映画アバター、すごく良かった。
3Dのほうを見たが最初、30分か1時間くらいは違和感があった。自分はアレルギーがひどくなっているのでちょっと見切れないかも?と思ってかなり危惧しながら見ていたが映画がおもしろくて忘れてしまった。
3D立体映像というとディズニーランドのアトラクションムービーのマイケルジャクソンを思い浮かべるが飛び出てビックリな映像ではなく、手前と手前の奥には奥側があるというあたりまえな空間感があってよかった。
TOHOシネマズのXpanD方式の3D方式だった。
http://hlo.tohotheater.jp/layout/imgdtl.html#3d
全方式の3D立体映像を制覇したブログ
『アバター』3D全方式完全制覇レビュー:It's a ...:So-net blog
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15
こちらのブログではメガネがとにかく重いことと、ずり落ちて両手で支えないと見られないほどひどいものだったようですが全くそういうことはなかったです。写真で見る限り同じものと思いますが、アレルギーですぐ頭痛がする自分でも重さが苦痛になるわけでもなく、またメガネの柄の後ろに付いている紐をひもタイ(ひも状のネクタイ。首の輪っかの部分に紐を軽く止める部分が付いていてそこを首の太さに合わせて持ち上げる)や、カナル型やインナーイヤーヘッドホンに付いていることが多い左右のコードをある程度の負荷をかけて束ねるゴムの留め具のようにちょっと締めるようにすれば落ちてきませんでした。
件(くだん)のブログのレビューによればXpanD方式は立体感がありゴーストが出にくく、暗いとのこと。
自分の場合、他の方式は見てない感想ですがメガネをかけると確かに暗い。掛けた時は「確かにこれじゃやだな」と思いました。しかし立体の宣伝ムービーを見たら特段暗く感じることもなく光り輝く部分はちゃんと光り輝いて見え、暗い部分が黒潰れしていることもありませんでした。同じ映像を他の方式で見たら印象が違うと思いますが、それだけ見れば家庭のテレビよりはるかにきれいです。
自分はもしかすると3Dは向いていないかもしれません。最初のうち30分か1時間くらい、目がチカチカして違和感があるのと3D立体映像そのものがなじめませんでした。3Dのほうを選んだのは失敗したかな?と思いつつ、姿勢を変えたり眼鏡の位置を変えたりいろいろ試してみましたがめがねの位置を変えると少し変わりますがほとんど同じようなもので『3時間近くは無理かも?』と思っていました。
3Dは苦手なのかときどき3Dが破たんして立体的に見えずブレて見える部分があったり、ブレていないけれどどこに位置しているのか全くわからないものが極たまにとは言えない程度 、ある程度ありました。ただ、画面全体の立体感が無くなる状態には一度もなりませんでした。
一緒に行った人に聞いたら最初から3時間後の最後まで目が疲れたり 、3Dの立体映像に違和感を感じたことはまったくなかったそうで人によるかもしれません。
そんな自分でしたが話に引き込まれ途中からは話に入り込めました。
もう少し立体映像について書くと、ディズニーのマイケル映画のようにはっきり意識させてこちらに飛び出してくる描写は銃だったと思いますが撃つときの一度だけでした。
それ以外は手前にあるから手前側やこちら側にあるという描写でした。
意外だったのは大自然や戦闘機の大編成部隊を俯瞰するシーンで一番立体感や奥行き感、雄大感が表れそうですが、そこは何とも思いませんでした。普通の映画と全く区別がつかなかったです。一対比較で見比べれば違いがあるのかもしれませんが巨大戦闘機も大自然の峰々も別に平板というか普通の映画でした。
山など登って見る景色は立体感も広さや雄大感もものすごいですがあまり広大なものを映すとそこだけ旧来の映画と同じになります。
立体感を感じさせるためか手前に戦闘機が割り込んだり、森を歩くときにこちら側にシダ植物 が入ってたりすると平坦な風景も違って見えますが、大自然を映したり大編成で巨大空母もある部隊を遠くから写してもいつもと同じ描写になるというのは課題なのかもしれません。いつもいつもどんなシーンでもこちら側に手があったり植物や銃があったら変ですし。
XpanDは方式の中で暗いほうに入るらしいですがそれでも描かれた植物の綺麗さにはため息が出ました。
本当にきれい。
今まで見たどの映画の幻想的な美しい映像も色あせて見えるほど。あまりに綺麗でため息ばかり。ため息を止めようと意識してもとめられない美しさ。「夢なら覚めないで」と映画を見て思ったのは初めてです。
ストーリー的には主人公の地球での冴えない、今の日本の状況のようなはっきり言えば暗くつらい現実と、それだけではなく夢のある未来も絶対ない現実的な生活がもっと描かれていれば良かった。そのほうが主人公に感情移入しやすいし。回想だけでは本当にいる人のような感覚になりにくいです。
パッと主人公の役者さんが来て、話を進めるのに必要な他の役者さんもたくさん急にいっぺんに出てきて始まり、という感じで初期はなじめませんでした。
現実の生活というのはその人の能力以上のものにならないというのが大人になれば特に実感として身にしみてきますが、主人公ももうその年代で、だからこそ夢のような現実、そして実際には障害のある身体が、ある程度は夢の中で、でも願望が現実になっているというのが対比していればよりのめり込めたように思います。夢とも現実ともつかない、夢現(ゆめうつつ)とも言えない不可思議な状態。現実化しているような、でも夢の中でもない状況。
あと一点、
現地の生物と人間が分かりあえて手と手を取り合い協力出来るエンディングだったら良かったな♪
すいませんねえ、ベタな感覚で。
映画のプロでも芸術家でも何でもないんで。
オーディオ的には贅沢な環境で多くの機種を聴いているせいでもっとこうだったらと思うところもありましたが、普通の映画館より全然良かったです。
ああ、しかし最高っていうIMAX3Dで見たい、ぜひ見たい!見たいな~。
この映画、自分が見た中で一番おもしろかったです。
ロード・オブ・ザ・リングは良く考えられてるとつくづく感心しましたがちょっと暗いですよね。
その点これはわくわくしてもっと見たい、また見たいって気にさせてれる。
これを書いていていてOperaブラウザが落ちまくった。文字確定でエンターキーを押すとクラッシュ、何もしなくてもクラッシュ、文章が自動保存されるとクラッシュ、文字入力中に落ちる、文章保存するとIME(日本語入力)が初期化される、と散々だった。
あんまり頭来たんで意地になってオペラで入力して『クラッシュ報告』を全回送っておいた。
あのね、 ユーザーは無料で使えるベーターテスターじゃないの。文字入力すると一文字目でも落ちるようなものをわからないままリリースすんじゃないの。英語では落ちないかもしれないが日本語入力でブログを書いていると落ちるようなすぐわかることをそのまま安定版として世に出さないで頂戴。
映画の感想も散々文章が変わってしまった。保存するたび、いやそれどころか入力枠以外をクリックするたび日本語入力を無効にしないでもらいたい。クソの中のクソだ。