36.5℃あるとほんとに死ぬのではないかと思うほど具合が悪く寝込む。文字通り『寝込む』状態で布団や毛布を剥ぐこともできず上体を起こすのに人に手助けをしてもらわないと起き上がれない状態になる。
古いデジタル体温計は35度以下で表示がエラーになるものがあって、自分がいつ使っても表示エラーになるので壊れていると思っていたのがある。家族に試しに使ってもらったら表示され、出るんだったらと思い自分が使ってみるとやっぱり出ない。何度測っても表示されず舌下で測っても出ない。たまに35度と表示されるときもあるという程度だった。
さすがにそのころは体調が悪く「体温を上げよう」と思って頑張ったことがある。
食事のときはどんな食事でもウコンと一味トウガラシを入れ、一時的に体を温めるがその後かえって冷やすというコーヒーは一切口にせず、温め効果が強いココアだけを飲んでいたことがある。おかずがなくてご飯だけとか、食パンだけ食べる時でも一味唐辛子をかけて食べるように頑張っていたら体温が上がった。
平熱が36.5~36.7℃になった。
平熱35度のときと違って朝起きた時、「血が背中にいってないんじゃないか?」と思うような異常な痛さと重さが全くなくなった。
家族にもあらゆる関節を動かす時にギギギと音が聞こえると指摘されていたのに音がしなくなったこと。首も指も膝も肘も背骨も全部人に聞こえるほどギッ、ギギギーと音がしていた。
驚いたのはラーメンとかおでんとか食べると汗が出るということ。
夏冬関係なく汗をかくことがなかったので食事で汗が出るものなんだと心底驚いた。
一味唐辛子をご飯やみそ汁、ざるそばや冷たいソーメン、ラーメン、カレーライスなどとにかく食べるものすべてにかけて食べるのはとんでもないゲテモノのように感じるが、七味やタバスコと違って味がほとんど変わらない。
ウコン(ターメリック/クルクミン)は黄色くなるのと独特の味がして、味に関しては良くないなと思っていたが、意外と合うものがある。ロールキャベツは抜群にいい。最初はウコンくさい味だなと我慢して食べていたが、妙に甘みとか味の深みとか感じておいしい。ためしに入れないで食べてみると味わい深さが全くなくなってぱさぱさした味に感じる。家族もロールキャベツを食べるときはウコンを入れて食べる。
あと抜群に相性がいいのはトマトを温めて作る料理。これはもう入れないで食べるのは問題外。マズすぎる。
インドのカレーにはたくさん入っているが日本のカレーにはウコンがほとんど入っていないそうなので入れて食べると健康にいいそうだ。確かにポッポと温まる。体の中に使い捨てカイロが入ったようになる。一味トウガラシと入れるとピリッとした味がおいしいうえすごく温まる。むしろ真冬でも暑くて服を着ていられないほどでセーターを脱いでシャツ一枚で30分から1時間ぐらい過ごすくらい暖かくなる。
今は油断してあまり頑張ってないので平熱が35度くらいに戻ってしまった。