2008年3月21日金曜日

引っ越し業者の提示額は値引くのが商慣行

もっと早く知っておきたかった
でも、提示する値段がいい加減ってことだね


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[ 2008年02月19日 10時00分 ]エキサイト

春の新生活に向けて、引越し準備中のみなさん。値引き交渉してみる価値、ありそうです。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091203265770.html

引越し業者は、かなり値引きする。最初の見積もり金額から、半額にも3分の1にもなる。
定価があるわけじゃないし、部屋の状況によって見積もり金額はさまざま。だからこそ、引越し料金は見えない部分が多い。
一体ホントの引越し料金って、どのくらいなんだろう?

ある引越し業者の人が、ざっくりと教えてくれた。
「引越しで基本的にかかるお金は、人件費と運搬の作業費です。ですので、梱包やゴミの処理など、プラスでかかるものがあると、高くなります。とはいえ、引越し内容は十人十色ですので、具体的な金額はなんともいえません。ここは(値引きの)交渉次第です」

その値引きについては、さらにこんなことをぶっちゃけてくれた。
「一般的に、引越し業者が最初に提示した見積もり金額から、3段階ほど安くなるものです。引越し業者や営業マンによって意図は違うかと思いますが、交渉すればだいたい安くなりますよ」

3段階も安くするカードを持っておくのは、例えばこれからの値引き合戦のための体力温存だったり、値下げ幅を大きく見せることで割安感を出すためだったりする。なんにしても、たくさんある業者の中から、自分の会社を選んでもらうための作戦だ。
じゃあ、どんな基準で値引きに応じてくれるんだろうか。先週引越しした僕の経験則や、知り合い、引越し業者などの話を総合すると……、

・他の業者の金額を引き合いに出す(基本テクニック。他社より1円でも安くしてくれることが多い)
・休日より平日を選ぶ(単純に混まない日の方が安い)
・午前より午後を選ぶ(作業員は午前の作業を終えて作業に来るため、午後は時間が読めない。時間の読めない午後の方が安い)
・大安を避ける(今でも大安は混み合うため高い)
・カードではなく現金で支払う(業者が手数料をカード会社に払わなくて済むため安くなる)
・無料見積もり時に即決する(ただし数社見積もりをした結果、底値に近い額が提示されたときだけ使えるテクニック。他の交渉方法でまだ下がる)

ざっとそんな感じ。他にも友人の中には「他の業者の安い見積もり結果を、いやらしくテーブルの上に並べておく」なんてテクを使った猛者も。効果のほどは分からないものの、これで最終的な料金は、見積もり金額の約3分の1になったという。

そうやって、引越し業者は、かなり値引きする。
値引きありきで見積もり金額を出すから、大きな値引きができるのだともいえる。
そんな相手に僕らは、2社以上に見積もりしてもらい、地道に値引き交渉していくことが大切になる。
(イチカワ)