2010年1月5日火曜日

「『ゴミ同然』クレバリー福袋」報道され始める。応対なども

クレバリー、三月兎2010年福袋の中身-ひどすぎて大不評・怒りの声 2010年1月4日月曜日
クレバリーの評判急落-悪化が止まる気配なし 2010年1月5日火曜日

【参照】
・パソコンショップクレバリー (clevery_eshop) on Twitter
https://twitter.com/clevery_eshop

こんな福袋いらねぇ~! 毎年恒例のクレバリー福袋が酷すぎる

http://rocketnews24.com/?p=22079

2010年1月5日

秋葉原で有名なパソコン関連ショップ『クレバリー』を知っていますか? この店は毎年福袋として『不幸箱』を販売しているんです。明確には『不幸箱』なので「福な商品」ではないのですが、福袋と同じ位置付けで販売している商品です。

どうして『不幸箱』なんて名前なのか? それは、店や倉庫に転がっていたジャンク品や絶対に売れない不人気商品をかき集めて詰め込んだ福袋(?)だからです。いらない品物ばかり詰め込んでいるのですから、さすがに福袋とは呼べませんね。

2009年の年末、『クレバリー』は2010年用の『不幸箱』を販売しました。しかも前年より不幸度がパワーアップしたため、『不況箱』と名称を変更しての登場です。この『不況箱』の購入には事前予約が必要で、購入した人の家に2010年の元日に届くようになっています。

そして元日、続々と購入者の家に『不況箱』が届きました。もちろん、『不況箱』ですから購入者は中身をあてにしていなかったとは思いますが、それでもあまりに中身が酷いため、ショックを受ける人たちが続出するという事態に発展したのです。前年までの『不幸箱』や福袋も含めていくつか例をあげますと……。

・例1
LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、LANケーブル、鉄板、鉄板、鉄板、鉄板、鉄板、マウス。

・例2
アンパンマンのオモチャ、男の右脳ドリル、使える男の英会話、機動戦士Zガンダム・タイピングゲーム、おサイフケータイスキミングブロックほか。

・例3
アンパンマンのオモチャ、512メガのマイクロSDカード、ゴム靴、機動戦士Zガンダム・タイピングゲームほか。

・例4
アンパンマンのオモチャ、『goo』IDメモリー、能力を高めるIQ診断、おサイフケータイスキミングブロックほか。

・例5
アンパンマンのオモチャ、『Skype』スターターキット、『ディノクライシス』、おサイフケータイスキミングブロック、ヘッドフォンほか。

あまりに酷い内容ですが、今回は当たりの品物も入っていたようで、高額なパソコン機器が入っていた人もいたようです。しかし、福袋として売っているのにまったく得した気分になれない福袋もありますし、最初から期待しないで買える福袋があるのは面白いし、むしろ良心的ですよね。

【萌えよ!炎上キャッチャー】「電話しても誰も出ませんよー」にユーザー激怒。価格.com評価炎上も。まさに”不況箱”。「不幸箱in2009」

http://japan.techinsight.jp/2010/01/kitashima201001050800.html

2010年1月5日 11:15

2009年12月22日21時に200個限定で予約受付が開始されたクレバリーの不況箱(不幸箱in2009)。予約開始と共にアクセスが殺到しサーバーがダウンするなどユーザーの注目度の高さをうかがわせたこのアイテムだが、この箱が原因で正にクレバリーが不況に追い込まれそうな気配なのだ。

中身の実売価格が購入金額(送料+代引き手数料込みで3,000円程度)に満たないのは、ユーザーを残念な気持ちに陥らせるための”不況(幸)箱”ゆえ仕方がないだろう。自社サイトでも「ゴミ、ジャンク品の詰め合わせ」としているので、何が入っていても文句を言うなというのもわかる。しかし、様々なネットメディアや自社サイトやtwitterで「事前予約によるご注文のみ」「200個限定」「アタリの商品を着々と準備中」等と煽るだけ煽っておいて、実は一号店の初売りで購入可能であることが明かされる、予約数を増やす、などなどクレバリーの商魂たくましい姿勢がユーザーの逆鱗に触れたようだ。

更に火に油を注いでいるカタチになっているのがショップ公式のtwitterでの呟き。恐らく担当者側は深い意図も無く普段のノリで呟いているのだろうが、そこは文字のみで伝えることの難しさ。予約開始時間前後には「繋がらないってクレームの電話しても誰もでませんよー」など箱予約でピリピリしていたユーザーを嘲笑していると捉えられても仕方のない発言もチラホラと目に付く。実際、ネット上では「twitterでの店員の発言が非常に不快」「今回の一番の問題点」という声が大きい。

それらが引き金となり、価格.comでのユーザーレビュー評価欄は炎上、2ちゃんねるでは「クレバリー福袋詐欺被害者の会」というスレッドが立つなど祭り状態に。今までリピートしていたユーザーにも、今回の”不況(幸)箱”を機に「二度とこの店は使わない」とコメントされてしまうなど”不況(幸)箱”が自社を不況に追い込むのではと懸念されるこの状況、クレバリーは如何にして打開するのだろうか?
(TechinsightJapan編集部 北島要子)