2008年3月28日金曜日

コレステロールが低いほど死亡率が高い-特に男性で顕著

『コレステロールが低いほうがいい』というのはアメリカで言われた流行を皆、ただ鵜呑みにしていただけか
アメリカ人は、『健康だけが絶対唯一の正しい基準。健康でありさえすればほかはどうでもいい』と健康と筋肉を宗教のように絶対視しているが、ああだこうだと理由をつけて健康とは縁遠い不摂生をする口実をこじつけて見つけたがる
コレステロールに善玉も悪玉もあったものじゃないと思う
多すぎれば健康を害すし、少なすぎれば同じく健康を害すだろう
悪玉コレステロールの食品だけ減らしさえすれば、ピザとコーラをとってもいいとしたかったんだろう

『健康、健康』というのなら、食事のときに必ずついてくるコーラを飲むのをやめればいいし、健康のことを言うなら筋肉をつけるためにステロイドや男性ホルモンのサプリを一般の人まで気軽に飲むのをやめればいい
発ガン率が高くなることに目をつぶり筋肉のためにサプリメントを飲んでいながら『健康が絶対』なんてどの口がいうのか。あきれる
アメリカのアニメやマンガにマッチョが多いことについて聞いたら『筋肉がないキャラが出てると一気に萎える』と答えたのを聞いて病気だこれはと思った
日本の女子に人気のある痩せたアニメや漫画の男性キャラはアメリカで人気は出ないだろう

【2008年3月29日 土曜日 14:52分 更新】
ヤフー辞書によると
Yahoo!辞書 - コレステロール【cholesterol】
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB&dtype=0&dname=0na&stype=1&pagenum=1&index=07182706901300
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コレステロール【cholesterol】

動物性ステロールの代表的なもの。細胞膜の構成成分で、主に肝臓で生合成される。副腎(ふくじん)皮質ホルモン・ビタミンD・胆汁酸などの材料となる。血管壁に多量に沈着すると動脈硬化の要因となる。コレステリン。

2008/03/28-19:54

■コレステロール、低い方が危険=男性は高いほど死亡率減る-富山大など

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008032801061

 血中の総コレステロール値が低い人は死亡リスクが高いことが28日までに、浜崎智仁富山大教授、大櫛陽一東海大教授らの研究で分かった。特に男性の場合、総コレステロール値が高いほどリスクが低くなる傾向がみられた。
 大櫛教授らの別の疫学調査では、「悪玉」とされるLDLコレステロールで同様の傾向がみられた。
 4月から始まる特定健診では、LDLが一定値以上だと受診勧奨となるが、浜崎教授は「コレステロールを悪者にする説はもともと米国から来たもの。米国は心臓疾患や肥満が多く、体質が違う。不必要な人まで薬物治療の対象になる」と懸念している。
 同教授らは、コレステロールと死亡率に関する国内の疫学調査を検索し、「5000人以上を5年以上追跡」などの条件で5本の文献に絞り込み、延べ約17万3500人分を「メタ分析」という手法で解析した。

■コレステロール低いと危険 富山大など、17万人分析 (共同通信)

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_research__20080328_2/story/28kyodo2008032801000880/

 総コレステロール値と死亡との関連性について、記者会見で発表する富山大の浜崎智仁教授(右)=28日午後、東京都内

 富山大の浜崎智仁教授らは、総コレステロール値があまり低いと死亡の危険がかえって高まるとする研究結果をまとめ、28日、発表した。日本人延べ約17万人のデータを分析した。一般に、総コレステロール値が高いのは良くないことだとして、下げるための治療が広く行われているが、浜崎教授は「総コレステロール値は栄養状態の指標と考えるべきだ。心筋梗塞などの人以外は、無理に下げなくてもいい」と話した。
[ 2008年3月28日20時17分 ]

■「コレステロール低いと危険」免疫細胞の働き悪く

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080329-OYT8T00240.htm

富山大が17万人分析

 総コレステロール値が低めの人は高めの人に比べて、死亡率が高くなることが、富山大学の浜崎智仁教授(脂質栄養学)らの研究でわかった。

 一般市民の健康状態を追跡した5件の研究結果(計17万人)を詳しく分析し、28日発表した。「コレステロールが高いと危険」という“健康常識”を覆す結果で、これだけ大規模な調査で示されたのは初めて。

 調査によると、血液100ミリ・リットル中の総コレステロール値が160以上~200ミリ・グラム未満を基準とすると、それより総コレステロール値が低い人の死亡率が男性で1・6倍、女性で1・4倍になることが判明。200ミリ・グラム以上の人では死亡率は変わらなかった。

 研究チームによれば、別の研究でコレステロールのうち、動脈硬化を促して「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値についても、低い人で死亡率が高い傾向だったという。

 日本人は魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取が多いためコレステロールが高くても動脈硬化になりにくく、心筋梗塞(こうそく)の発生が抑えられるとみられ、逆に細胞膜の材料となるコレステロールが少ないと、免疫細胞が活発に働かないらしく、がんや肺炎などが増す傾向があるという。
(2008年3月29日 読売新聞)

サイエンス

■悪玉コレステロール:少なくても危険? 脳卒中や心筋梗塞

http://mainichi.jp/select/science/news/20080329k0000e040038000c.html

 脳卒中や心筋梗塞(こうそく)の発症の危険性を高める「悪玉」とされるLDLコレステロールは、低いほど死亡率が高まることが、大櫛陽一・東海大教授(医療統計学)らの疫学調査で分かった。LDL値の高さは、4月から始まる特定健診・保健指導(メタボ健診)でも、メタボか否かを判断する基準の一つで、悪玉という位置づけの是非が議論になりそうだ。

 大櫛教授らは、神奈川県伊勢原市で87~06年に2回以上住民健診を受けた約2万6000人を平均8.1年追跡。LDL値ごとに7群に分け、死亡率や死因との関係を調べた。

 全死因合計の「総死亡率」でみると、男女とも、最もLDL値が低い群(血液1デシリットル中79ミリグラム以下)が一番死亡率が高い。男性では年間死亡率が人口10万人あたり約3400人と、死亡率が最も低い群(140~159ミリグラム)の約1.6倍。女性も人口10万人あたり約1900人で、死亡率が最も低い群(120~139ミリグラム)の約1.3倍だった。

 脳卒中や心筋梗塞など心血管疾患による死亡率に限ると、男性では180ミリグラム以上になると死亡率が上昇したが、女性はほとんど関係ない。男女ともLDL値が低いと、がんや呼吸器疾患による死亡が増え、全体の死亡率が高くなった。

 大櫛教授はLDL値の適正範囲を「男性100~180ミリグラム、女性120ミリグラム以上」と提案。メタボ健診の基準では、LDL値が120ミリグラム以上の人は下げることを勧めているが、大櫛教授は「適切な範囲にあるLDL値を下げ過ぎる危険がある。コレステロールは人体に必須の物質で、少ないと免疫機能が低下するため死亡率が上がるのではないか」と話している。【大場あい】

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http://mainichi.jp/life/health/news/20080313ddm008020029000c.html
コレステロールは体の大切な成分
http://mainichi.jp/life/health/hitokoto/archive/news/2007/10/20071009ddn041070013000c.html
悪玉コレステロール:排出する遺伝子、群大教授のグループが発見 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080322ddlk10040097000c.html
健康ナビ:善玉のHDLコレステロール値を上げたいのですが?
http://mainichi.jp/life/health/news/20080307ddm013100032000c.html

毎日新聞 2008年3月29日 11時19分(最終更新 3月29日 11時43分)