1台で電源が3本必要となっている
これは必須で付属品としてついてくる
内訳は20A規格の電源が2つで、これは通常のパワーアンプ(メインアンプ)部分に利用される
大出力アンプであっても15Aタイプの電源を搭載していることがほとんどだが、前記2つの20A電源以外に15Aタイプの電源も1つある
これは制御部用の電源となる
この3つの電源はすべて接続する必要があり、どれかをはずして運用することはできない
だが、電源ケーブルはGoldmundオリジナル仕様のものが無料で付属してくる
スピーカー端子は2組付いていてバイワイヤー接続ができるようになっている
モノラルアンプなのでバイアンプになるわけではなく、そうしたいならもう1組テロス5000を買う必要がある
通常のスピーカー端子のほかに、そのすぐ上に特殊端子がある
これは独自規格のスピーカー端子で独自規格専用のスピーカーケーブルが必要となる
このアンプを買うと、そのオーナーに合わせて独自規格の専用スピーカーケーブルを製造するので通常は独自規格のSP端子のほうを使うことが多いだろう
どうしても使いたいケーブルメーカーが決まっている場合でなければ一般的な規格のほうのSP端子は利用しないだろう
なお、この独自規格のSP Cableは一般には販売されない
長さも決まっておらず、オーナーに必要な長さのケーブルが作られ付属してくる
付属なので無料とのことだが極端に長ければ追加料金があるかもしれない
ゴールドムンドのアンプらしく標準でデジタル入力ができる
イベントなどで鳴らしていたテロス5000は試聴用のプロトタイプか実際販売される実機か聞いたところ、この機種にはイベント用の試作機などはなくすべて本番用・販売機だということだ
話題がテロス 5000に集中して同時に発表されたTelos 1000が話題になっていないが、これは傑作だと思う
テロス2500で無限の駆動力、制動力、自然さ、さりげなさと言っていたが、テロス5000の開発でよほどすばらしいノウハウが蓄積されたのだろう
とにかくテロス1000はすばらしく心奪われた
2500は自然さと奥ゆかしさ、『すごいでしょ』というハッタリが全くないアンプだが、
それに対して1000は活発、快活。スパッとした反応でシビれた
まあ、エージング前だったのかもしれないが
聞く前はテロス2500と600の間になんで作っちゃったのか?
必要がないのでは?
という判断が自分の中でほとんどを占めていたが、これは素晴らしい
これだと2500は損だ
音が違っているので好みが合えば2500のほうがいいということもあるだろうが、買った人としてはつらい
ゴールドムンドは妙にパワーアンプが良くなっているのはなぜなのか?
テロスシリーズは400までは聴いている
以前の二桁の20番台シリーズは、下位機種と上位機種で落差がありすぎ見るべきものがなかったが、そのころの連想で600より下位機種は聴く気がしなかった
しかし400は小気味よくやや若い雰囲気でよかった(あまり真剣に聴いてないが)
以前のシリーズもこれに近い程度の音を出すべきだった
あまりに気を逆なでする耳障りな音だったので長く嫌っていた時期がある
カーボンにしようがうるさいものはうるさかった
こういう音だったら毛嫌いすることもなかった
早くパワーアンプ以外のシリーズも改良してほしい
プリが置いてけぼりなのはみっともない
ここまで高額機で、しかもほとんど予約でいっぱいで、すでに売れているので世界のどのショップでも置くことがないと思っていたが展示する店があった
ダイナミックオーディオの川又氏のところで導入、常設するとのことだ
驚いたと同時に会社は大丈夫かと心配した

まあ、ティアックTEAC/エソテリックESOTERICが輸入代理店をしているアバンギャルド・アコースティックAvantgarde Acoustic社のTRIO+BASSHORN 18,900,000円 運搬費/据付費は別途[受注生産]も常設していたこともあるので平気なのだろうが…
すごいと思った
2008年11月5日水曜日
DisplayPortの詳細解説HDMI/DVIの改良版として策定された新規格
DisplayPortはHDMIやDVIの改良版として策定された
高いデータ伝送容量を備える、外部インターフェースとしてだけでなく
機器内部のインターフェースとしても利用できる、
コネクタが小さいといったことだ。
また、HDMIの利用に当たっては知的財産権の使用料が発生するが、DisplayPortにはそれがない。
色深度はRGB(赤、緑、青)の各チャンネルごとに最大16ビットである。ディスプレイ画面の最高解像度はWQXGA(Wide Quad Extended Graphics Array)、すなわち2560×1600画素をサポートする。リフレッシュ速度は最大120Hzである。
TMDSでは、例えば18ビットのカラーディスプレイの場合、データの伝送に6対の差動線、クロックの伝送に2対の差動線を使うので、ワイヤーの本数は16本になる。24ビットのカラーディスプレイでは、ワイヤーの数は20本に増える。
それに対し、DisplayPortでは、1レーンだと補助チャンネルを含めてもワイヤーの数は4本しかない。
今後、インターフェースがインテリジェントになっていくといいと思う
たとえばキャリブレーションで色合わせや輝度など調整している業界や個人もいるが、ディスプレイ側で輝度や色の鮮やかさが最大、ガンマも調整していながら、グラフィックカード側ではsRGBやAdobeRGBに合わせてガンマカーブや輝度、彩度を2重にかけている
副作用が大きい
2重にかけるよりディスプレイの表現域をPCが把握できるようにし、ディスプレイの機能そのものをコントロールして、それで制御しきれない分をグラフィックカードのドライバーで補完して修正するほうがトーンジャンプなど色化けが減る
それにたとえばゲームを開始したときはPCが自動で倍速表示をオフにして遅延を遅くしたり、DVDやBDなど映画を見始めれば倍速表示でなめらかに、そしてバックライトを明るくするなど直接制御できるようになればそのディスプレイの一番いいところを引き出せるようになる
こうなればいいと思う
HDMI/DVIへの変換の仕組みはどうあるべきなのか
[2008年11月号]
高速デジタル映像信号規格であるDisplayPortが普及しようとしている。同種の既存規格であるHDMIやDVIなどとの共存は避けられない状況だ。これらの規格を効率良く共存させる設計技術が必要となる。
By Abdullah Raouf 米Pericom Semiconductor社
共存する複数の規格
パソコン用ディスプレイ関連の共通技術規格を策定している業界団体VESA(Video Electronics Standards Association)は、デジタルディスプレイ用の映像信号規格であるDisplayPortを策定した。これは、既存のデジタルディスプレイインターフェースであるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)とDVI(Digital Video Interface)を置き換えることを狙ったものだ。
実際、DisplayPortはHDMIやDVIの改良版として策定された。ただし、それだけではすでに利用されているHDMIやDVIなどを置き換えられるものとはならない。もちろん、一部の用途においては、DisplayPortは技術的にもコスト競争力の面でも優れたものだと言える。例えば、パソコンのモニターディスプレイでは、急速にDisplay Portへの移行が進むだろう。
それに対し、デジタル家電分野では、HDMIが広範な採用実績を有する。従って、DisplayPortを採用する機器を設計するとしたら、HDMIを搭載した民生機器との接続性も確保しなければならないため、複数のディスプレイインターフェースをサポートしなければならないことになる。そうした機器では、システムを複雑にせず、コストをあまり上乗せしなくて済むように、ディスプレイインターフェースの変換機能、すなわちブリッジ機能を持たせることが重要である。
では、具体的にはそのブリッジ機能はどのように実現するのがよいのだろうか。本稿では、この問いに対する1つの解を提示したいが、まずはそもそもDisplayPortを採用することで得られるメリットについて論じることにする。
仕様面での優位性
DisplayPortにはいくつもの特徴がある。高いデータ伝送容量を備える、外部インターフェースとしてだけでなく機器内部のインターフェースとしても利用できる、コネクタが小さいといったことだ。また、HDMIの利用に当たっては知的財産権の使用料が発生するが、DisplayPortにはそれがない。コストの負担がディスプレイ側ではなく、ビデオ/グラフィックスのソース側に生じるところにも特徴がある。
