2011年3月23日水曜日

省電力PCの提案・アイデア

原子力発電所事故で電力が不足しているため、計画停電を東北・関東で行っている。

少し考えたのだがパソコンやテレビなど、ディスプレイがある機器の裏側に太陽光発電(光発電)装置を付けた設計にしたらどうだろう。
消費電力が少しは減るだろうし、とくに省電力、長時間駆動が求められるノートパソコン、携帯電話、スマートフォンで役に立ちそうな気がする。
電源がない状況でバッテリーが切れても、液晶パネルの裏に太陽光発電パネルがあれば、ディスプレイに光が当たるような状態にしてしばらく経てば短時間でも使えるようにできそうな気がする。
夜、発電機で明りをつけている状況でもただ部屋を照らしているだけでなく、パソコンやケータイを充電していることになればさらに効率的になる気がする。その場合は液晶ディスプレイ内だけでなく、筺体全体に光発電パネルがあるほうが効率的だろう。デザインに制約があるが。
TVや照明はどの家庭にもまずあるので、そういった器具や機器に内蔵すれば助けになるのではないだろうか。

ソーラーパネルは独特の色と反射なのでそのまま単純に表示パネルの裏にあると気味の悪い表示画面になるので、バックライトを画面全体にムラなく広げている導光部品を応用しムラが出ないようにすればいいと思う。単純には光を通す曇りガラスのようなものを間にはさめば改善されると思う。

太陽光発電を実際利用してみた記事があったので追加

家電-コラム--停電時における太陽光発電の活用方法

http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/20110323_434311.html
■ まずはパワコンの設定を「自立運転」に切り替えよう

屋根の上の太陽電池で発電された直流の電力はパワーコンディショナー(以下パワコン)によって100Vの交流に変換されるとともに、電力会社の電力と系統連系(東京電力の配電線に接続すること)を使用する。これにより、発電した電力は家庭内で使われ、電力が余れば売電される。反対に電力が足りないと電力会社から供給される、といった動作が自動的に行なわれるのだ。

しかし、停電すると系統連系が切れるとともに、パワコンの動作もストップしてしまい、太陽光発電システムとしての発電も停止してしまう。結果として太陽光発電システムを導入している家庭もそうでない家庭も同じように停電してしまうのだ。

マニュアルを見ればそうした注意書きが記載されている。では、停電時に太陽光発電システムを活用するには、どうすればいいのだろうか?

 操作手順そのものは、メーカーや機種によって異なってくるが、パワコンの設定を系統連系から自立運転に切り替えてスタートさせればいいのだ。自立運転とは、言葉通り電力会社からの電源とは完全に独立、自立する形で自家発電すること。

この場合の出力は通常のコンセントからではなく、非常用コンセントからのみの供給になるから注意が必要だ。
そう、屋内で配線・設置されている照明機器や組み込み型の電気機器、また通常のコンセントに接続されている家電機器などは停電によって一切動作しない。動作させるためには、非常用コンセントに接続しなおす必要があるのだ。また自立運転させる場合、マニュアルに書かれていなくても太陽光発電ブレーカーをオフにしておくことも重要。自立運転には商用電源との確実な遮断が必要だからであり、電気系統に重大な事故を起こす可能性を避けるためにもオフにしておくべきなのだ。