薬指の長い人は経済的に成功する、ケンブリッジ大が研究発表
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200901142331【Technobahn 2009/1/14 23:31】人差し指に比べて薬指が長い人は経済的に成功する可能性が高い傾向があることが12日、学術専門誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された論文によって明らかとなった。
この興味深い研究発表を行ったのはケンブリッジ大学神経科学科のジョン・コーツ(John Coates)教授を中心とする研究グループ。
一般常識的には考えにくいが人差し指と薬指の長さを巡ってはこれまでも学術的な研究が行われ、この2つの指の長さはサッカーや野球など、スポーツの分野における才能と相関関係があることが判っていた。
その上で、研究グループは改めてこの不思議な相関関係の真偽を確認するために、2つの指の長さがその人の成長にどのように影響を与えるか分析調査を実施。
その結果、少なくともイギリスにおける場合、人差し指に比べて薬指が長い人は成長した後に経済的に成功する可能性が高いことが判ったとしている。
この原因に関して、研究グループでは人差し指に比べて薬指が長い人は男性ホルモンアンドロゲンの分泌が高い傾向が強く、男性ホルモン分泌が積極的な人格形成を通じて経済的成功に結びつくのではないかと推論している。
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薬指が人差し指よりも長い人は金融トレーダー向き、英大学研究
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2557669/36837762009年01月14日 10:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月14日 AFP】薬指が人差し指よりも長い人には、トレーダーとしての資質があるとの研究結果が、12日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)に発表された。
これまでの研究で、薬指と人差し指の長さの割合(2D:4D比率)は、胎児期に、脳の発育に作用して自信と反射作用を高めるアンドロゲン(男性ホルモンの一種)にどれくらいさらされたかを測る指針となることがわかっていた。
今回の研究を主導した英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のジョン・コーティーズ(John Coates)氏によると、アンドロゲンは巨額の金融取引に必要な集中力と反射作用を改善するという。
研究チームは、ロンドン(London)の金融街シティの素早い決断力と迅速な反射行動を必要とする取引に従事している44人の男性トレーダーを対象に、指の長さを計測し、これらのトレーダーの過去20か月間の取引の利益と損失を比べた。
その結果、薬指の長い人の方が長期にわたり高い利益を上げ、金融業界におけるキャリアも長い傾向にあることがわかった。(c)AFP