DisplayPortの物理的な仕様は、次のようなものになる。まず、1対の差動信号により、信号伝送の1レーンが構成される。1レーン当たりの伝送速度は最大2.7ギガビット/秒である。4レーンを1本のケーブルにまとめるので、ケーブル当たりの伝送速度は最大10.8ギガビット/秒となる。なお、クロックは信号に埋め込んで伝送される。
色深度はRGB(赤、緑、青)の各チャンネルごとに最大16ビットである。ディスプレイ画面の最高解像度はWQXGA(Wide Quad Extended Graphics Array)、すなわち2560×1600画素をサポートする。リフレッシュ速度は最大120Hzである。
DisplayPortの特徴の1つに、補助チャンネルのサポートがある。補助チャンネルは双方向の信号伝送チャンネルであり、伝送速度は最大1メガビット/秒。VESAのEDID(Extended Display Identification Data)規格およびMCCS(Monitor Control Command Set)規格に準拠したリンク管理とデバイス制御に利用する。この双方向信号チャンネルにより、ディスプレイ側は受信した信号のジッターや符号(シンボル)間干渉(ISI:Intersymbol Interference)が大きい場合に、ホストに対してより高い品質の信号出力を要求することができる。ディスプレイと信号源の間で直接フィードバックをかけるという、この独特な技術により、信号源側でプリエンファシスのかけ方を自動的に調整できる。また解像度、リフレッシュ速度、色深度に対して、システムが自動的に微調整を行うことが可能である。ビデオアプリケーションやゲームアプリケーションは絶えず進化しているが、DisplayPortはその進化に対応する余地を備えていると言える。
DisplayPortは、ノート型パソコン内部のディスプレイインターフェースにも利用できる。従来のノート型パソコンでは、ディスプレイの物理インターフェースにTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)を使っていることが少なくない。TMDSでは、例えば18ビットのカラーディスプレイの場合、データの伝送に6対の差動線、クロックの伝送に2対の差動線を使うので、ワイヤーの本数は16本になる。24ビットのカラーディスプレイでは、ワイヤーの数は20本に増える。それに対し、DisplayPortでは、1レーンだと補助チャンネルを含めてもワイヤーの数は4本しかない。4レーンでも補助チャンネルを含めて10本のワイヤーで済む。
コスト面での優位性
DisplayPortにはコスト面の特徴もある。ディスプレイコストの低減を主眼に置き、VGA(Video Graphics Array)ディスプレイで利用されたのと同様の直接駆動方式を採用しているのである。ビデオ信号源回路にディスプレイの駆動回路を集積するので、ディスプレイ側にスケーリング回路を載せる必要がない。このことは、5~10米ドルのコスト削減につながる。またスケーリング回路が存在しないということは、液晶モニターの薄型化に寄与できることを意味する。モニターの厚みを12.7mmにまで薄くできるのである。
企業向けパソコンシステムではモニターよりもパソコン本体に予算を多く投じる。そのため、モニターのコスト削減には意味がある。パソコン市場では、グラフィックスICのベンダーがDisplayPortの採用に積極的だ。具体的には、米Intel社、米AMD(Advanced Micro Devices)社、米NVIDIA社などがDisplayPort対応のICを開発している。それに対し、家電製品では価格の高い液晶ディスプレイに需要が集まるので、HDMIのようなインターフェースを組み込みやすい。パソコンの場合とは逆に、本体側であるDVDレコーダやデジタルスチルカメラなどは、価格が抑えられる傾向にある。
ディスプレイインターフェース対応ICを開発する立場で微細化との関係を見ると、DisplayPortにはもう1つの優位性がある。それは、微細化によって電源電圧の低下がもたらされることだ。
例えば、45nmプロセスでは、I/O部の電源電圧は2.5V以下であることが望ましい。しかし、HDMIとDVIはTMDS技術を採用しているので、高速信号の伝送には3.6V、低速のサイドバンド信号の伝送には5.25Vの電源電圧を必要とする。すなわち、45nmプロセスのICにTMDS技術のインターフェースを搭載するには、独自の回路設計と製造プロセスを組み合わせねばならず、製造コストが増大してしまうのだ。
それに対し、DisplayPortであれば、標準的な45nmプロセスを採用してICを開発することが可能である。DisplayPortでは、電源電圧が2Vを超えないからである。
ブリッジ機能の実現方法
図1 効率的なブリッジ機能の実現方法
ほぼ同じ用途に向けた複数の技術規格が存在する場合、その中のどれが市場で標準的な地位を占めることになるかをあらかじめ見極めるのは難しい。DisplayPortが優位性を発揮する用途は確かに存在するが、それでもHDMIとDVIの普及状況を考慮しながら導入を検討する必要がある。
かつて、グラフィックス分野では、AGP(Accelerated Graphics Port)が標準的なグラフィックスインターフェースとして用いられていた。高速入出力インターフェース規格のPCI(Peripheral Component Interconnect) Expressが登場した当初は、AGPのインターフェースをPCI Expressのインターフェースに変換するブリッジICを使ってPCI ExpressボードとAGPグラフィックスICを接続していた。その後、PCI Expressが普及すると、今度はPCI ExpressをAGPに変換するブリッジICが市販されるようになった。これと同様のことが、DisplayPortとHDMI/DVIに関しても起こり得る。
45nmプロセスのグラフィックスICでDisplayPortの利用が広まると、DisplayPortをHDMIおよびDVIに変換するブリッジ機能が必要になる。このブリッジ機能は、グラフィックスICとは別のブリッジICとして実現するという考え方が妥当だと言える。デジタルインターフェースは物理層と論理層で構成され、両層を分離することで効率的なインターフェース変換を実現できる。HDMIおよびDVIの物理層は比較的高い電源電圧を要するので、0.25μm程度のプロセスのトランジスタ回路で製造する。一方、論理層では電源電圧は問題にはならないので、DisplayPortとHDMI、DVIの論理層を1チップに集積することも難しくはない。
そこでグラフィックス用途向けのチップセット(グラフィックスICとブリッジIC)では、DisplayPortの論理層および物理層、HDMIの論理層、DVIの論理層を1個のグラフィックスICに集積する(図1)。そして、グラフィックスICからの出力を受け取って、HDMIとDVIの論理層の仕様に準拠した信号に変換するブリッジICを用意する。グラフィックスICでは、内部のマルチプレクサによって所望のインターフェースの論理プロトコルを選択し、DisplayPortの物理層を介して外部に信号を送信する。外付けのブリッジICは、その出力をHDMIまたはDVIの物理層の規格に準拠した信号に変換する。論理プロトコルへの対応はすでに施されているので、変換後にはHDMI/DVIの各規格に準拠した信号が得られることになる。この構成において、DisplayPortを備えたモニターディスプレイに対しては、グラフィックスICの出力をそのまま直結する。一方、HDMIまたはDVIを備えたモニターディスプレイに対しては、ブリッジICの出力を接続する。この手法は、信号品質、回路の複雑さ、製造コストの面でバランスが良い。
パソコン本体とモニターとの間に論理層と物理層の両方を変換するブリッジICを配置する方法も考えられる。しかし、この方法では、信号の遅延の増大、コストの増加といった問題が生じる。繰り返しになるが、45nmプロセスの集積度の高さを生かして論理層を低コストでまとめておき、45nmプロセスと整合しないHDMIおよびDVIの物理層だけを別チップ(すなわち、ブリッジIC)にするというのが最良の方法だろう。
なお、ブリッジICが必要となるのは、モニターがDisplayPortのインターフェースを備えていない場合だけである。DisplayPortを装備したモニターが普及すれば、ブリッジICは不要になる。
ブリッジICを実装する場所としては、システムボード、ドッキングステーション、ケーブルアダプタ、モニターディスプレイなどが考えられる。これらのうち、どれに実装するかによって、信号品質に及ぶ影響や、コストその他の面で差が生まれる。
