2009年9月6日日曜日

「中国産=毒」を打破せよ!

【中国ブログ】

日本人が持つ印象「中国産=毒」を打破せよ!

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0906&f=national_0906_011.shtml

【社会ニュース】 Y! V 2009/09/06(日) 16:59

  事故米偽装事件、牛肉偽装事件など、食品の安全性を揺るがす事件は未だ記憶に新しいが、こうした偽装事件は絶えることなく発生し続けている。中国人ブロガーが日本で偽装される中国産商品に対する持論を自らのブログに綴った。

  ブロガーは「日本の食品業界では近年、偽装事件が相次いでいる。そのうち最も典型的な偽装と言えば、外国産製品を日本産と偽って出荷する産地偽装だろう。その偽装される製品の産地は、その多くが中国産だ」と語る。

  続けてブロガーは静岡県の食品会社が中国産の竹の子を国産と偽って出荷していた件と東京の食品加工会社が中国産ウナギを国産と偽って出荷していた件などを挙げ、「これらは偶然起きた事件ではない」と指摘。

  ブロガーは日本で食品偽装が相次ぐ理由として、「一般的に、日本では輸入品よりも国産品のほうが高価である。そのため一部の商人たちは、日本人が持つ『国産品は最も安全で質が良い』という心理を利用して、外国産商品を日本産と偽るのである」と語る。

  続けて、ブロガーは一部の日本の食品会社が中国産製品を日本産と偽るのは、より多くの利益を貪ろうとするほかに、日本人の中国産製品への先入観も大いに関係していると指摘。「日本人は今なお毒ギョーザ事件を忘れてはいない。多くの日本人は中国産食品と聞いただけで顔色を変え、スーパーでも中国産食品は買い手がつかない状態だ」と語る。

  日本における中国産商品の境遇を語ったブロガーは「中国産商品が日本人消費者に対する信用を勝ち取るためには、日本人の心の中にある『中国産商品には毒が入っている』というイメージを打ち消すことが非常に重要だ」と語り、「日本の消費者に中国産食品は安価だが質は悪くないと言うことを知らしめるためには、外国企業のやり方を参考にすれば良い」と指摘。

  そのやり方として、ブロガーは「ブランド戦略を打ち出すと同時に、安価だが質の高い商品といったイメージを持たせることが必要だ」と結んでいる。(編集担当:畠山栄)

【関連記事・情報】
・【中国ブログ】中国人が見た日本「信じられないほど精密」(2009/05/22)
・【中国ブログ】日本における「メイド・イン・チャイナ」の立場とは?(2009/05/18)
・【中国ブログ】日本人は礼儀正しいと同時に「狂っている」(2009/05/21)
・【中国ブログ】日本に来て二年、「日本が好きになった」(2009/05/20)