Googleを使いこなすために知っておくべき各種設定10選+1
http://www.lifehacker.jp/2010/02/0215google10.html掲載日時:2010.02.16 08:00
リリース早々Gmailの受信トレイから排除する方法が紹介されるなど、前途多難(?)なGoogle Buzzをはじめ、Googleでは様々なサービスがリリースされていますね。こちらでは、これらのサービスを使いこなす上でぜひ知っておきたいGoogle各種設定トップ10をご紹介しましょう。
10位. 外部コンテンツ自動表示機能を無効にする
Gmailのデフォルト設定では、不明な送信者からのメールに添付されている画像は自動表示しない仕組みになっている一方、連絡先に登録されているユーザなど、信頼できる送信者からのメールでは、添付画像が自動的に表示されることになっています。この設定を利用したくない場合は、Gmailの「設定画面」>「外部コンテンツ」で「外部コンテンツを表示する前に確認する」を選択すればOK。すべてのメールについて画像表示に許可が必要になります。
また、メールの詳細表示から、画像について「今後は表示しない」をクリックすると、特定の送信者からのメールでのみ画像を自動で表示しないように設定することができます。詳しくは米Lifehacker記事「Gmail Now Automatically Displays Images in Messages from Contacts(Gmailが信頼できるユーザからのメール添付画像を自動表示するようになった)」もご参照ください。
9位. 独自ドメインで「Google Apps」を活用する
Googleのクラウドコンピューティングサービス「Google Apps」はウェブサイトを運営しているユーザさんや独自ドメインを利用している人に便利なサービス。ライフハッカーアーカイブ記事「これから始めたい人に贈る『Google Apps』の基本の"キ"」では、米Lifehackerの母GinaがGoogle Appsを使う上での基本ガイドをまとめてくれています。ご参考にぜひどうぞ。
8位. AndroidのGoogleトーク自動ログイン機能を無効にする
AndroidからGoogleトークを一度立ち上げると、それ以降、自動的にログインされ、すべてのチャットを追いかけることになってしまいます。これを止める場合、Googleトークアプリでメニューキーをたたき、Googleトークのログアウトを選択しましょう。詳しくは米Lifehacker記事「Prevent Google Talk on Android from Automatically Signing In(AndroidのGoogleトーク自動ログイン機能を無効にする)」でもどうぞ。
7位. GmailからBuzz・チャット・Labsを取り除く
Gmailに組み込まれているGoogle BuzzやGoogleチャットはGmailのプラットフォームから複数のコミュニケーションツールが使えるという点で便利ですが、Gmailを純粋なメールアプリとして使いたいユーザさんにはかえって邪魔になるかも...。また、Google Labsで次々とリリースされる機能はシンプルイズベスト派には機能過多の印象もあるかもしれませんね。
そこで、これらをGmailから取り除く方法がこちら。
Gmailページの一番下にある「チャットを OFF にする」「バズを無効にする」をクリックすれば、Googleチャット・Google Buzzをそれぞれ無効にすることができます。ちなみに、Googleプロフィールを設定しているユーザさんは、プロフィール上でのBuzzの設定についても確認しておきましょう。
「LabsのおかげでGmailが重くなってる気がする...」という方はhttps://mail.google.com/mail/?labs=0#でLabsを無効にすることができます。
また、Gmailのヘビーユーザさんは、Gmailがダウンすると大変なことに...。非常時に備えて、ご自身のGmailへのリンクはブックマークしておくと安心ですね。また、過去記事「Gmailがダウンしたときに試すべき、6つの対処方法+1」もご覧ください。
6位. セーフサーチを設定する
Google検索の「セーフサーチ」は、アダルトコンテンツを含むページを検索結果から除外してくれる機能。これを活用すると、とくに子供さんと共有している際には安心ですね。
この「セーフサーチ」ではフィルタリングの強度によって、テキストも画像もフィルタリングする「フィルタリング(強)」、画像のみフィルタリングする「フィルタリング(中)」、「検索結果をフィルタリングしない」の3段階に分けて設定できます。設定方法は、Google検索の画面から右上の「設定」>「検索設定」をクリックし、中ほどの「セーフサーチフィルタリング」で選択したいものにチェックをつければOKです。