システムボードにブリッジICを実装する手法であれば、コネクタを省けるので信頼性が高まる。ただし、サポートできるインターフェースが1種類に限定されてしまう。必要となるすべてのインターフェースのポートを用意する方法も考えられるが、それではシステムが複雑になり、コストの増加が無視できない。
ケーブルアダプタにブリッジICを実装する手法であれば、高い柔軟性が得られる。ドッキングステーションは最近ではノート型パソコンでもあまり用いられないので、適切とは言い難い。ドッキングステーション用に、ブリッジICを内蔵したDisplayPort対応のドングルを提供するベンダーが現れるというのが妥当なシナリオだろう。なお、モニターディスプレイの内部にブリッジICを実装する手法は、コスト増となるので現実的ではない。
信号品質の改善
図2 ブリッジICにおける信号整形の効果
ブリッジICに入力する信号は、アイが閉じてしまっている(上)。ブリッジICのジッター除去回路によって、出力信号の品質が改善され、アイが開く(下)。Pericom社のブリッジIC「PI3VDP411LS」を使った場合の例である。
ESDからの保護
ディスプレイインターフェース回路を静電気放電(ESD)から保護するのは重要なことである。例えば、HDMI規格のRev.1.3では、コネクタに対して、8kV(接触モード)のESDに対する保護を求めている。
45nmプロセスにおいて、製造コストをそれほど増やさずに、8kVに対応可能なESD保護回路を実装できるか否かは不明である。いずれにしても、グラフィックスIC(チップセット)の内部にESD保護回路を搭載するのは現実的ではない。ESD保護回路が壊れてしまうと、グラフィックスICがESD耐性を失うことになり、パソコンシステム全体の故障につながりかねないからだ。故障したICを交換するのがコストの面から合理的でない場合には、システム全体を廃棄することになってしまう。そのため、ESD保護回路は、独立した1個のデバイスとして実装することが多い。これであれば、故障したESD保護デバイスだけを交換すれば済むので経済的である。
ただし、電子回路においてESD保護回路のような受動部品を付加することは、システムコストを増やすだけでなく、不要な容量を回路に付加したり、望ましくない歪(ひずみ)を信号に与えたりすることにもつながる。この問題は、ESD保護デバイスとブリッジ回路を1チップに集積することで回避できる。ESD保護回路は0.25μmプロセスであれば実績がある。
また、ESD保護回路とブリッジ回路を1チップに集積した場合の最大のメリットは、信号品質の劣化を防げる点にある。ESD保護回路を個別に実装すると、信号に対するプリエンファシスの効果を薄めてしまうからだ。ESD保護回路とブリッジ回路を1チップに集積すれば、この問題を回避できる。また損失やジッターなどを減らすことも可能だ。
この方法をとった場合、ESD保護回路が故障したときには、システム全体ではなく、ブリッジICだけが故障したことになる。もし将来的にブリッジ機能が不要になったなら、ブリッジICをほかのESD保護デバイスに交換してシステムコストを低減することもできる。
DisplayPortの可能性
DisplayPortがHDMIやDVIなどを置き換えるかどうかは、まだ不明である。それでもDisplayPortは着実に、パソコン市場に浸透しつつある。新しいアプリケーションをサポートできる拡張性を有する、そして内部バスとしてチップ間通信を担えるという特徴が、パソコン以外の市場を切り開くだろう。例えばデジタルテレビ受像機、メディアゲートウエイ、DVDプレーヤ、家庭用ネットワーク機器、投射型ディスプレイ、薄型ディスプレイなどが候補として考えられる。
DisplayPortは多くの企業からの支持を得ている。Analogix Semiconductor社、Dell社、Genesis Microchip社、HP社、Lenovo社、Luxtera社、Molex社、Parade Technologies社、Pericom社、Quantum Data社、Tyco Electronics社の各米国企業、ホシデン、オランダRoyal Philips Electronics社、韓国Samsung Electronics社らがDisplayPortを支持している。
今後しばらくは、DisplayPortとHDMI、DVIが共存していくだろう。この状況はしばらく続くかもしれないし、どれか1つが他者を置き換えていくかもしれない。それぞれの規格の背景にある技術と制約を理解することにより、効率の良いブリッジ機能を開発するとともに、最大の柔軟性を最小のコストでユーザーに提供できるようになる。
仕様面での優位性
DisplayPortにはいくつもの特徴がある。高いデータ伝送容量を備える、外部インターフェースとしてだけでなく
機器内部のインターフェースとしても利用できる、
コネクタが小さいといったことだ。
また、HDMIの利用に当たっては知的財産権の使用料が発生するが、DisplayPortにはそれがない。
色深度はRGB(赤、緑、青)の各チャンネルごとに最大16ビットである。ディスプレイ画面の最高解像度はWQXGA(Wide Quad Extended Graphics Array)、すなわち2560×1600画素をサポートする。リフレッシュ速度は最大120Hzである。
TMDSでは、例えば18ビットのカラーディスプレイの場合、データの伝送に6対の差動線、クロックの伝送に2対の差動線を使うので、ワイヤーの本数は16本になる。24ビットのカラーディスプレイでは、ワイヤーの数は20本に増える。
それに対し、DisplayPortでは、1レーンだと補助チャンネルを含めてもワイヤーの数は4本しかない。
今後、インターフェースがインテリジェントになっていくといいと思う
たとえばキャリブレーションで色合わせや輝度など調整している業界や個人もいるが、ディスプレイ側で輝度や色の鮮やかさが最大、ガンマも調整していながら、グラフィックカード側ではsRGBやAdobeRGBに合わせてガンマカーブや輝度、彩度を2重にかけている
副作用が大きい
2重にかけるよりディスプレイの表現域をPCが把握できるようにし、ディスプレイの機能そのものをコントロールして、それで制御しきれない分をグラフィックカードのドライバーで補完して修正するほうがトーンジャンプなど色化けが減る
それにたとえばゲームを開始したときはPCが自動で倍速表示をオフにして遅延を遅くしたり、DVDやBDなど映画を見始めれば倍速表示でなめらかに、そしてバックライトを明るくするなど直接制御できるようになればそのディスプレイの一番いいところを引き出せるようになる
こうなればいいと思う
DisplayPort活用の肝は「ブリッジ機能」の実現
http://www.ednjapan.com/issue/2008/11/u0o686000000ygz9.htmlHDMI/DVIへの変換の仕組みはどうあるべきなのか
[2008年11月号]
高速デジタル映像信号規格であるDisplayPortが普及しようとしている。同種の既存規格であるHDMIやDVIなどとの共存は避けられない状況だ。これらの規格を効率良く共存させる設計技術が必要となる。
By Abdullah Raouf 米Pericom Semiconductor社
共存する複数の規格
パソコン用ディスプレイ関連の共通技術規格を策定している業界団体VESA(Video Electronics Standards Association)は、デジタルディスプレイ用の映像信号規格であるDisplayPortを策定した。これは、既存のデジタルディスプレイインターフェースであるHDMI(High-Definition Multimedia Interface)とDVI(Digital Video Interface)を置き換えることを狙ったものだ。
実際、DisplayPortはHDMIやDVIの改良版として策定された。ただし、それだけではすでに利用されているHDMIやDVIなどを置き換えられるものとはならない。もちろん、一部の用途においては、DisplayPortは技術的にもコスト競争力の面でも優れたものだと言える。例えば、パソコンのモニターディスプレイでは、急速にDisplay Portへの移行が進むだろう。
それに対し、デジタル家電分野では、HDMIが広範な採用実績を有する。従って、DisplayPortを採用する機器を設計するとしたら、HDMIを搭載した民生機器との接続性も確保しなければならないため、複数のディスプレイインターフェースをサポートしなければならないことになる。そうした機器では、システムを複雑にせず、コストをあまり上乗せしなくて済むように、ディスプレイインターフェースの変換機能、すなわちブリッジ機能を持たせることが重要である。
