2008年8月10日日曜日

コプラーレから新インシュレーター、コーラルリフター登場

現在は「問い合わせ価格」となっているが1994年に登場したとき、オーディオラック「Bronze Spheres ブロンズは180万円から」となっていた超極高級オーディオラック、アクセサリーメーカーのコプラーレ トンバセンバウ Copulare Tonbasenbau社

当時、常識はずれに高額と思われていたゾーセカスzoethecus社でもラックの価格は15万から44万だったがコプラーレはブロンズが180万円(現在は時価)、プレミアシリーズではないレギュラーラックが60万円から150万円とあきれられる価格のラックをラインナップしている
なお、2005年にゾーセカスは倒産している

価格は失笑扱いだがコプラーレのラックはすばらしく音がいい
乗せた機器の本来の音はこうだったのかな?と思うほど実力を発揮する
まったく音に特徴がないわけではなくて、ほんの少し高域が細くなるが置き方でいくらでも調整できる程度で、あまりのすばらしさに重箱の隅をつつきたくなることからの指摘だ

それに比べ、一部の人たちが心酔しているゾーセカスは音が悪く大嫌いだ
低音と高音を目立たせたドンシャリで、思わせぶりなツヤがやたら乗る
こういうサウンドは好きになる人が多い
しかし空間表現や微妙な音色の変化を聴くとベチャっとつぶれて聞き取れなくなっている
だから私はまったく受け入れない
あれではたとえば超絶技巧派として君臨し、亡くなったあとさらに伝説化が進むホロビッツ、シフラ、ボレットの中の、特に超美音ピアニスト、ボレットの演奏がずーっとベターっと安物の電子ピアノのように表情がつぶれて一本調子になってしまう
とても聴けたものじゃない


さて、そんなコプラーレからインシュレーターが登場した
コーラル・リフターCoral Lifterと言うそうだ
人口珊瑚と称したアルミのスポンジ形状が一番見た目での特徴となる
金属色部分はケースとなっていて中に鉛の小さい球が敷き詰められている
コプラーレはドイツのメーカーなのに鉛を使っているが環境保護で大丈夫なのだろうか?ヨーロッパはうるさいというイメージがあるので。
底部に牛革と思われるものが張ってある

これは音がよくなる
ラックで感じた高域がほんの少し細くなる傾向はまったくなくなっている
これを使うと前後の表現やスピーカーの外側へと広がる範囲がドーンと広くなる

ダイアナ・クラールの曲を聴くとウッドベースを抱きかかえながら歌っているように声とベースが分離せずお互いがまとわりついていたのに、これを使うと一気に分離して離れてくる
しかも分離しても音楽的にバラバラになるということではなくやり取りが密になる

これは古楽器の演奏を聞く人なら必ず必要と思う出来栄えだ


ただし4個で147,000円だ
高級ボードが買えるが、そもそもラックも買える

どうもシーエスフィールドはPADのころから日本での販売価格が異様に高くて好きになれない
ちなみに問い合わせメールをいつ送っても返事がきたことが一度もない
同じ時期ではなくて年も違っているがよくわからない応対の代理店だ
輸入価格が高いこともあってあまり好きなとこではない

15万弱という値段を考えるとアコースティックリバイブや、クライナやクライナプロ、大阪の逸品館などに供給し自らも商品を販売しているマグネシウムで有名なサンシャインとかのインシュレーターやアクセサリーを買えばもっと安くて音にも効果的なような気がするのが推薦しにくい理由だ
またコンバック製品のように背が高く4センチあるので、天板や床に置いていれば大丈夫だが中段を使っているなら棚に入らなくなることが多いだろう

話がそれるがサンシャインは供給先と自らのブランドと商品がどうなっているのか複雑すぎてよくわからない

あと逸品館は好きではない

買ったものの使わないと見切りをつけた未開封品を「汚れだ傷だ人気がない製品だ」ととにかくよくここまで考えつくというくらい難癖をつけて値切られた経験から大変印象が悪い。そもそも買ったばかりの未開封品なので傷汚れがあるわけがない。「超人気商品」と逸品館で売っている最中の機器で、まあウソがツラツラと息するように滑らかに出てくる
まあ大阪だから
信じた自分が悪い
あれなら東京周辺で一番安く買い取る店のほうが3、4万は高かった

印象が悪くなった原因はそれよりネットの掲示板にすぐ出てくることだ
上記の内容を見つけるやいなや、ありとあらゆるオーディオ関係の掲示板に24時間出没し、すぐに反撃し猛攻撃、書き込んだ人は「嘘つき。他メーカーの回し者、廃人。キチガイ、異常者、前科者、犯罪者」と都合の悪い書き込みすべてをチェックしているのか30分くらいで反応し執拗に24時間攻撃を行っていたので幻滅し2度と使わなくなった。自分の発言に対しての攻撃は1度しか受けていないが避ける理由としては様子を見るだけで十分だ
ここと、見るだけで気分が悪くなる悪口・罵詈雑言のドルフィンは一切利用してないし見ることもない
SISも感じ悪いので使わないが

何より「音が悪い」というのがこれらの店を使わない一番の最大の理由だ

話がズレた
これでは「要注意ショップ・会社」のメモになってしまう

コプラーレは日本の代理店では正式にはラインナップしていないプレミアムなラックやボード、オーディオテーブル?も作っている