2009年10月31日土曜日

不具合の可能性-何度も裁判員に当選。複数判明

これは運とかラッキーじゃなくてアルゴリズムに欠陥があると考えるのが普通だろう。
神様のいたずらと神秘的にほほえましく解釈するのではなくて、科学的に統計的に考えれば3回以上呼び出しに当選している人が何人も出ている、というのはおかしい。
早急に直すべきだ。

無作為であるはずの裁判員制度の当選人の選び出しが「不思議なこともあるもんですねー」じゃ困る。
しかし、どう考えてもソフトかアルゴリズムの欠陥なのに、当事者もマスコミも『ふっしぎーぃ!』『神様のイ・タ・ズ・ラ・!』レベルで不具合の可能性を指摘しないのはどういうことだろう。バカなんだろうか?

裁判員、3回連続で呼び出し状=「こんなに当たるの」-大津地裁

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009103100352

 10月26日から大津地裁であった滋賀県初の裁判員裁判で、裁判員を務めた大津市の男性(65)が、同地裁で11月に開かれる2、3例目の裁判員裁判でも呼び出し状を受け取っていたことが31日、分かった。男性は「こんなに当たるものか」と驚いた様子で、家族に促され宝くじを購入したという。
 同地裁は、1例目で約3600人の候補者名簿から、90人の候補者を抽選で選出。3回続けて選ばれるのは、同じ条件だと6万4000分の1の確率となる。男性によると、地裁職員が「同じような方がもう1人おります」と話したという。
 選任手続きで外れた人や裁判員経験者は、同じ年に再び裁判員に選ばれることはなく、2例目以降の呼び出し状は無効となった。(2009/10/31-23:21)