では、具体的にはそのブリッジ機能はどのように実現するのがよいのだろうか。本稿では、この問いに対する1つの解を提示したいが、まずはそもそもDisplayPortを採用することで得られるメリットについて論じることにする。
仕様面での優位性
DisplayPortにはいくつもの特徴がある。高いデータ伝送容量を備える、外部インターフェースとしてだけでなく機器内部のインターフェースとしても利用できる、コネクタが小さいといったことだ。また、HDMIの利用に当たっては知的財産権の使用料が発生するが、DisplayPortにはそれがない。コストの負担がディスプレイ側ではなく、ビデオ/グラフィックスのソース側に生じるところにも特徴がある。
DisplayPortの物理的な仕様は、次のようなものになる。まず、1対の差動信号により、信号伝送の1レーンが構成される。1レーン当たりの伝送速度は最大2.7ギガビット/秒である。4レーンを1本のケーブルにまとめるので、ケーブル当たりの伝送速度は最大10.8ギガビット/秒となる。なお、クロックは信号に埋め込んで伝送される。
色深度はRGB(赤、緑、青)の各チャンネルごとに最大16ビットである。ディスプレイ画面の最高解像度はWQXGA(Wide Quad Extended Graphics Array)、すなわち2560×1600画素をサポートする。リフレッシュ速度は最大120Hzである。
DisplayPortの特徴の1つに、補助チャンネルのサポートがある。補助チャンネルは双方向の信号伝送チャンネルであり、伝送速度は最大1メガビット/秒。VESAのEDID(Extended Display Identification Data)規格およびMCCS(Monitor Control Command Set)規格に準拠したリンク管理とデバイス制御に利用する。この双方向信号チャンネルにより、ディスプレイ側は受信した信号のジッターや符号(シンボル)間干渉(ISI:Intersymbol Interference)が大きい場合に、ホストに対してより高い品質の信号出力を要求することができる。ディスプレイと信号源の間で直接フィードバックをかけるという、この独特な技術により、信号源側でプリエンファシスのかけ方を自動的に調整できる。また解像度、リフレッシュ速度、色深度に対して、システムが自動的に微調整を行うことが可能である。ビデオアプリケーションやゲームアプリケーションは絶えず進化しているが、DisplayPortはその進化に対応する余地を備えていると言える。
DisplayPortは、ノート型パソコン内部のディスプレイインターフェースにも利用できる。従来のノート型パソコンでは、ディスプレイの物理インターフェースにTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)を使っていることが少なくない。TMDSでは、例えば18ビットのカラーディスプレイの場合、データの伝送に6対の差動線、クロックの伝送に2対の差動線を使うので、ワイヤーの本数は16本になる。24ビットのカラーディスプレイでは、ワイヤーの数は20本に増える。それに対し、DisplayPortでは、1レーンだと補助チャンネルを含めてもワイヤーの数は4本しかない。4レーンでも補助チャンネルを含めて10本のワイヤーで済む。
コスト面での優位性
DisplayPortにはコスト面の特徴もある。ディスプレイコストの低減を主眼に置き、VGA(Video Graphics Array)ディスプレイで利用されたのと同様の直接駆動方式を採用しているのである。ビデオ信号源回路にディスプレイの駆動回路を集積するので、ディスプレイ側にスケーリング回路を載せる必要がない。このことは、5~10米ドルのコスト削減につながる。またスケーリング回路が存在しないということは、液晶モニターの薄型化に寄与できることを意味する。モニターの厚みを12.7mmにまで薄くできるのである。
企業向けパソコンシステムではモニターよりもパソコン本体に予算を多く投じる。そのため、モニターのコスト削減には意味がある。パソコン市場では、グラフィックスICのベンダーがDisplayPortの採用に積極的だ。具体的には、米Intel社、米AMD(Advanced Micro Devices)社、米NVIDIA社などがDisplayPort対応のICを開発している。それに対し、家電製品では価格の高い液晶ディスプレイに需要が集まるので、HDMIのようなインターフェースを組み込みやすい。パソコンの場合とは逆に、本体側であるDVDレコーダやデジタルスチルカメラなどは、価格が抑えられる傾向にある。
ディスプレイインターフェース対応ICを開発する立場で微細化との関係を見ると、DisplayPortにはもう1つの優位性がある。それは、微細化によって電源電圧の低下がもたらされることだ。
例えば、45nmプロセスでは、I/O部の電源電圧は2.5V以下であることが望ましい。しかし、HDMIとDVIはTMDS技術を採用しているので、高速信号の伝送には3.6V、低速のサイドバンド信号の伝送には5.25Vの電源電圧を必要とする。すなわち、45nmプロセスのICにTMDS技術のインターフェースを搭載するには、独自の回路設計と製造プロセスを組み合わせねばならず、製造コストが増大してしまうのだ。
それに対し、DisplayPortであれば、標準的な45nmプロセスを採用してICを開発することが可能である。DisplayPortでは、電源電圧が2Vを超えないからである。
ブリッジ機能の実現方法
図1 効率的なブリッジ機能の実現方法
ほぼ同じ用途に向けた複数の技術規格が存在する場合、その中のどれが市場で標準的な地位を占めることになるかをあらかじめ見極めるのは難しい。DisplayPortが優位性を発揮する用途は確かに存在するが、それでもHDMIとDVIの普及状況を考慮しながら導入を検討する必要がある。
かつて、グラフィックス分野では、AGP(Accelerated Graphics Port)が標準的なグラフィックスインターフェースとして用いられていた。高速入出力インターフェース規格のPCI(Peripheral Component Interconnect) Expressが登場した当初は、AGPのインターフェースをPCI Expressのインターフェースに変換するブリッジICを使ってPCI ExpressボードとAGPグラフィックスICを接続していた。その後、PCI Expressが普及すると、今度はPCI ExpressをAGPに変換するブリッジICが市販されるようになった。これと同様のことが、DisplayPortとHDMI/DVIに関しても起こり得る。
45nmプロセスのグラフィックスICでDisplayPortの利用が広まると、DisplayPortをHDMIおよびDVIに変換するブリッジ機能が必要になる。このブリッジ機能は、グラフィックスICとは別のブリッジICとして実現するという考え方が妥当だと言える。デジタルインターフェースは物理層と論理層で構成され、両層を分離することで効率的なインターフェース変換を実現できる。HDMIおよびDVIの物理層は比較的高い電源電圧を要するので、0.25μm程度のプロセスのトランジスタ回路で製造する。一方、論理層では電源電圧は問題にはならないので、DisplayPortとHDMI、DVIの論理層を1チップに集積することも難しくはない。
そこでグラフィックス用途向けのチップセット(グラフィックスICとブリッジIC)では、DisplayPortの論理層および物理層、HDMIの論理層、DVIの論理層を1個のグラフィックスICに集積する(図1)。そして、グラフィックスICからの出力を受け取って、HDMIとDVIの論理層の仕様に準拠した信号に変換するブリッジICを用意する。グラフィックスICでは、内部のマルチプレクサによって所望のインターフェースの論理プロトコルを選択し、DisplayPortの物理層を介して外部に信号を送信する。外付けのブリッジICは、その出力をHDMIまたはDVIの物理層の規格に準拠した信号に変換する。論理プロトコルへの対応はすでに施されているので、変換後にはHDMI/DVIの各規格に準拠した信号が得られることになる。この構成において、DisplayPortを備えたモニターディスプレイに対しては、グラフィックスICの出力をそのまま直結する。一方、HDMIまたはDVIを備えたモニターディスプレイに対しては、ブリッジICの出力を接続する。この手法は、信号品質、回路の複雑さ、製造コストの面でバランスが良い。
パソコン本体とモニターとの間に論理層と物理層の両方を変換するブリッジICを配置する方法も考えられる。しかし、この方法では、信号の遅延の増大、コストの増加といった問題が生じる。繰り返しになるが、45nmプロセスの集積度の高さを生かして論理層を低コストでまとめておき、45nmプロセスと整合しないHDMIおよびDVIの物理層だけを別チップ(すなわち、ブリッジIC)にするというのが最良の方法だろう。
