2011年3月31日木曜日

震災後、まだ整理できない

3月11日の超巨大地震後、まだ部屋の整理ができてない。
震源に近くてもっと揺れがひどかったところの人も同じ状況らしい。
家のすべての家具や物がズレているので、本当は物を元の場所に戻すだけでなく、全部とりだして家具の位置を直して入れなおさないといけない。
しかし本震や余震、そのあとの津波への警戒や電気ガス水道が止まることへの警戒や対策などで復旧させるのを中断したり遅れたりした。
その後は原子力発電所の爆発や物不足、計画停電とその影響による交通や物資の混乱のダメージがかなり堪えた。その中でも食べ物の不足がひどい大ダメージになった。
食パン1枚のみ、いっさいジャムも何もなしとか、赤飯のおにぎりだけとか、お菓子とご飯とか、食べても血の気が引いて1時間も整理すると手や足の先からしびれてきて寝込む日も多かった。揺れがひどかったところの人も同じ症状が出たそうで同じく食べ物が入手できない状態なので原因が同じではないかと思っている。
とにかく全然身体が動かなくて体調が悪くて悪くて困った。集中力が全然続かなくて作業ができない。何をしたらいいのかすぐ分からなくなるので動きたくても動けない。そして余震や津波警報が出るし。
食べ物の偏りの影響はすごくて野菜が普通に手に入るようになって1週間くらい経つが全然体調が悪いまま。少しは良くなっているがおかずを食べるようになってしばらく経つのに『こんなに時間がかかるものか』と驚き呆れている。

こちらはメーカーやブランドを指定しなければ食べ物が多くある、むしろ余って処分売りし始めているが向こうはまだだめらしい。かなりつらいだろう。
こちらでもヨーグルトや水、単一単二電池はまだダメだが、種類は少ないが同じものがやたらとある。

震災後、2日後くらいだったと思うが血尿が出てびっくりした。「えっ!?、真っ赤なんだけど!!」と恐ろしかった。
体調も悪かったし疲れていたけれど、余震もひどくてまだ全然本格的には整理していなかったので本当に驚いた。