2009年4月11日土曜日

外来シロアリ被害急増、木材の中に分散し駆除困難

ニュース:科学

外来シロアリ被害急増 木材の中に分散し駆除困難

http://sankei.jp.msn.com/science/science/090411/scn0904110959000-n1.htm
2009.4.11 09:56

アメリカカンザイシロアリの被害に遭った家の天井裏。柱が食い荒らされている。下に散乱している茶色い顆粒(かりゅう)状のふんが、発見の決め手になる=東京都内(関東白蟻防除提供)

 外来種のシロアリ「アメリカカンザイシロアリ」による住宅の食害が日本で広がりつつある。在来種のヤマトシロアリなどと違い、建物の内部に散在するため駆除が困難で、近隣に被害が拡大しやすく、関係者は危機感を募らせている。

 「日本しろあり対策協会」(本部・東京)によると、アメリカカンザイシロアリは北米大陸原産で、体長1センチ前後。このシロアリの駆除に携わっている同協会の南山和也理事(関東白蟻防除社長)は「駆除依頼が特に増えたのは平成17年ごろから。輸入された家具や建築資材を通じて入ったのでは」と語る。

 アメリカカンザイシロアリは乾燥に強く、えさとなる木材の中に分散しているため、発見も駆除も難しい。在来種に比べ繁殖力が弱く、被害の進行も遅いが、気付いたときには家全体に食害が及んでいて取り壊すことになったり、近隣の数十戸に被害が広がった例もある。

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