なお、ブリッジICが必要となるのは、モニターがDisplayPortのインターフェースを備えていない場合だけである。DisplayPortを装備したモニターが普及すれば、ブリッジICは不要になる。
ブリッジICを実装する場所としては、システムボード、ドッキングステーション、ケーブルアダプタ、モニターディスプレイなどが考えられる。これらのうち、どれに実装するかによって、信号品質に及ぶ影響や、コストその他の面で差が生まれる。
システムボードにブリッジICを実装する手法であれば、コネクタを省けるので信頼性が高まる。ただし、サポートできるインターフェースが1種類に限定されてしまう。必要となるすべてのインターフェースのポートを用意する方法も考えられるが、それではシステムが複雑になり、コストの増加が無視できない。
ケーブルアダプタにブリッジICを実装する手法であれば、高い柔軟性が得られる。ドッキングステーションは最近ではノート型パソコンでもあまり用いられないので、適切とは言い難い。ドッキングステーション用に、ブリッジICを内蔵したDisplayPort対応のドングルを提供するベンダーが現れるというのが妥当なシナリオだろう。なお、モニターディスプレイの内部にブリッジICを実装する手法は、コスト増となるので現実的ではない。
信号品質の改善
図2 ブリッジICにおける信号整形の効果
ブリッジICに入力する信号は、アイが閉じてしまっている(上)。ブリッジICのジッター除去回路によって、出力信号の品質が改善され、アイが開く(下)。Pericom社のブリッジIC「PI3VDP411LS」を使った場合の例である。
ESDからの保護
ディスプレイインターフェース回路を静電気放電(ESD)から保護するのは重要なことである。例えば、HDMI規格のRev.1.3では、コネクタに対して、8kV(接触モード)のESDに対する保護を求めている。
45nmプロセスにおいて、製造コストをそれほど増やさずに、8kVに対応可能なESD保護回路を実装できるか否かは不明である。いずれにしても、グラフィックスIC(チップセット)の内部にESD保護回路を搭載するのは現実的ではない。ESD保護回路が壊れてしまうと、グラフィックスICがESD耐性を失うことになり、パソコンシステム全体の故障につながりかねないからだ。故障したICを交換するのがコストの面から合理的でない場合には、システム全体を廃棄することになってしまう。そのため、ESD保護回路は、独立した1個のデバイスとして実装することが多い。これであれば、故障したESD保護デバイスだけを交換すれば済むので経済的である。
ただし、電子回路においてESD保護回路のような受動部品を付加することは、システムコストを増やすだけでなく、不要な容量を回路に付加したり、望ましくない歪(ひずみ)を信号に与えたりすることにもつながる。この問題は、ESD保護デバイスとブリッジ回路を1チップに集積することで回避できる。ESD保護回路は0.25μmプロセスであれば実績がある。
また、ESD保護回路とブリッジ回路を1チップに集積した場合の最大のメリットは、信号品質の劣化を防げる点にある。ESD保護回路を個別に実装すると、信号に対するプリエンファシスの効果を薄めてしまうからだ。ESD保護回路とブリッジ回路を1チップに集積すれば、この問題を回避できる。また損失やジッターなどを減らすことも可能だ。
この方法をとった場合、ESD保護回路が故障したときには、システム全体ではなく、ブリッジICだけが故障したことになる。もし将来的にブリッジ機能が不要になったなら、ブリッジICをほかのESD保護デバイスに交換してシステムコストを低減することもできる。
DisplayPortの可能性
DisplayPortがHDMIやDVIなどを置き換えるかどうかは、まだ不明である。それでもDisplayPortは着実に、パソコン市場に浸透しつつある。新しいアプリケーションをサポートできる拡張性を有する、そして内部バスとしてチップ間通信を担えるという特徴が、パソコン以外の市場を切り開くだろう。例えばデジタルテレビ受像機、メディアゲートウエイ、DVDプレーヤ、家庭用ネットワーク機器、投射型ディスプレイ、薄型ディスプレイなどが候補として考えられる。
DisplayPortは多くの企業からの支持を得ている。Analogix Semiconductor社、Dell社、Genesis Microchip社、HP社、Lenovo社、Luxtera社、Molex社、Parade Technologies社、Pericom社、Quantum Data社、Tyco Electronics社の各米国企業、ホシデン、オランダRoyal Philips Electronics社、韓国Samsung Electronics社らがDisplayPortを支持している。
今後しばらくは、DisplayPortとHDMI、DVIが共存していくだろう。この状況はしばらく続くかもしれないし、どれか1つが他者を置き換えていくかもしれない。それぞれの規格の背景にある技術と制約を理解することにより、効率の良いブリッジ機能を開発するとともに、最大の柔軟性を最小のコストでユーザーに提供できるようになる。
【コーチング力】リーダーが抱える20の悪い癖
エグゼクティブTOP > 連載 > 問われるコーチング力:リーダーが抱える20の悪い癖 (1/2)
連載問われるコーチング力:
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0811/05/news007.html
元GE会長のジャック・ウェルチ氏をコーチした経験を持つエグゼクティブコーチングの第一人者によると、組織の上に立つリーダーは共通した悪い癖を抱えているという。
2008年11月05日 07時30分 更新
細川馨(ビジネスコーチ),ITmedia
「問われるコーチング力」バックナンバーはこちら
前回、自己分析によりリーダーは自分の強みと弱みを把握すべきだと述べた。今回はリーダーが陥りやすい「20の悪癖」について紹介したい。
以前「偽装事件を引き起こす不健康組織16の兆候」のコラムでも触れたが、リーダーの自己変革に欠かせないので改めて説明する。20の悪癖とはジャック・ウェルチ元GE会長をコーチした、コーチングの第一人者であるマーシャル・ゴールドスミス氏が、著書『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』で指摘したものである。経営者やリーダーの多くは次のような悪癖を持っていて、それが職場に悪い影響を与えているという。
1. 極度の負けず嫌い
2. 何かひと言価値を付け加えようとする
3. 善しあしの判断を下す
4. 人を傷つける破壊的なコメントをする
5. 「いや」「しかし」「でも」で話を始める
6. 自分がいかに賢いかを話す
7. 腹を立てている時に話す
8. 否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う
9. 情報を教えない
10. きちんと他人を認めない
11. 他人の手柄を横取りする
12. 言い訳をする
13. 過去にしがみつく
14. えこひいきする
15. すまなかったという気持ちを表さない
16. 人の話を聞かない
17. 感謝の気持ちを表さない
18. 八つ当たりする
19. 責任回避する
20. 「わたしはこうなんだ」と言いすぎる
リーダーは他人よりも優れていると考えがち
あなたが当てはまると思ったものはあるだろうか?
経営者やリーダーは、負けず嫌いで上昇志向が強い傾向がある。もちろんある程度は必要なのだが、それが強すぎると問題になる。彼らは組織の中で相応の成果を残し、評価され、現在のポジションに就いた成功者である。よって、自分は優秀で頭がよく、ほかの人よりも優れていると考えてしまいがちである。
しかし、もし本当に頭がよく優れているリーダーであれば、部下や周囲の人をうまく巻き込み、彼らと一緒に成長し、それに伴って組織も成長していくはずである。単なる思い込みで実は頭が悪いリーダーというのは、人を見下しばかにする。「自分は頭がいい」「優秀である」ということを必要以上に誇示するため、他人とうまくいかなくなる。
これは以前紹介した「思考の枠」を持っている人である。「頭がいい」、「優れている」ということを主張し続ける。他人に負けたくないという意識が強く、部下とささいなこと、くだらないことで競争する。自分が見下している部下を信頼しなくなり、部下の意見に耳を貸さなくなる。
こうなると、次のような弊害が生まれる。
1. 自分に情報が入ってこなくなる
2. 正しい判断ができなくなる
3. 部下との信頼関係が壊れる
欧米の経営者は新幹線の運転手?
