2009年1月8日木曜日

地デジ移行失敗、2011年7月24日以降もアナログ放送延長へ

地デジ普及の遅れを受けて、2011年7月24日以降もアナログ放送が受信可能に

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090108_analog_tv/
2009年01月08日 12時30分00秒
地上デジタル放送に対応した機器の普及が遅れていることを受けた措置とのこと。

この措置は地上デジタル放送への完全移行後3~5年行われる方針ということなので、現行のアナログテレビは最長で2016年まで利用できるということのようです。

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CATVはアナログ併存、地デジ移行後3~5年

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090108nt15.htm

 政府は、ケーブルテレビ(CATV)利用世帯を対象に、2011年7月の地上デジタル放送(地デジ)完全移行後も、アナログ放送を受信できるようにする措置を取る。

 景気悪化の影響で地デジ対応機器の普及が遅れているためで、移行後3~5年間の時限措置とする方針だ。

 CATV加入世帯は現在約2200万あり、加入可能世帯を合わせると約4000万世帯が対象となる。

 具体的には、地デジの電波をCATV会社でアナログ波に変換し、デジタルとアナログの両方の電波信号を家庭へ同時に送る。各世帯では、テレビが地デジに対応しているかどうかにかかわらず番組を見られる。

 政府は今年3月までに、CATV会社約330社が加盟する「日本ケーブルテレビ連盟」などに新対策の実施を要請し、夏までに詳細を詰める。CATV会社には設備への追加投資などで計30億円を超える負担が見込まれており、政府として支援策を検討する。

 政府は地デジ完全移行時までに、受信機器の普及台数を1億台に引き上げる目標を掲げている。しかし、北京五輪などで普及の加速を見込んでいた08年に期待ほど伸びず、同9月末時点の普及台数は4113万台、世帯普及率は約47%にとどまった。
(2009年1月8日 読売新聞)