2008年4月6日日曜日

牛乳を毎日飲むと骨がゆがむ

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2007年11月02日 山口純子(調布カイロプラクティックオフィス院長)

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牛乳を毎日飲むと、骨がゆがむ?
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 赤ちゃんは、内臓が不完全な状態で産まれます。歯も生えていません。そして、胃はおとなのように曲がった形ではなく、ほとんどストレートです。

 そんな未完全な赤ちゃんの内臓でも栄養を摂取できるようにとあたえられるのが、母乳(お乳)なのです。

 母乳は、お母さんが口でかみ砕き、胃や腸で分解に分解を重ね、そこから必要な栄養素としてとり出されたものです。つまり、お母さんが赤ちゃんのかわりに、食品の分解作業をしてあげているのです。

 赤ちゃんは1歳前後になると、歯が生えてきます。これは、脳からの「自分のだ液や胃酸、腸の消化液を使って、自分で分解し、栄養をとりなさい」という合図です。

 そんな牛乳をおとなが毎日飲み続けると、脳は「おや? なんだか毎日、内臓の運動を必要としない栄養が入ってくるぞ。それなら、わざわざ肉や野菜を分解して栄養をとり出す必要はないな」と判断し、内臓に「しばらく働かなくてもいいですよ」という指令を出してしまいます。

 すると、お腹に入ってきた肉や野菜を分解する消化液があまり出なくなり、おなかのなかに残った食べ物が腐り、内臓を荒らし始めます。

 これでは困るので、内臓が脳へ「SOS」の電気信号を送ります。このとき、その電気信号に反応しやすい筋肉がキューッと縮み、こりや痛みが生じてしまうのです。

 このとき、「SOS」を発した内臓の場所によって、縮む筋肉、痛む場所が異なります。胃のSOSならひじの筋肉、腸のSOSだったら足の筋肉、というように。

 脳は、SOSの電気信号と、反応した筋肉の痛みをキャッチすると、「おや? この筋肉が痛みを出しているということは、この内臓がSOSを出しているな」と理解し、その内臓に救助隊を送りこみます。このシステムのおかげで、内臓は病気にならずにすみます。