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過度の負けず嫌いは危険
組織の運営も非常にぎくしゃくし、自身の判断ミスで会社をつぶす可能性も出てくる。経営破綻した米Lehman Brothersのリチャード・ファルドCEO(最高経営責任者)に対して助言した人はいただろう。不動産取引に偏り過ぎていて、危険ではないかと警鐘を鳴らした人もいたはずである。しかし、その話は彼にきちんと届いていただろうか? あるいは、彼はその言葉に耳を傾けただろうか?
20の悪癖は、「自分は正しい」「人に負けたくない」といった思考の枠に起因するものが大半だ。人に負けたくないので、ひと言価値を付け加えようとする。自分が正しい、優秀だと思うので、人に対して勝手に善しあしの判断を下し、傷つける破壊的なコメントをするのである。
人として人物評価されることほど屈辱的なことはない。上司から「お前はこういう人間だ」と決めつけられた部下はどういう気持ちになるだろうか? 心の中で思うことはあるかもしれないが、口に出すのはもってのほかである。好ましく思ってない人に「あいつはこういう人だ」と陰で言われているとしたら、煮えくり返る思いにならないだろうか。破壊的なことを言う根底にあるのは、負けたくないという意識や、常に欲求が満たされない不安があるからだ。
負けたくない、欲求が満たされない → 不安 → 人に破壊的なことを言う
欧米企業の経営者たちは、時速300キロで走る新幹線の運転手のような印象を受ける。日本企業に比べると、彼らは短期間で結果を求められることが多く、毎月、3カ月ごと、半年ごと、1年ごとに査定され評価を下される。常に欲求が満たされないので、言葉が荒くなりがちで人を傷つけてしまう。きちんと他人を認めることもできなくなる。
もちろん短い期間で結果を出すことも大切だが、ある程度の時間をかけて成果を残すことも必要である。米国のウォールストリートで起きた金融危機は、全員が短期的な利益を求め過ぎた結果、このような事態に陥ったのである。じっくり育てるといった経営の大切さが見直されていくだろう。
自分を見つめる鏡を手に入れろ
20の悪癖のうち、当てはまるものがいくつあっただろうか? 自分では客観的に見られないこともあるので、周囲の人に聞いてみるといい。ただし、全員の意見をうのみにする必要はない。10人中8人が問題だと指摘すれば当てはまる。10人中2人ならば気にする必要はない。
悪癖を一度にすべて直すことは不可能である。まずは1つか2つに焦点を絞り、それを意識して行動してほしい。それだけでも、自分自身や周りに大きな変化が現れるはずである。
もう一点強調したいのが、リーダーは自分を見つめる鏡を持ってほしいということだ。自分の顔や姿は、毎朝鏡で見て確認するはずである。「今日は顔色がいい」、「今日は疲れているな」などと自分を見て考える。自分の行動についても、振り返る癖を持つ必要がある。行動の「鏡」を持ち、毎日鏡に映る自分を確認する。それを意識し少しずつ悪癖の改善に努める。それが行動変革につながっていくのだ。
プロフィール
細川馨(ほそかわ かおる)
ビジネスコーチ株式会社代表取締役
外資系生命保険入社。支社長、支社開発室長などを経て、2003年にプロコーチとして独立。2005年に当社を設立し、代表取締役に就任。コーチングを勤務先の保険会社に導入し、独自の営業システムを構築、業績を著しく伸ばす。業績を必ず伸ばす「コンサルティングコーチング」を独自のスタイルとし、現在大企業管理職への研修、企業のコーポレートコーチとして活躍。日経ビジネスアソシエ、日経ベンチャー、東商新聞連載。世界ビジネスコーチ協会資格検定委員会委員、CFP認定者、早稲田大学ビジネス情報アカデミー講師。
連載
問われるコーチング力:
リーダーが抱える20の悪い癖
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0811/05/news007.html元GE会長のジャック・ウェルチ氏をコーチした経験を持つエグゼクティブコーチングの第一人者によると、組織の上に立つリーダーは共通した悪い癖を抱えているという。
2008年11月05日 07時30分 更新
細川馨(ビジネスコーチ),ITmedia
「問われるコーチング力」バックナンバーはこちら
前回、自己分析によりリーダーは自分の強みと弱みを把握すべきだと述べた。今回はリーダーが陥りやすい「20の悪癖」について紹介したい。
以前「偽装事件を引き起こす不健康組織16の兆候」のコラムでも触れたが、リーダーの自己変革に欠かせないので改めて説明する。20の悪癖とはジャック・ウェルチ元GE会長をコーチした、コーチングの第一人者であるマーシャル・ゴールドスミス氏が、著書『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』で指摘したものである。経営者やリーダーの多くは次のような悪癖を持っていて、それが職場に悪い影響を与えているという。
1. 極度の負けず嫌い
2. 何かひと言価値を付け加えようとする
3. 善しあしの判断を下す
4. 人を傷つける破壊的なコメントをする
5. 「いや」「しかし」「でも」で話を始める
6. 自分がいかに賢いかを話す
7. 腹を立てている時に話す
8. 否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う
9. 情報を教えない
10. きちんと他人を認めない
11. 他人の手柄を横取りする
12. 言い訳をする
13. 過去にしがみつく
14. えこひいきする
15. すまなかったという気持ちを表さない
16. 人の話を聞かない
17. 感謝の気持ちを表さない
18. 八つ当たりする
19. 責任回避する
20. 「わたしはこうなんだ」と言いすぎる
リーダーは他人よりも優れていると考えがち
あなたが当てはまると思ったものはあるだろうか?
経営者やリーダーは、負けず嫌いで上昇志向が強い傾向がある。もちろんある程度は必要なのだが、それが強すぎると問題になる。彼らは組織の中で相応の成果を残し、評価され、現在のポジションに就いた成功者である。よって、自分は優秀で頭がよく、ほかの人よりも優れていると考えてしまいがちである。
しかし、もし本当に頭がよく優れているリーダーであれば、部下や周囲の人をうまく巻き込み、彼らと一緒に成長し、それに伴って組織も成長していくはずである。単なる思い込みで実は頭が悪いリーダーというのは、人を見下しばかにする。「自分は頭がいい」「優秀である」ということを必要以上に誇示するため、他人とうまくいかなくなる。
これは以前紹介した「思考の枠」を持っている人である。「頭がいい」、「優れている」ということを主張し続ける。他人に負けたくないという意識が強く、部下とささいなこと、くだらないことで競争する。自分が見下している部下を信頼しなくなり、部下の意見に耳を貸さなくなる。
こうなると、次のような弊害が生まれる。
1. 自分に情報が入ってこなくなる
2. 正しい判断ができなくなる
3. 部下との信頼関係が壊れる
欧米の経営者は新幹線の運転手?
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過度の負けず嫌いは危険
組織の運営も非常にぎくしゃくし、自身の判断ミスで会社をつぶす可能性も出てくる。経営破綻した米Lehman Brothersのリチャード・ファルドCEO(最高経営責任者)に対して助言した人はいただろう。不動産取引に偏り過ぎていて、危険ではないかと警鐘を鳴らした人もいたはずである。しかし、その話は彼にきちんと届いていただろうか? あるいは、彼はその言葉に耳を傾けただろうか?
