2009年12月5日土曜日

黄金分割比利用、振動板までタマゴ型のスピーカー登場


卵型スピーカーは昔からありふれていたが、スピーカーの振動板まで卵型の筐体に合わせたのは記憶にない。以前からあるものは普通の丸型スピーカーを玉子の形の入れものにはめてSPネットを曲面に合わせただけだった。
これはなんとなく共振が少なそうで音が良さそうな気がしてくる。
メーカーもこの機種も聴いたことが無いので、「気がする」というだけで根拠も何もないが。
ただ30万超とはねえ…

ビフレステック、タマゴ型スピーカー「D'Egg」
-“黄金比”を採用。クリスタルガラスモデルも

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091204_333427.html

クリスタルガラスを採用した「TGA-2R1」

12月3日発売

標準価格:105,000~315,000円(ペア)

ビフレステック株式会社は、理想の音響特性を追求したというタマゴ型スピーカー「D’Egg」を3日より発売した。同社ホームページで販売する。
TGA-1W1 TGA-1B1

プラスチック素材のキャビネットを採用した「TGA-1W1」(きなり)、「TGA-1B1」(ブラック)と、クリスタルガラスキャビネットを採用した「TGA-2R1」が用意される。価格(ペア)はプラスチックキャビネットが105,000円、クリスタルガラスが315,000円。

黄金比(1:0.618:0.382)を用いて、製作したというタマゴ型スピーカー。±120度以上の広い指向特性を有しているほか、キャビネット形状と同じ曲率の振動板(ユニット口径9cm相当)を開発することで、その定在波や付帯音の発生を低減させることに成功。キャビネット自体の形状から高い剛性を有しているため、「ピュアで自然な音の再生が実現できる」とする。

また、通常のスピーカーでは、コーンのエッジによる音の反射やキャビネット内部での共振音などで、耳に届く時間にズレができてしまうが、タマゴガタスピーカーでは、振動板形状にくぼみがなく、ユニットとキャビネットもスムーズな曲面となっているため、ズレのない時間精度に優れた再生音を実現できるという。

再生周波数帯域は70Hz~20kHz、音圧レベルは80dB/w/m、定格インピーダンスは4Ω。許容入力は定格15W、最大30W。

プラスチックキャビネットの「TGA-1W1」、「TGA-1B1」の外形寸法は140×140×220mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1kgで、スタンド利用時は約1.3kg。

クリスタルガラスの「TGA-2R1」は、赤のガラスを採用し、半透明で中の構造が確認できる。外形寸法は、140×140×235mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.6kg(スタンド利用時)。

□ビフレステックのホームページ
http://www.bifrostec.co.jp/
□製品情報
http://www.bifrostec.co.jp/degg/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081003/ceatec14.htm


(2009年 12月 4日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]