せっかくの設定を変更されないようにロックする方法としては、Google検索の画面右上の「設定」>「検索設定」の「表示言語の設定」で「英語」を選択し、検索画面に戻って右上の「Settings」>「Search Setting」をクリック。「SafeSearch Filtering」の「Lock SafeSearch」をクリックしたのち、Gmailのパスワードを入力してログインしましょう。さらに次の画面で「Lock SafeSearch」をクリックすればロック設定が完了します。詳しくは、ライフハッカーアーカイブ記事「Google画像検索でセーフサーチを常にON&ロックする方法」もご参照ください。
5位. Google SMSを活用する(日本未対応)
残念ながら日本では未対応ですが、Google SMSは、検索キーワードなどを入力したテキストメッセージをGoogleに送信すると、その検索結果を返信してくれるというもの。米国などこのサービス展開している地域で、インターネット接続していないスマートフォンから位置情報を組み込んだ検索結果をゲットするときに、便利なサービスです。お店やサービスの名前など調べたい情報(例:「starbucks」、「Japanese restaurant」)に続けて、郵便番号(例:98112)もしくは都市と州(seattle wa)を入力し、「46645」(GOOGL)に送信すればOK。設定した地域における検索結果の情報を返信メッセージで送ってくれます。このテーマについては、米Lifehacker記事「Get More from Google SMS by Setting a Default Location(デフォルト位置情報を設定し、Google SMSを活用する方法)」で詳しくどうぞ。
4位. Googleアプリを連携させる
メールをGoogleタスクに組み込んだり、Googleカレンダーに表示させる、使用頻度の高いGoogleアプリをiGoogleにまとめるなど、Googleの各種アプリを連携させると、効率的に活用することができます。このほか、Googleアプリを組み合わせるコツとしては、Ginaのとっておき「GTD力を強化する、Googleアプリの便利な組み合わせ7パターン」をご覧ください。
3位. 検索履歴を「ウェブ履歴」で管理する
Googleにログインすると履歴が何ヶ月も残っていることがありますが、ログインしていなくても、Googleはあなたの検索履歴を追っかけているかも...。Googleのウェブ履歴で検索履歴を管理することができます。google.com/historyの左メニュー「アイテムを削除」をクリックすれば、削除したいものだけ選択することもできますし、メニューバーの「すべてのウェブ履歴をクリア」をクリックすることで全ての履歴を削除することもできます。また、ログアウトした状態でGoogle検索を実行すると、右上に「ウェブ履歴」というリンクが表示され、ここをクリックすると、「検索内容に基づくカスタマイズ」の有効・無効が設定できますよ。
2位. Googleアプリのデータのバックアップをとる
Googleのヘビーユーザさんにとって、Googleアプリのデータのバックアップをとっておくことは、もはやリスクマネジメントの基本ですね。Google技術者が運営している「Data Liberation Front」では、Google DocsやGmailなどGoogleアプリについて、データのバックアップ方法を紹介しています。また、Gina直伝のオンラインサービスのバックアップ術については、ライフハッカーアーカイブ記事「Gmail・Flickr・Twitterなど、主なオンラインサービスをバックアップする方法」もあわせてどうぞ。
1位. Buzzからの個人情報漏洩に気をつける
Gmailの全ユーザを対象にリリースされたGoogle Buzz。オンオフ設定がしやすくなるなど、いくつか改善点はみられますが、Gmailと連動しているだけに、ともすると、Buzzを通じて、あなたの受信トレイの様子が世界中に漏れてしまっているかも。プライバシーの保護には注意する必要があります。Googleプロフィールの画面では、Buzzのフォロー情報の公開がデフォルトの設定になっているので、非公開にしたい場合はGoogleプロフィールの編集画面で「自分がフォローしているユーザーや自分をフォローしているユーザーのリストを表示する」のチェックを外すようにしましょう。
おまけ. 検索設定画面にショートカットで移動する
Google検索の「検索設定」画面を頻繁に使う人は、こちらのページをクリックすれば直接この画面に移動することができるそうです。あわせて活用くださいね。
仕事ユースでもプライベートユースでも、フルに活用できるGoogleサービスの数々。これらの設定を適宜利用し、ご自身にとって使いやすいGoogleに仕立てみましょう。
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)