日本人になりたい「安全な中国食品を食べられるから」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1224&f=national_1224_026.shtml【社会ニュース】 V 2009/12/24(木) 19:41
中国人ブロガーの東皇秀石氏が自らのブログに「日本人になりたい」と題する文章を掲載した。ブロガーは冒頭で、非難しないでほしいと語りながらも、「そう思わずにはいられない苦しい心のうちがある」と語った。
ブロガーは近ごろ、「中国から日本へ輸出される食品は非常に安全で、合格率は限りなく100%に近い」というメディアの報道を目にしたそうで、これによって日本人になりたいという思いが芽生えたという。
続けてブロガーは、「中国人の皆さん、あなたは中国で販売されている食品が安全だと思うか?」と問いかけ、中国の食材は農薬や人工ホルモン、添加物にまみれているばかりか、生産から加工、包装、販売にいたる過程のすべてにおいて「不安全」だと語り、自国の食品の安全性に対して警鐘(けいしょう)を鳴らした。
中国では水道水に水銀や亜鉛などの重金属が含まれていても合格となり、小麦粉にどれほどの添加剤が加えられていても合格となるが、これは中国の検査ではそのように規定されており、「水道水に対する重金属の割合」や「小麦粉に対する添加剤の割合」に対する規定が存在しないからだ。
続けてブロガーは、日本の食品検査基準はかなり厳格であり、中国食品がその基準に合格している現実は、中国人にとって誇りに思うべきことであり、中国の日本に対する友好は心からのものだと皮肉を語った。さらに、中国の庶民たちは長年、『不合格』の食品と水を摂取し続けているためにガンの発生率は非常に高いと指摘し、いつか日本人になって安くて安全な中国食品をおなかいっぱいに食べてみたいと綴った。(編集担当:畠山栄)