2010年1月6日水曜日

オペラ創業者でずっとCEOだったテッツナー氏が退任

"最速"ブラウザGoogle Chromeを抜き去ったバージョンを開発し、ユーザー待望となっていたOpera社だったが新バージョンのリリースではなく創業者/CEOの退任という事実が話題になることとなった。
一応<もう少し>でリリースできる(だろう)ところまで来ていたと思われるのにブラウザというより会社はどうなってしまうのだろうか?

Opera、"7倍早い"「Opera 10.5」のプレα版リリース

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0912/25/news020.html

新JavaScriptエンジン「Carakan」、新グラフィックエンジン「Vega」、レンダリングエンジン「Opera Presto 2.5」を実装した将来版Operaは、現行のバージョン10.10より7倍速いという。

Opera、Chromeを抜いて世界最速のブラウザへ

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/25/025/
2009/12/25

Opera Softwareは22日(ノルウェー時間)、事前のアナウンスどおり開発最新版となるOpera 10.5 pre-alphaを公開した。10.5 pre-alphaでは3つのライブラリが新しいものへ置き換わっている。JavaScriptエンジンをFutharkからCarakan (チャラカン)へ変更、CSS3対応を追加したPresto 2.5レンダリングエンジン、新しいグラフィックライブラリVegaの投入だ。

2009年12月24日 17:10

Opera からのクリスマスプレゼントは「Opera 10.5」プレα

http://japan.internet.com/linuxtoday/20091224/4.html

他人の PC で自分の Web メールを読んだりしても履歴が残らない、プライベートブラウジング機能も搭載した。

Opera、創業時からのCEO Tetzchner氏が退任 - 新CEOに前CCOのBoilesen氏

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/05/052/index.html

2010/01/05

Opera CEO
新CEOに就任するLars Boilesen氏

ノルウェーのOpera Softwareは1月5日(現地時間)、同社の創業以来、15年近くCEOを務めていたJon S. von Tetzchner氏が同職を退任することを発表した。新CEOには、CCO(Chief Commercial Officer)という立場でTetzchner氏をサポートしてきたLars Boilesen氏が就任する。

Boilesen氏は、2000年から2005年にかけて同社セールス部門の上級副社長として活躍。デスクトップブラウザであったOperaを幅広いデバイスに対応させるのに一役買い、同社の売り上げ拡大の原動力となった。

創業来CEOを務めてきたJon S. von Tetzchner氏

その後、Opera Software 取締役会 副会長の肩書を持ちながら、2005年に仏Alcatel-Lucentの北欧およびバルト海地域のCEOに就任。2009年1月にCCOとしてOperaに再入社し、Tetzchner氏の右腕として同社の成長に貢献した。

CEOを退任するTetzchner氏は、同社に留まり、戦略を実務に落とし込む業務にフォーカスして活動を続ける。Operaによると、Tetzchner氏の新たな業務は、本人が以前から集中してやりたいと考えてきたものの、なかなか踏み切れずにいた部分であり、年が改まったのを契機に立場を変えて実行に移すことにしたという。

Opera SoftwareのCEOが交代
CCOのボイルセン氏がCEOに昇格

http://codezine.jp/article/detail/4793

CodeZine編集部 [著] 2010/01/05 19:37

 ノルウェーのOpera Softwareは5日、CEOの交代をアナウンスした。新CEOには、これまでCCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)として全世界の営業とマーケティングを統括していたラース・ボイルセン(Lars Boilesen)氏が5日付で昇格した。

 創業者兼CEOであったヨン・フォン・テッツナー(Jon S. von Tetzchner)氏もOperaにとどまり、Operaの戦略を実践に落とし込む業務にフォーカスするとしている。リリースによると、テッツナー氏は「ずっと考えてはいたが、なかなかきっかけがなかった。年が変わったのでこの機会に自分の役割を変えることにした」としている。

 ボイルセン氏は42歳で、Tandberg Dataでの北ヨーロッパとアジア太平洋市場の責任者や、Lego Groupでのヨーロッパ市場の営業・マーケティングマネージャーを経て、1995年の設立時からOperaに参加。2000年から2005年にはセールス部門の上級副社長を務め、2005年、Alcatel-Lucentの北欧およびバルト海地域のCEOに就任した。2009年1月にCCOとしてOperaに再入社している。

 リリースの詳細は公式サイトを参照のこと。

【関連リンク】
・Opera プレスリリース
http://www.opera.com/press/releases/2010/01/05/
・役員紹介
http://www.opera.com/company/executive/