20の悪癖は、「自分は正しい」「人に負けたくない」といった思考の枠に起因するものが大半だ。人に負けたくないので、ひと言価値を付け加えようとする。自分が正しい、優秀だと思うので、人に対して勝手に善しあしの判断を下し、傷つける破壊的なコメントをするのである。
人として人物評価されることほど屈辱的なことはない。上司から「お前はこういう人間だ」と決めつけられた部下はどういう気持ちになるだろうか? 心の中で思うことはあるかもしれないが、口に出すのはもってのほかである。好ましく思ってない人に「あいつはこういう人だ」と陰で言われているとしたら、煮えくり返る思いにならないだろうか。破壊的なことを言う根底にあるのは、負けたくないという意識や、常に欲求が満たされない不安があるからだ。
負けたくない、欲求が満たされない → 不安 → 人に破壊的なことを言う
欧米企業の経営者たちは、時速300キロで走る新幹線の運転手のような印象を受ける。日本企業に比べると、彼らは短期間で結果を求められることが多く、毎月、3カ月ごと、半年ごと、1年ごとに査定され評価を下される。常に欲求が満たされないので、言葉が荒くなりがちで人を傷つけてしまう。きちんと他人を認めることもできなくなる。
もちろん短い期間で結果を出すことも大切だが、ある程度の時間をかけて成果を残すことも必要である。米国のウォールストリートで起きた金融危機は、全員が短期的な利益を求め過ぎた結果、このような事態に陥ったのである。じっくり育てるといった経営の大切さが見直されていくだろう。
自分を見つめる鏡を手に入れろ
20の悪癖のうち、当てはまるものがいくつあっただろうか? 自分では客観的に見られないこともあるので、周囲の人に聞いてみるといい。ただし、全員の意見をうのみにする必要はない。10人中8人が問題だと指摘すれば当てはまる。10人中2人ならば気にする必要はない。
悪癖を一度にすべて直すことは不可能である。まずは1つか2つに焦点を絞り、それを意識して行動してほしい。それだけでも、自分自身や周りに大きな変化が現れるはずである。
もう一点強調したいのが、リーダーは自分を見つめる鏡を持ってほしいということだ。自分の顔や姿は、毎朝鏡で見て確認するはずである。「今日は顔色がいい」、「今日は疲れているな」などと自分を見て考える。自分の行動についても、振り返る癖を持つ必要がある。行動の「鏡」を持ち、毎日鏡に映る自分を確認する。それを意識し少しずつ悪癖の改善に努める。それが行動変革につながっていくのだ。
プロフィール
細川馨(ほそかわ かおる)
ビジネスコーチ株式会社代表取締役
外資系生命保険入社。支社長、支社開発室長などを経て、2003年にプロコーチとして独立。2005年に当社を設立し、代表取締役に就任。コーチングを勤務先の保険会社に導入し、独自の営業システムを構築、業績を著しく伸ばす。業績を必ず伸ばす「コンサルティングコーチング」を独自のスタイルとし、現在大企業管理職への研修、企業のコーポレートコーチとして活躍。日経ビジネスアソシエ、日経ベンチャー、東商新聞連載。世界ビジネスコーチ協会資格検定委員会委員、CFP認定者、早稲田大学ビジネス情報アカデミー講師。
2008年11月2日日曜日
オーディオに必要な新しい規格
これからのオーディオに必要で必須になってほしいインターフェースはHDMI端子だ
テレビがデジタル放送になってから著作権団体がオーディオ出力で認めるのはHDMIか、光端子でステレオ、サンプリング周波数48kHzかのどちらかになってしまった
サラウンドで聞きたい場合はHDMIしか選択肢がない
もちろん、その場合もHDCPに対応した場合のみ出力可能になる
DVI端子もHDCPに対応していれば出力可能だがDVIだと当然音声を乗せる規格ではないので映像だけだ。やはり何らかの音声入出力が必要になる
著作権団体が、アナログのコンポジット出力(通常の映像出力端子。黄色いRCAケーブルのことがほとんど)やそれより高画質のS端子、日本でのみ普及したD端子(これもアナログ)など、アナログ出力はコピーされるので将来全廃するスケジュールを以前に決定している
デジタル出力は、家電はHDMI、PCはDisplayPortを標準インターフェースにしていくことが主流となった現在、わざわざフェードアウトしていくDVIのデジタルテレビ視聴ボードがメインになり、開発されていく可能性は低い
HDDレコーダーはともかく、PCでは光出力が付いているものは少ない
PCではアナログのサラウンド出力が付いているのは少ない。特にノートでは記憶にない
PCのアナログ出力をステレオにつないで聴いているが、ノイズがすごい
ボリュームを上げていくと「キュールルー」とか「ピポパポピポパポ」とずーっと鳴っている
CRTとつないでいるPCを立ち上げるとジジジジと聞こえる
しかしステレオのほうにHDMIはついていない
USBはついているが試しにつないでみたところやはり音は出なかった
もう本当にデジタル移行は不便になり迷惑だ
やめたほうがいい
デジタルのみの優位性といっていることも著作権団体のウソの宣伝だ
デジタルのみの優れたところと喧伝しているが、16.9でも、高解像でも、規格を変えればサラウンドでも、アナログで送れる。ゴースト対策もやれる
テレビがデジタル放送になってから著作権団体がオーディオ出力で認めるのはHDMIか、光端子でステレオ、サンプリング周波数48kHzかのどちらかになってしまった
サラウンドで聞きたい場合はHDMIしか選択肢がない
もちろん、その場合もHDCPに対応した場合のみ出力可能になる
DVI端子もHDCPに対応していれば出力可能だがDVIだと当然音声を乗せる規格ではないので映像だけだ。やはり何らかの音声入出力が必要になる
■笠原一輝のユビキタス情報局■HDCP/HDMI対応ビデオカードの登場で進むPCの次世代DVD/デジタル放送対応
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0310/ubiq148.htm
著作権団体が、アナログのコンポジット出力(通常の映像出力端子。黄色いRCAケーブルのことがほとんど)やそれより高画質のS端子、日本でのみ普及したD端子(これもアナログ)など、アナログ出力はコピーされるので将来全廃するスケジュールを以前に決定している
デジタル出力は、家電はHDMI、PCはDisplayPortを標準インターフェースにしていくことが主流となった現在、わざわざフェードアウトしていくDVIのデジタルテレビ視聴ボードがメインになり、開発されていく可能性は低い
HDDレコーダーはともかく、PCでは光出力が付いているものは少ない
PCではアナログのサラウンド出力が付いているのは少ない。特にノートでは記憶にない
PCのアナログ出力をステレオにつないで聴いているが、ノイズがすごい
ボリュームを上げていくと「キュールルー」とか「ピポパポピポパポ」とずーっと鳴っている
CRTとつないでいるPCを立ち上げるとジジジジと聞こえる
しかしステレオのほうにHDMIはついていない
USBはついているが試しにつないでみたところやはり音は出なかった
もう本当にデジタル移行は不便になり迷惑だ
やめたほうがいい
デジタルのみの優位性といっていることも著作権団体のウソの宣伝だ
デジタルのみの優れたところと喧伝しているが、16.9でも、高解像でも、規格を変えればサラウンドでも、アナログで送れる。ゴースト対策もやれる
アタリ社が振り込め詐欺-手当たり次第に請求・告訴
ソフトを不正コピーしたのはお見通しだ、500ポンド払わなければ告訴する
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200811011704【Technobahn 2008/11/1 17:04】イギリスでビデオゲーム大手のアタリがまったく無実の人に対して同社のゲームソフト「Race07」をP2Pソフトを通じて不正コピーしたとして「賠償金として500ポンド(約8万円)を支払わなければ告訴する」とする脅迫まがいの通知文を送り付けていたことが30日、英BBC放送の報道により明らかとなった。
突然、アタリから賠償金支払いの通知文が贈られてきたのはスコットランドに住むケン・マードックさん(66)。P2Pソフトどころか、マードックさんはこれまにコンピューターゲームに触った経験もゼロ。あまりにも荒唐無稽な話であったため、アタリ側に抗議したところ、請求は取り下げられたとしている。
アタリは弁護士事務所を通じて不正コピーの調査を依頼。弁護士事務所はP2Pのネットワークトラフィックを解析することにより不正コピーを行っていたと見られるIPアドレスを抽出。その結果、多数のネット利用者に対して「500ポンドを支払わなければ告訴する」とする通知文を送付したが、告発された人の多くは他人のワイヤレスネットに無断で接続する「ピギーバック(piggyback)」というやり方でネットをただ乗りされたケースが多く、多数の無実の人に対して「500ポンドを支払わなければ告訴する」とする「振り込め詐欺」まがいの手紙を送ることになってしまった模様だ。
裁判沙汰を嫌がった結果、多数の人が無実であるのに500ポンドの支払いに応じたり、500ポンドの支払いを拒んだため、多数の無実の人が実際に告訴されると状況も発生。BBC放送では、IPアドレスで不正コピーを確認しても、ハードディスクの中身を確認しなければ実際に不正コピーが行われたかどうかはわからない、と企業による容易な告発を諌めている。
今のMSIは良くない
今のMSIは良くないのか
790Gチップセットのマザー買おうと思ってたのに…
無念 Name としあき 08/11/01(土)21:53:26 No.141711 01:56頃消えます
おいでおいで
…無念 Name としあき 08/11/01(土)21:54:49 No.141713
カードスロットの配置はいい・・・
だがそのメモリスロットはなんだ
…無念 Name としあき 08/11/01(土)21:54:50 No.141714
こいつはSocket423臭がプンプンするぜ
…無念 Name としあき 08/11/01(土)22:24:54 No.141735
Intelのデスクトップ向けチップセットつかったマザーで
もっとPCIex4とかx8サポートしたマザー出してくれんかな
SAS移行できなくて困る
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:01:16 No.141747
x16スロットに挿せばいいじゃなーい
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:11:51 No.141751
>x16スロットに挿せばいいじゃなーい
P3x/P4xのx16スロットはVGAオンリー
知らないの?
