これは凄い!前後左右、どんな方向にも移動可能な車輪
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200809252004【Technobahn 2008/9/25 20:04】車輪は紀元前3000年頃にメソポタミア文明によって発明されたものとなるが、その基本原理は5000年間、まったく変わってはいない。
だが、世界は広いもので、まったく新しい原理の車輪を発明し、商品化している企業も少なからず存在しているようだ。
画像は、米エアトラックス(Airtrax)社の販売しているフォークリフトなどに装備されているオムニディレクショナルタイプのタイヤとなる。
6角形の車輪の先端にコップを横にしたような小さな車輪が6個備え付けられており、この小車輪と大車輪を制御することにより、前後左右 どんな方向にも移動可能という究極の発明となる。
会社側によるとこの発明は元々は米海軍が地上で駐機状態にあるヘリコプターの移動用手段として研究開発を行ってきたものがベースになっていると説明している(特許はエアトラックス社が保有している)
仕事柄、いろいろは発明を見てきたが、これほど実用的で画期的な発明も珍しい。
自動車業界の方は特許に関して詳しく調べてみるといいかもしれない(詳細はUS Patent 6340065/6394203/6547340/5701966)。