2009年11月6日金曜日

「DIY PC Expo 2009」セミナーレポート AMD / NVIDIA / Microsoft / Intel

抜粋

アキバ総研ホーム > PCイベント > レポート

「DIY PC Expo 2009」セミナーレポート! AMD/NVIDIA/マイクロソフト/インテル

http://akiba.kakaku.com/pcevent/0911/06/111500.php
2009年11月06日11:15 | 投稿者:akiba

10月31日・11月1日の2日間、ベルサール秋葉原で「DIY PC Expo 2009」が開催された。

●最新ロードマップを公開(AMD/土居憲太郎氏)

特に注目を集めたのは、CPUのロードマップ。来年にも登場するというデスクトップ向けの6コアCPU「Thuban」(Socket AM3,45nm)をはじめ、2011年の32nm版4コアCPU「Zambezi」や、GPUを内蔵した「Llano」(4コア/32nm)も予定されていると明かした。また、6コア製品はSocket AM3をサポートするとしており、長期的に利用できるソケットであることもあわせてアピールした。

チップセットに大きな動きは見られないものの、Serial ATA 6Gbpsに関しては来年にも実装予定という。そのほか、USB3.0やPCI Express Rev.3については「今のところ予定はない」としている。

また、セミナー開催日の31日には、1枚のビデオカードで6画面同時出力が行えるデモ機も用意。マイクロソフトの表計算ソフト上で動作する「Excel インベーダー」を使って、インベーダーの懐かしいプレイ画面を表示させてみせた。6画面にもなると敵機数が8万を超え、圧巻の見ごたえとなった。

「Excel インベーダー」。6画面にわたる出力になるとクリアはほぼ不可能に。また、VBAのプログラミングのためCPUパワーもそれなりに使うとか

●新チップ「Fermi」をアピール(NVIDA/福田登氏)

NVIDIAのセッションでは、おなじみの福田登氏が登場。同社が10月30日に発表した次世代の新チップ「Fermi」と統合開発環境「NVIDIA Nexus」をアピールした。また、ビデオの再生・変換・編集といったマルチメディア機能についても触れ、デュアルストリームのAVCHD(フルHD)ファイルをGeForce GT 220のハードウェアアクセラレーションを使って、低負荷で再生できることを説明した。

そのほか、PhysXや3D Visionなどのゲーム関連のテクノロジについても言及。特に3D Visionについては、その簡易版となる「3D Vision Discover」を紹介し、赤と青のフィルムを組み合わせたメガネとドライバをアップデートすることで、すぐ3D画面表示が行なえるとアピールした。なお、セミナー参 加者全員にそのフィルムを組み合わせたメガネを配布し、実際にそれを使ってのデモなども実施していた。

●Windows 7の7つのポイント(マイクロソフト/森洋孝氏)

マイクロソフトのセッションは、Windows 7の解説でおなじみの森洋孝氏が担当。Windows 7の7つのポイントとして、SSDへの最適化(HDDとは別のドライブとしての認識、Trimコマンドの対応、デフラグオフの自動設定)、GPUを活用した処理(DirectX11やリアルタイムトランスコードの対応)、64bit化(大容量メモリのサポート)、Windowsエクスペリエンスインデックス(従来の最高5.9から7.9へ)、デジタル3波放送の対応(視聴、録画)、Windowsタッチ、DLNAなどを紹介した。

なかでも興味深かったのが、Windowsエクスペリエンスインデックスの説明。Windows Vistaから搭載されたこの機能は、従来の最高である5.9から7.9へと上げられており、6.0から7.9はDirectX11やWDDM1.1など 最新テクノロジーの対応などをみているという。また、ストレージドライブのインデックスについては、HDDやSSDなど種類に関係なくつけているとのこと で、ランダムアクセスI/Oなどが重要と話した。

このため、高いインデックスを目指す場合は、最新のテクノロジーに対応したハードウェア を搭載することがポイントのよう。ただし、7.9のインデックスは相当難しいようで、同氏によると「オール7.9はまだ見たことがありません」という。な お、Vista世代のハードウェアをメインで構成しているマシンの最高インデックスは5.9で、これまでの評価基準と変わりはないらしい。

森氏 ウィンドウズ7でオール7.9を目指すポイント ポイント1「SSD」 ポイント2「GPU」 ポイント3「64bit」 ポイント4「Windowsエクスペリエンスインデックス」 ポイント5「デジタル3波テレビ」 ポイント6「Windowsタッチ」 ポイント7「DLNA」

●解説10分、クイズ大会40分の珍しい構成(インテル/天野伸彦氏)

Intelのセミナーでは、恒例の天野伸彦氏が登壇。SSDなどの解説に10分、クイズ大会に40分という前代未聞の構成で実施された。

注目は、問題が発生したため公開後すぐに公開停止になったIntel G2用SSDファームフェアの話題。天野氏によると、どうやらこの問題は、ファームフェアそのものにはないようで、「書き込み時に失敗する、更新時の問題」という。詳しい原因は今も調査中としており、修正版のリリースについては「個人的には、年内がベストとは思っている」とのこと。なお、80GBモデル のファーフェアのリリースにつては今のところ予定はないとしている。