2010年12月14日火曜日

色の区別をするテスト-面白いサイト、キャリブレーションのX-Rite社

色を並び替えていって、どれほど色の違いわかるか、正確に識別・並べ替えられるか点数で出てくる。
http://www.xrite.com/custom_page.aspx?PageID=77

女性の場合は大多数色覚(正常/通常/平均色覚)より、多くの色が判別できる人が一定割合いるので、ある程度このテストで分かるとこのテストページでは主張している。

X-Rite 社はモニター・ディスプレイや印刷の色合わせ・正確に校正して合わせるキャリブレーション(calibration)の超大手のうちの1社だ。

このテストはいろいろな色の粒で書かれた文字を読む色覚テスト(色覚異常、色弱、色盲)のテストではなくて、どれだけ色の区別がつくかのテストなのでほとんどの人ができる。
全盲(全部の色がわからない)とかだとわからないかもしれないが、一番多い緑と赤の色覚障害の人でも、たくさんの色から赤と緑を区別するのではなくて小さな色の差異をどれだけ区別して似たものを並べていくかなので色覚異常(赤と緑の区別ではなくて)でもテストできる。
全盲や青が区別できない色覚の人は『色がわからないから』ということも関係するだろうが大変な弱視(視力、明るさ)であることがほとんどなので、視力の点でこのテストがしづらいかもしれない。

これをやると正常色覚でもあまり色の差、区別、並べ替え(似た色を近くに配置)ができなかったりすることがわかる。

また、人間は生まれた瞬間から紫外線により水晶体が黄変・褐色に少しずつ変化していくので見えている色が変化・区別しにくくなる。ときに白濁する白内障を発症することもある。
生きていれば誰にでも絶対に老化、紫外線による劣化が起きる。
40歳くらいから測定などで水晶体などの目の劣化がハッキリし始めるという医学の文献を見たことがいくつかある。黄褐色に変化するので青色が弱くなってくる。


自分の結果は『優れている』と判断された。う~ん?そう?という感想だ。

点数はパーフェクトが0点で最悪が99点らしい。
A lower score is better, with ZERO being the perfect score. The bars above show the regions of the color spectrum where hue discrimination is low.

0 ( Perfect Color Acuity )
99 ( Low Color Acuity )

自分の場合はオレンジ系と青(青緑)あたりで少し間違いがあった。