2009年9月15日火曜日

「TV買うなら日本製」発言、訪日すれば分かる

【中国ブログ】

「TV買うなら日本製」発言、訪日すれば分かる

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0915&f=national_0915_002.shtml

【社会ニュース】 Y! V 2009/09/15(火) 02:43

  かつて中国人俳優のジャッキー・チェンが、「テレビを買うなら日本製だ。中国製は爆発するから」などと発言し、中国で物議をかもしたことがあった。このジャッキー・チェンの発言に対し、中国人ブロガーが「日本を訪れたことの無い人は、ジャッキーの言っている意味が理解できないだろう」とする文章を自らのブログに掲載した。

  ブロガーは「ジャッキーの発言の中で物議をかもしたのは、『中国人は管理される必要がある』との発言と、『中国企業にはイノベーションが無く、コピーばかりだ。例えばテレビを買うなら日本製を買う。中国製テレビは爆発するからだ』との発言の二つである」と指摘し、「日本を三度訪れたことのある私の考えを紹介したい」と綴る。

  続けてブロガーは、「まず、『中国人は管理される必要がある』という発言に対してだが、日本を訪れて最も感銘を受けたのはあらゆる場合において秩序があるということだ。日本の秩序を体験すれば、社会とは管理されるべき対象であり、自律が更に重要であることが理解できるだろう」と語る。

  さらに、「次に『日本製テレビを買う』との発言についてだが、日本で見かける多くの製品は、実際には中国で製造されたものが多いが、それらは中国国内ではほとんど見かけることが出来ず、品質も中国国内で販売されている物よりも遥かに良い。中国人が作った品質の良い製品が外国に送られてしまうのは、日本企業に所有権があるからである」と綴る。

  そしてブロガーは、「ジャッキーの言っていることは正しい。確かに中国企業にはイノベーション精神が足りず、未だに『ブランド』を作り上げることが出来ていない。『ブランド』を作り上げるためには何が必要かといえば、『信用』である。メラミン入りの粉ミルクを作りながら、信用を勝ち取ることなど不可能なのは明白だ。中国企業はイノベーションが必要であり、ブランドの構築が必要だ。しかし、その前に信用の構築から始めなければならない」と結んでいる。(編集担当:畠山栄)