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:49:07 No.141784
SASってSATAに比べて何がいいんだ?
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:56:49 No.141799
I/O負荷のオフロード
15000rpmの高速ディスクが使える
…無念 Name としあき 08/11/02(日)00:22:09 No.141813
ライザ式にしろよな
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:26:59 No.141953
MSIのボードは以前酷い目にあっているからな
これっぽちも信頼してない
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:34:54 No.141957
>MSIのボードは以前酷い目にあっているからな
>これっぽちも信頼してない
今まさに酷い目に遭ってるわ
BIOS画面へ行き着く前に再起動を繰り返しちゃう
最小構成でパーツの組み合わせを変えても改善しない…
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:45:14 No.141961
電池外して両極をショートさせろ
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:46:16 No.141962
>BIOS画面へ行き着く前に再起動を繰り返しちゃう
BIOSアップデートしないとそのCPUに対応してない
…とか、そんなオチじゃないだろうな?
…無念 Name としあき 08/11/02(日)14:56:23 No.141977
俺は、MSIのビデオカードで2枚立て続けに
ひどい目にあった。二度と買わない。
…無念 Name としあき 08/11/02(日)15:08:15 No.141981
MSIは865チップセットまでのママンはガチ
それ以降はグダグダ
最近のフェーズ数多めのママンと比べると貧弱
ASUSと繁栄の仕方が反対
…無念 Name としあき 08/11/02(日)16:52:36 No.142000
まじで
そんな話きいたらMSI買う気なくなっちゃう
…無念 Name としあき 08/11/02(日)21:08:42 No.142195
ASUSもダメGIGABYTEもダメ…更にMSIもダメならどのメーカーのものを買えば良いんだ…
それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
…無念 Name としあき 08/11/02(日)22:22:15 No.142267
>それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
久しぶりにPC組み直したが、発熱少なくて安いCPUってコトでADM4050eを買った俺は正解?
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:19:10 No.142297
MSIのママンとグラボあるけど
両方ファン壊れたorz
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:29:06 No.142303
>>BIOSアップデートしないとそのCPUに対応してない
今じゃCPUのほうが日進月歩だからな
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:30:43 No.142304
>>それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
インテルのバグ餅は有名じゃないか
コレまではCPU内にとどまって来たけど、P4でリストラされた開発員がチップセットに回されてファビョってるのかね
…無念 Name としあき 08/11/03(月)01:06:29 No.142423
>ASUSもダメGIGABYTEもダメ…更にMSIもダメならどのメーカーのものを買えば良いんだ…
そこで青ペンですよ
790Gチップセットのマザー買おうと思ってたのに…
無念 Name としあき 08/11/01(土)21:53:26 No.141711 01:56頃消えます
おいでおいで
…無念 Name としあき 08/11/01(土)21:54:49 No.141713
カードスロットの配置はいい・・・
だがそのメモリスロットはなんだ
…無念 Name としあき 08/11/01(土)21:54:50 No.141714
こいつはSocket423臭がプンプンするぜ
…無念 Name としあき 08/11/01(土)22:24:54 No.141735
Intelのデスクトップ向けチップセットつかったマザーで
もっとPCIex4とかx8サポートしたマザー出してくれんかな
SAS移行できなくて困る
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:01:16 No.141747
x16スロットに挿せばいいじゃなーい
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:11:51 No.141751
>x16スロットに挿せばいいじゃなーい
P3x/P4xのx16スロットはVGAオンリー
知らないの?
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:49:07 No.141784
SASってSATAに比べて何がいいんだ?
…無念 Name としあき 08/11/01(土)23:56:49 No.141799
I/O負荷のオフロード
15000rpmの高速ディスクが使える
…無念 Name としあき 08/11/02(日)00:22:09 No.141813
ライザ式にしろよな
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:26:59 No.141953
MSIのボードは以前酷い目にあっているからな
これっぽちも信頼してない
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:34:54 No.141957
>MSIのボードは以前酷い目にあっているからな
>これっぽちも信頼してない
今まさに酷い目に遭ってるわ
BIOS画面へ行き着く前に再起動を繰り返しちゃう
最小構成でパーツの組み合わせを変えても改善しない…
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:45:14 No.141961
電池外して両極をショートさせろ
…無念 Name としあき 08/11/02(日)13:46:16 No.141962
>BIOS画面へ行き着く前に再起動を繰り返しちゃう
BIOSアップデートしないとそのCPUに対応してない
…とか、そんなオチじゃないだろうな?
…無念 Name としあき 08/11/02(日)14:56:23 No.141977
俺は、MSIのビデオカードで2枚立て続けに
ひどい目にあった。二度と買わない。
…無念 Name としあき 08/11/02(日)15:08:15 No.141981
MSIは865チップセットまでのママンはガチ
それ以降はグダグダ
最近のフェーズ数多めのママンと比べると貧弱
ASUSと繁栄の仕方が反対
…無念 Name としあき 08/11/02(日)16:52:36 No.142000
まじで
そんな話きいたらMSI買う気なくなっちゃう
…無念 Name としあき 08/11/02(日)21:08:42 No.142195
ASUSもダメGIGABYTEもダメ…更にMSIもダメならどのメーカーのものを買えば良いんだ…
それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
…無念 Name としあき 08/11/02(日)22:22:15 No.142267
>それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
久しぶりにPC組み直したが、発熱少なくて安いCPUってコトでADM4050eを買った俺は正解?
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:19:10 No.142297
MSIのママンとグラボあるけど
両方ファン壊れたorz
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:29:06 No.142303
>>BIOSアップデートしないとそのCPUに対応してない
今じゃCPUのほうが日進月歩だからな
…無念 Name としあき 08/11/02(日)23:30:43 No.142304
>>それにしても最近のインテルチップセットのM/Bは不具合が多すぎ
インテルのバグ餅は有名じゃないか
コレまではCPU内にとどまって来たけど、P4でリストラされた開発員がチップセットに回されてファビョってるのかね
…無念 Name としあき 08/11/03(月)01:06:29 No.142423
>ASUSもダメGIGABYTEもダメ…更にMSIもダメならどのメーカーのものを買えば良いんだ…
そこで青ペンですよ
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